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ドイツ鉄道トーマスクック時刻表ジャーマンレイルパスヴェルトマイスターパス
ライゼ・ツェントルム列車の乗り方、車内での過ごし方

 イギリスから遅れること10年、1935年、ドイツ南部の主要都市ニュルンベルクにて初めて鉄道が開通した。それから約170年もの間、ドイツ鉄道は常に人々の主たる交通手段の一つとして愛されてきた。21世紀になっても、変わることなく走り続けている。
 ドイツ鉄道の魅力は、ドイツ各地を結ぶ整備された路線網、車窓に映る景色の素晴らしさ、快適な車内空間...等々。もちろん、日本に比べれば常に遅れがちのダイヤなど、問題もないわけではない。しかし、超特急ICE(インター・シティ・エクスプレス)による短時間での移動、各地の空港駅整備による飛行機から鉄道への乗り継ぎの良さ、など近年改善されてきた点も多い。今でも旅行者に不可欠な乗り物であることに異論はない。時刻表片手に、ドイツ鉄道を乗りこなそう。

 ドイツ鉄道の旅へ、いざ出発!

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ドイツ鉄道株式会社は、2006年FIFAワールドカップドイツ大会の国内スポンサーです。

 いざドイツで鉄道を利用となれば、旅のプランを考えよう。その際、必要になるのが時刻表だ。有名なのはトーマスクック時刻表Thomas Cook。ヨーロッパを鉄道で旅行する際には必携の時刻表である。移動の際には、これで時間をチェック、路線図を見て、最適なルートを探し、簡単に列車の発車時刻・到着時刻を見つけることができる。さらに駅の時刻表で再確認すればOKだ。

 ※「ト−マスクック・ヨ−ロッパ鉄道時刻表 日本語解説版」は、ダイヤモンド・ビッグ社から年4回(3、6、9、12月)発売されている。

 もっとも、ドイツ鉄道には便利なシステムがある。それがドイツ鉄道公式サイトの時刻検索システムだ。出発地と行き先を入力、時刻などを入れて検索すれば、最適なプランが提示される。さらに、ドイツ国内の路線であれば、切符の値段や途中停車駅もチェックできる。そのほか、地下鉄・市電・バスなどのローカル路線の情報もカバーしていて、バスの時間まで調べることもできる。さらに、ドイツだけでなく、欧州各地の主要路線まで検索できるのだ(ただし切符の値段は表示されない)。

 この検索システムは英語ページも利用されており、使い勝手抜群。詳しい使い方は「地球の歩き方」公式サイト内で丁寧に紹介しているので、そちらを参考に。

 (参照リンク) ドイツ鉄道時刻表検索システム(英語) http://reiseauskunft.bahn.de/bin/query.exe/en
 (参照リンク) 時刻表検索方法(by 地球の歩き方) http://www.arukikata.co.jp/eurail/img/timetable.pdf

 さて、ドイツ鉄道の路線網は全国に細かく張り巡らされているが、W杯開催都市を結ぶ主要路線は概ね、以下の通り。

無断転載禁止

 首都ベルリンからは、ハンブルク、ハノーファー、ニュルンベルク、ライプツィヒへと路線がのびている。このうち、ハノーファーは交通の要所として有名な都市。ここを経由してゲルゼンキルヒェン、ドルトムント、ケルンへとアクセスできる。また、ハノーファーで乗り換えてフランクフルトへもアクセスできるが、ベルリンからフランクフルトへは、ハノーファーへ寄らずに途中から斜めにショートカットする路線が整備されている(図では省略)。この他、ベルリンからはニュルンベルク(さらにミュンヘン)、ライプツィヒへもアクセスできる。ニュルンベルクへは一直線に路線がのびているが、旧東独地域を走るこの路線よりも、ICE専用線が整備されたフルダ経由で乗り換えていった方が所要時間が短かったりする。このあたりはドイツ鉄道の時刻表検索でいろいろ試してみよう。
 国際空港のあるフランクフルトも交通の要所。このフランクフルトからハノーファー、ハンブルクへと続くICE路線はドイツ鉄道の大動脈だ。また、カイザースラウテルン、シュツットガルトへベルリンなどからアクセスする際にも、このフランクフルトを利用することになる。フランクフルトには立派な中央駅があるが(下の写真参照)、この他に空港駅も利用価値が高い。ケルンやマンハイムからフランクフルトへアクセスする際には、中央駅まで行くよりも空港駅の方が早く着く。空港駅しか止まらない路線もある(その逆もある)。そして、フランクフルトの会場であるヴァルド・シュタディオンはこの空港駅に近いのだ。

