「ドイツ・ワールドカップ」テレビ&現地観戦サイト:wm2006.euronavi.net

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カイザースラウテルン・フリッツ・ヴァルタースタジアム(フリッツ・ワルタースタジアム)(2006年ドイツ・ワールドカップ会場)

 フリッツ・ヴァルター・シュタディオン

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ラウテルン案内
 ラインラント・プファルツ州の片田舎、けっして観光地とは思えない小さな町。それがカイザースラウテルン。とはいえ、大学町なので若者も多く活気はそこそこある。そして、なんといってもこの町には強豪サッカークラブがある。そう、1.FCカイザースラウテルン。1900年に創設された地元の名門クラブは、ブンデスリーガがプロ化される前の1951年と1953年に全国選手権を制する実績を持つ。その時、チームの柱として活躍したのが、地元の英雄ヴァルター兄弟。特に兄のフリッツ・ヴァルターはドイツ代表主将として、1954年のW杯スイス大会で西ドイツ代表を優勝に導いた。
 彼の名を冠し、ベッツェンベルクの丘に要塞の如くそびえ立つのが、ラウテルンのホームスタジアムであるフリッツ・ヴァルター・シュタディオンだ。集まるサポーターはチームカラーの赤を身にまとい、赤鬼(ローテン・トイフル)の異名を持つ。プロ化したブンデスリーガにおいて、彼らが歓喜の雄叫びをあげたのは、1990年ドイツ杯での優勝時。翌90/91シーズンはリーグ制覇を成し遂げた。しかし、その後、95/96シーズンにリーグ16位成績で2部降格を経験。圧巻はそこから。EURO2004ではギリシャ代表を優勝に導いた名将オットー・レーハーゲル氏の下、2部リーグ優勝で僅か1シーズンにて1部復帰。さらに、復帰後最初のシーズンとなった97/98シーズンにリーグ優勝を達成してしまったのだ。
 さて、2006年W杯ドイツ大会ではラインラント・プファルツ州の中で唯一会場として選ばれた。交通アクセスはあまり良いとはいえず、観光スポットにも乏しい。しかもスタジアムも決して大きくない。それでも、誇れるのは、このスタジアム。サッカー専用の箱型スタジアムはピッチとの距離も近く、臨場感抜群。観戦するにはもってこいの環境である。
 さらに、カイザースラウテルンは親日の町としても有名。東京都文京区と姉妹都市関係にあり、町の観光スポットの一つとして、日本庭園がある。日本代表がオーストラリアと戦う際には、町の人も応援してくれるかも。町のドイツ人も巻き込んで、日本代表はこのラウテルンでの初戦を勝利で飾りたい。ふだんは真っ赤に染まるベッツェンベルクの丘をブルー一色に染め上げよう。

※蛇足だが、カイザースラウテルンをカイザース(Kaisers?)などと略すことが日本ではしばしば見られる。しかもマスコミとかでも平気で使われることがある。だが、これはドイツ語かじっている人にはかなり違和感を覚える言い方だったりする。長い地名であることはドイツでもかわりなく、現地ではもっぱら前を省略してLauternと略される。

(参照リンク) [フォーラム関連ツリー] 【会場別】フランクフルト、カイザースラウテルンほか【情報交換・オフ専用】

(参照リンク) カイザースラウテルン市ホームページ http://www.kaiserslautern.de/
(参照リンク) カイザースラウテルン市W杯特集サイト http://www.kaiserslautern.de/wm2006/
(参照リンク) ラインラント・プファルツ州W杯特集サイト(balabce2006) http://www.ballance2006-rlp.de/
(参照リンク) カイザースラウテルン観光案内所 http://www.kaiserslautern.de/tourismus/



今日の天気


明日の天気

※お天気ドイツ語基礎知識
sonnig、klar (晴れ)
leicht bewölkt(やや曇り)
wolkig (時々曇り)
bedeckt (曇り)
Nebel (濃霧)
Spruhregen (霧雨)
Schauer (にわか雨)
Regen (雨)
Gewitter (雷)
Schnee (雪)

 鉄道でカイザースラウテルンへ行くと、カイザースラウテルン駅の背後に、この町を見下ろすような形で小高い丘が見える。このベッツェンベルクの丘に、まるで要塞の如く存在するのがフリッツ・ヴァルター・シュタディオンである。赤鬼の愛称で知られる、1.FCカイザースラウテルンとその熱狂的なサポーターが集う、このスタジアムは、典型的な箱型サッカー専用スタジアムで、ピッチと客席との距離も近く、ひじょうに観戦しやすいスタジアムである。また、このスタジアムのオススメはなんといっても、メインスタンド側から見える市内の大パノラマだ。ベッツェンベルクの丘の上にあるため、ここから眺める市内を一望できる景色は圧巻である。
 このスタジアムが完成したのは1920年と古く、地元クラブ1.FCカイザースラウテルンのホームスタジアムとして親しまれてきたが、国際舞台との縁は少ない。ドイツ代表の試合がこの地で行われたのは88年以降の5回だけである。それでも、2006年ドイツW杯では、臨場感あふれるサッカー専用スタジアムとして同スタジアムが12会場の一つに選ばれた。しかし、W杯会場に決定された後、地元クラブ1.FCカイザースラウテルンの財務状態が悪化、改築工事にも影響が出るのではと懸念がささやかれた。それでも2002年から開始された工事は続けられ、目下W杯に向けた準備が着々と進んでいる。

