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vol.1|マンハイム|ハイデルベルク|シュパイヤー| vol.2|ブルッフザール|カールスルーエ|バーデン・バーデン|
ドイツ南西部、フランスとの国境沿い、ライン川の東側に広がるのがバーデン地方だ。プファルツ伯の居城があったハイデルベルク、マンハイム、バーデン大公国の都カールスルーエ、温泉保養地として知られるバーデン・バーデンなど、この地方にはドイツを代表する魅力的な観光地が点在している。カイザースラウテルン、フランクフルト、シュツットガルトといった近郊のW杯会場都市からもアクセスしやすい。試合がない日のエクスカーション先としてぜひオススメの観光エリアだ。
まず、このページではvol.1として北部のマンハイム、ハイデルベルク、シュパイヤーを紹介。南部のブルッフザール、カールスルーエ、バーデン・バーデンはvol.2で紹介する。
人口32万人以上、バーデン・ヴュルテンブルク州ではシュツットガルトに次ぐ第2の都市であるマンハイム。ライン川流域の工業都市として、隣接するルートヴィクスハーフェンとともに発展。ラインラント・プファルツ州とヘッセン州の州境、ライン川とネッカー川に挟まれた特殊なエリアに位置する。観光の面では、ドイツ鉄道の交通の要所として有名。ドイツの多くの都市へICEにてダイレクトでアクセスできる他、フランス、スイス、イタリアなどへ向かう国際列車も通っている。また、フランクフルト空港に近いのも観光客には魅力的。フランクフルト空港駅までIC利用でわずか1駅、約30分でアクセスできる。
W杯会場の一つであるカイザースラウテルンへ向かう列車が通る町でもある。カイザースラウテルンまではマンハイムからSバーンだと約1時間。REなどの急行・特急を利用すれば約45分。また、フランクフルト中央駅まではICE利用で約40分。フランクフルトのスタジアムへ行く場合は中央駅へ出るのではなく、フランクフルト空港駅でS8線に乗り換えるのが便利。この他、シュツットガルトへもICE利用なら最短35分でアクセスできる。
マンハイム中央駅から北東方向へのびるカイザーリンク。中央の建物が中央駅。
町のシンボル、給水塔(Wasserturm)
 
マルクト広場にて |
マンハイムの特徴は、中心部が京都のように「碁盤の目」状になっていること。エリア内の住所表記は、縦軸をアルファベット、横軸を番号で示している。例えば、市庁舎があるのは「E5」といった具合だ。
中央駅は「碁盤の目」状の中心部の外側、南東方向に位置している。中心部のパラーデ広場までは約1km。町の中心までは給水塔経由で歩いてもよいし、頻繁に往来する市電を利用してもよい。
東側にある給水塔は町のシンボル。前の広場では様々なイベントが行われる。W杯期間中も、「WMパーク・マンハイム」というお祭りイベントを夜遅くまで開催する予定。
町の中心といえる広場は、「O1」に位置するパラーデ広場。もしくは、「G1」のマルクト広場。この両広場の周辺はショッピングエリアになっており、多くの買い物客が訪れる。
また、パラーデ広場の東側、「O4」「N5」あたりにある「エンゲルホルン(Engelhorn)」の複数の店舗では、様々なファッションブランドを取り扱っている。この周辺もオススメ買い物スポットだ。
マンハイムの観光スポットの1つ、選帝侯宮殿は町の南西側に位置する。パラーデ広場からまっすぐのびる、クルプファルツ通り(Kurpfaltzstr.)の先だ。
18世紀にハイデルベルクからマンハイムへプファルツ伯の居城が移された際に造られたバロック様式の建物。現在はマンハイム大学のキャンパスとして利用されている。
(参照リンク) マンハイム市ホームページ http://www.mannheim.de/
(参照リンク) エンゲルホルン(Engelhorn)ホームページ http://www.engelhorn.de/
選帝侯宮殿(マンハイム大学キャンパス内)

マンハイムから列車で約10分のところにあるハイデルベルク。ネッカー川のほとりにある赤レンガ色の町並み、ドイツの中でも観光地として大人気のスポットだ。
町の中心部と中央駅とが約2km近く離れているのに注意。中央駅に着いたら、観光エリアへの玄関口となるビスマルク広場まで市電を利用してアクセスしよう。
赤レンガ色を基調としたハイデルベルクの町並み
ビスマルク広場からハウプト通りを真っ直ぐ歩いていけば、主な観光スポットを見て回ることができる。プファルツ選帝侯博物館、ハイデルベルク大学の学生牢、聖霊教会・マルクト広場、そしてハイデルベルク城の順番だ。
ハイデルベルク城は13世紀以降、マンハイムへ移る1720年まで、プファルツ伯の居城として利用された城。各時代の建築様式が混在している。このハイデルベルク城と、ドイツ最古の歴史を持つハイデルベルク大学(1386年創立)が、ハイデルベルクのシンボル的存在となっており、世界中から来る観光客を迎えている。
(参照リンク) ハイデルベルク市ホームページ http://www.heidelberg.de/
(参照リンク) ハイデルベルク観光案内所 http://www.cvb-heidelberg.de/
(参照リンク) ハイデルベルク大学(大学博物館、学生牢) http://www.uni-heidelberg.de/univ/museen/
(参照リンク) ハイデルベルク城 http://www.heidelberg-schloss.de/
ハイデルベルク城
シュパイヤーは、ライン川の左岸、ラインラント・プファルツ州に位置する都市であり、厳密にはバーデン地方に属していない。しかし、マンハイム、ハイデルベルクなどの周辺の観光地とセットで回るべき観光スポットなので、ここで取り上げることにする。シュパイヤー最大の観光スポットであるシュパイヤー大聖堂は世界遺産に登録されているにもかかわらず、日本ではシュパイヤーの知名度はあまり高くない。しかし、大聖堂を中心に見どころの多い観光スポットなのでぜひ訪ねてみたい。
シュパイヤーの町並み。奥に見えるのがシュパイヤー大聖堂。
 
シュパイヤーの中心街
シュパイヤーまでのアクセスは、マンハイムからSバーン利用で約25分。同じラインラント・プファルツ州に属するカイザースラウテルンからだと、Sバーンで約1時間。このほか、フランクフルトやシュツットガルトからだと、どちらもICEでマンハイムまで行き、そこからSバーンに乗り換える方法で約1時間5分。
町の見どころは何といってもシュパイヤー大聖堂。ユネスコの世界遺産に登録されている歴史的建造物だ。1030年から建設が始まった大聖堂は、ロマネスク様式の建築。その後、シュパイヤーは宗教改革の舞台に。1520年代に宗教改革の議論が起きた際、ここで帝国議会が開かれたのである。
(参照リンク) シュパイヤー市ホームページ http://www.speyer.de/
(参照リンク) シュパイヤー観光案内所 http://www.speyer.de/de/tourist/
(参照リンク) シュパイヤー大聖堂 http://www.dom-speyer.de/
(参照リンク) シュパイヤー大聖堂音楽コンサート http://www.dommusik-speyer.de/
引き続き、vol.2では南部のブルッフザール、カールスルーエ、バーデン・バーデンを紹介する。
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最終更新日: 2006年06月09日

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