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フランクフルト中央駅はドイツを代表する巨大な駅舎を持つ。

 旅行で複数回に渡って鉄道による移動を予定されている場合には、ジャーマンレイルパスなどの鉄道パスを利用するのが一番。これは、外国人向け(正確にはヨーロッパ、ロシア、北アフリカ非居住者)に発売されている特別パスで、ドル建てで価格が決まり、日本で旅行会社などを通じて購入することができる。ドイツ国内だけの移動を考えている場合には、ジャーマンレイルパスがあればOK。もし、隣国オランダやフランスなどへの旅行も考えているのであれば、ユーレイルパスなどを利用しよう。

 ジャーマンレイルパスは、フレキシブルタイプの鉄道パスで、4日間から10日間までの利用日数を選ぶことができる。使い始めてから1ヶ月以内が有効期間(さらに購入から半年以内に使い始める必要がある)。1ヶ月間のうち、自分の好きな日を選んで使いことができる。したがって、全く移動の予定がない日、近距離だけの移動のためパスを使うほどでもない日は、使わなければよいのだ。
 利用日数が多ければ多いほど割引率はよいのだが、だいたい大人2等で1日4000〜5000円といった価格である(価格は為替レートなどを理由に定期的に改定されます)。主要都市間の移動に関して片道だけでも、通常の切符だと以下のように費用がかかることを考えれば、かなりお得なパスである。しかも、ユース(2等)だとさらに格安で1日3000〜4000円くらいの価格である。

[参考] 通常の鉄道料金(大人2等、ICE利用)
 フランクフルト→ケルン 53.00EUR(約7400円)
 ミュンヘン→シュツットガルト 45.00EUR(約6300円)
 ベルリン→ライプツィヒ 34.00EUR(約4700円)

 なお、基本的に全ての鉄道に追加料金なしで乗ることができる。超特急ICEも乗り放題なので利用価値は高い。ただし、座席の予約が必要なICEスプリンターだけは予約代が別途かかってしまうので注意。このほか、バスや遊覧船などを割引価格で利用できるといった特典もついてくる。

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4日間用のジャーマンレイルパス(パスポート番号とサインの欄は伏してあります)

 ドイツ鉄道は、2006年FIFAワールドカップ・ドイツ大会の国内スポンサー(Official Supplier)。というわけで、2005年12月11日、ヴェルトマイスターパスWeltmeister-Passなる、W杯期間中のみ利用できる特別パスが発売された。ずばり、W杯大会期間中(2006年6月7日〜7月11日)、ジャーマンレイルパス同様にドイツ国内の全ての鉄道に乗り放題(ICEスプリンターなどの予約が必要なものは別途予約代が発生する)。しかも、毎日乗り放題。
 価格は、ずばり2等349.00EUR、1等549.00EUR。ドイツ鉄道公式サイトからオンラインで購入することができ、有効期間の前日にあたる2006年6月6日まで発売するとのこと。

 果たして、この特別パスは買いか?

 正直、少々疑問である。2等の場合、349EURといえば約48,000円。これは、ジャーマンレイルパスの中で一番高い10日間タイプのものより、約1万円高い値段だ。つまり、例えば14日以上中長距離の移動を予定していて、ジャーマンレイルパスだと、10日間+4日間を買わなきゃいけない場合に比べればお得だが、10日間以内の移動ならばジャーマンレイルパスの方が得である。開幕戦から決勝戦まで、連日移動を重ねて何試合も観戦するという猛者には頼もしいチケットだが、数試合の観戦を予定するのであれば、上述のジャーマンレイルパスで十分である。つまり、自分の応援するチームは決勝までいくから絶対必要だという人向け。まさに"ヴェルトマイスター"パス("世界王者"パス)なわけだ。