 フリッツ・ヴァルター・シュタディオン

収容人数: 41,170人、座席数: 41,513席
販売座席数: グループリーグ: 37,084席、決勝トーナメント1回戦: 36,392席

完成年: 1920年
改築年: 2005年(2002年工事開始)

スタジアム形態: サッカー専用スタジアム
ホームチーム: 1. FC カイザースラウテルン

(参照リンク) 1.FCカイザースラウテルン http://www.fck.de/

 改築費用: 4,830万EUR
 2170万EURをラインラント・プファルツ州が、770万EURをカイザースラウテルン市が拠出。残りの1,890万EURは1.FCカイザースラウテルンが負担。

[2006年W杯で開催が予定されている試合カード]
12) 2006年06月12日(月)15時 F組: オーストラリア(F3) - 日本(F4) (グループリーグ第1戦)
25) 2006年06月17日(土)21時 E組: イタリア(E1) - 米国(E3) (グループリーグ第2戦)
36) 2006年06月20日(火)21時 B組: パラグアイ(B2) - トリニダード・トバゴ(B3) (グループリーグ最終戦)
47) 2006年06月23日(金)16時 H組: サウジアラビア(H4) - スペイン(H1) (グループリーグ最終戦)
53) 2006年06月26日(月)17時 (E組1位) - (F組2位) (決勝トーナメント1回戦)


ブンデスリーガでの1.FCカイザースラウテルン主催試合の様子


ハーフタイム時などは飲食物を売るスタジアム内の店が大混雑

 フリッツ・ヴァルター・シュタディオンでは、これまで5回しか代表戦が行われていない。最近ではEURO2004直前に行われたハンガリーとの親善試合が印象的である。「ベルンの奇蹟」と呼ばれた54年W杯決勝の対ハンガリー戦から50年を記念して行われた一戦の舞台として、当時の代表キャプテンだったフリッツ・ヴァルター氏の名前を冠したこのスタジアムが選ばれたのである。ただ、試合結果は当時とは逆、ローター・マテウス氏率いるハンガリー代表が2-0でドイツに勝ってしまった。

[カイザースラウテルンでの戦後ドイツ代表(旧西ドイツ代表)戦績]
2004年06月06日 × 0 - 2 vs ハンガリー代表
2002年02月13日 ○ 7 - 1 vs イスラエル代表
2000年04月26日 △ 1 - 1 vs スイス代表
1994年12月18日 ○ 2 - 1 vs アルバニア代表(EURO96予選)
1988年04月27日 ○ 1 - 0 vs スイス代表

 徒歩可だが、駅や市内からバスで行くこともできる。中央駅の裏側にある丘の上にある要塞のような建物が、フリッツ・ワルターシュタディオン。徒歩の場合は、中央駅を出て右へ歩き、ガード下をくぐって線路を越えて反対側に出て、丘を登ることでスタジアムにたどり着くことができる。試合当日は、この周辺にはラウテルンの熱狂的なサポーターが数多くたむろしてて、ビールを飲んで盛り上がったりしている。丘の上ということで、歩いていけるといっても行きは上り坂。そんなわけで、バスを利用する人が多い。バスはぐるりと丘を一周して頂上のスタジアムにたどり着く。このバスは駅からも利用できるし、町の中心からも利用できる。蛇足だが、スタジアムから市街を一望でき、その眺めは最高。

 バス利用の場合は、2系統Betzenberg方面行きを利用することになるが、グルグルと遠回りしながら山を登っていくバスよりも、歩いて最短距離を目指した方が早く着く。距離にして約1キロだが、行きは上り坂なので中央駅から歩くと20分くらいかかる。


スタジアムから市内を一望できる。遠くに見える白いビルがご自慢の市庁舎だ。

(準備中)

 カイザースラウテルンへ鉄道でアクセスする際に利用することになるのが、カイザースラウテルン中央駅。中央駅って言っても、中央本線にあるような田舎の小さな駅である。カイザースラウテルンは、マンハイムと、フランス国境に近いザールブリュッケンの中間にある。ザールブリュッケン側から、例えばフランス北東部からアクセスするような場合を除いて、ほぼ例外なく、マンハイムを通ってアクセスすることになる。
 マンハイムからカイザースラウテルンまでは、値段の安いSバーンだと約1時間。鉄道パス保有者ならICE、ICやECなどを利用して約40分でアクセスできる。ICE、IC、ECは、フランクフルトなどから直通で出ているので、必ずマンハイムで乗換えが必要というわけではない。

(参照リンク) ドイツ鉄道公式サイト http://www.bahn.de/

 残念ながら、カイザースラウテルンやその周辺には空港がない。あえて挙げるとすれば、ベルリンなどと結ぶ定期便があるマンハイム空港だが利用価値は少ない。
 したがって、利用可能性のある一番近い空港といえば、フランクフルト国際空港となる。フランクフルト国際空港からアクセスする場合は、空港の遠距離線専用駅からマンハイムまでICEやIC利用で約30分、そこでラウテルン方面へ行く列車に乗り換えて、さらに約40分かかる。

 既述の通り、ラウテルンの町は小さいので観光客を受け入れられるベッド数も限られている。したがって周辺の大都市に泊まるのが現実的。日本戦のように午後キックオフの場合ならば、試合後の移動時間もある程度確保できる。
 やはり第一候補は、比較的大きな町であるマンハイムだろう。交通の要所といわれるマンハイムを拠点にすれば、フランクフルトやシュツットガルトへもアクセスしやすく、その後の移動にも都合がよい。
 また、個人的には、このマンハイムとラウテルンの中間に位置する町、シュパイヤーもお勧めだ。シュパイヤーは世界遺産にも登録されているロマネスク様式の立派な大聖堂がある観光地。地元ドイツではそこそこ有名なのに、日本のガイドブックではちゃんとページを割いて紹介されることが少ない(残念!)。ライン川沿いの綺麗な町なので、ぜひ訪ねてみよう。

(参照サイト) BOOKINGS オンラインホテル予約 http://www.bookings.net/


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 カイザースラウテルンの観光案内所は、小さな町のシンボルともいうべき近代的な巨大ビルの市庁舎内にある。ただ、駅からは離れているので、わざわざ足を運ぶのは不便かも。

Tourist Information im Rathaus (市庁舎内観光案内所)
住所: Willy-Brandt-Platz 1, 67657 Kaiserslautern
TEL: 0631 365-2317 / FAX: 0631 365-2723
営業時間: 月曜から金曜まで9時〜17時(5月から9月までは土曜日9時〜12時もオープン)

Cafe am Markt (Brauhaus am Markt)

 カイザースラウテルンを代表するビアホールである、ブラウハウス・アム・マルクト。市の中心部にあるシュティフツ広場に面した店で、隣にはカフェもあり、いろいろなスタイルで朝から晩まで楽しむことができる。確かにビアホールとして有名な店ではあるが、カフェの名前をメインに出したのには理由がある。
 このカフェは、ギリシャ代表監督のオットー・レーハーゲル氏がラウテルンの監督だった当時、行きつけだった店。そして、当時ラウテルンでプレーしていたミヒャエル・バラック選手(ドイツ代表キャプテン)は、このカフェで働いていたジモーネさんと恋仲となり、現在までに3人の子供をもうけている(籍は入れていないものの事実婚)。アム・マルクトに行けば、バラックも認める素敵なドイツ人女性に出会える!?

(参照リンク) Brauhaus am Markt http://www.brauhaus-am-markt.com/

Japanischer Garten Kaiserslautern (日本庭園)

 日本人にとって観光地かといえば疑問だが、一応書いておかないと。東京都文京区と姉妹都市であるカイザースラウテルンは親日の町。2000年には、この日本庭園がオープンした。場所は市の中心部から北側の地区。季節によって開館時間が異なるが、W杯期間中の4月から10月までは10時から19時までオープンの予定。

Japanischer Garten Kaiserslautern
住所: Lauterstr. 18, 67657 Kaiserslautern

(参照リンク) Japanischer Garten Kaiserslautern e.V. http://www.japanischergarten.de/

Fanshop Fans und Fun

 「赤鬼」がトレードマークの地元クラブ、1.FCカイザースラウテルンのオフィシャルショップ。スタジアムへ向かう道の途中にある。

住所: Bremer Str. 1-5, 67663 Kaiserslautern / 電話: 0631-316890
営業時間: 月曜から金曜まで9時30分から18時まで、土曜は9時から14時まで。
アクセス: 駅の裏側の小高い丘の上にあるスタジアムへ向かう道の途中。

バーデン地方の歩き方(マンハイム、ハイデルベルク、シュパイヤー、カールスルーエ、バーデン・バーデン他)

 ドイツ南西部、フランスとの国境沿い、ライン川の東側に広がるのがバーデン地方だ。プファルツ伯の居城があったハイデルベルク、マンハイム、バーデン大公国の都カールスルーエ、温泉保養地として知られるバーデン・バーデンなど、この地方にはドイツを代表する魅力的な観光地が点在している。カイザースラウテルン、フランクフルト、シュツットガルトといった近郊のW杯会場都市からもアクセスしやすい。試合がない日のエクスカーション先としてぜひオススメの観光エリアだ。

会場案内会場アクセス市内交通鉄道情報空港情報宿泊情報観光案内所見どころ・食べどころエクスカーション



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ヘルマン・ヘッセの故郷を訪ねて(カルプ、マウルブロン)
バーデン地方の歩き方vol.1バーデン地方の歩き方vol.2

最終更新日: 2006年06月09日


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