 なお、この他にドイツ鉄道ではヴェルトマイスターチケットWeltmeister-Ticketという割引チケットも用意している。これは試合観戦のために往復移動を予定している人向けのチケット。観戦する試合のチケットを提示して、その会場都市を行き先に往復チケットを割引価格で購入できる。値段は距離ごとに設定されていて、200キロまで54.00EUR、201キロから350キロまで74.00EUR、351キロ以上90.00EUR。2等のみの販売。利用価値があるかどうかは、窓口の人に相談してみよう。

 ※この3つの価格設定を見て、「ドイツ代表がW杯で優勝した年じゃねぇか!」と反応した貴方は、立派なドイツサッカー通♪

copyright Deutsche Bahn AG 鉄道パスを持っていない場合、鉄道を利用するためには、まず切符を買いに行こう。また、鉄道パスを持っていても、利用開始前にはヴァリデート(validate)をしてもらう必要がある。

 そんなわけで、行かなければいけないのが、駅の窓口。

 ドイツでは駅にライゼ・ツェントルムReiseZentrumと呼ばれるコーナーが設けられている。直訳すればトラベルセンター、いわば「緑の窓口」である。ここでは、鉄道の切符を買ったり、座席の予約をしたり、そして鉄道パスのヴァリデートをしてもらうことができる。

 ヴァリデートって何だ?

 鉄道パスを持っている人は、利用する前にまずこの窓口へ。ヴァリデートといって、鉄道パスが利用価値を持つようにスタンプをもらうのだ。このスタンプが使用開始の印。

 普通は、利用開始日にヴァリデートするのが一般的かもしれないが、例えば、フランクフルト空港に着いて、この日はフランクフルト泊。翌日以降から使いたいという場合。忘れないうちに、ヴァリデートだけ空港駅や中央駅などで済ませておくこともできる。そうすれば、実際に利用を開始する日にわざわざ駅の窓口で並ぶ手間が省けるというわけだ。ただしその際には実際の利用開始日を伝えることを忘れずに。(上の鉄道パスは管理人が利用したもの。9月13日にフランクフルト空港駅でヴァリデート、使用開始日は翌日の9月14日としてもらっている。)
 ヴァリデートの際には、スタンプ以外に、利用開始日(First Day)、利用期限(Last Day)が記入され、またパスポートの提示が求められて、そのパスポート番号が記入される。最後に、その場で自分のサインを加えて完了だ。

 次に、普通に切符を買う場合、座席の予約をする場合。

 ライゼ・ツェントルムでは基本的に英語が通じるので、英語でどこへ行きたい、どんな列車に乗りたい、何等車(1等or2等)に乗りたい、といった希望を伝えれば十分。その際、座席の予約も必要であれば、その旨を伝えよう。鉄道パス利用者が座席の予約をしたい場合は、希望の出発時刻(分かっていれば列車の番号)を伝えればよい。あと、予約の際には禁煙or喫煙の希望も申し出よう。

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駅の窓口はいつも混雑気味。時間には余裕を持って行きましょう(移動の前日までに済ませておくのも良し)。

左が出発列車用時刻表、真ん中が特急列車の編成表、右が到着列車用時刻表、2001年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止 ドイツの鉄道は車内検札なので、駅に改札口の類は一切設けられていない。駅に着いたら、とりあえず中へ。そして乗るべき列車の時刻を再確認。大きな出発案内掲示板で確認してもよいし、貼られている時刻表をチェックするのでもよい。ただし、駅で貼られている時刻表は、「出発列車用」と「到着列車用」の2種類あるので注意。見る必要があるのはもちろん「出発列車用」。

 「出発 Abfahrt」と書かれた黄色い時刻表がそれ。

 白い方は到着用(Ankunft)なのでお間違えのないように。この時刻表では出発時刻のほか、ホームの番号(Gleis)、主要停車駅への到着時刻を確認できる。

 そして、各ホームの掲示板では、これらの時刻表とともに特急列車の編成表が用意されている。これを見れば、どのあたりに目的の車両が止まるかを確認できる。ホームにはたいていA、B、C、D...で目安となる場所が示されており、編成表にもこのアルファベットが付されている。1等車or2等車、禁煙車or喫煙車。希望の車両がどのあたりに止まるか事前にチェックしておこう。

 各ホームの案内掲示板では、次に出発する列車に関する案内が表示されている。そこで、「etwa ○○ Minuten später」と表示されていたら、それは「約○○分遅れ」という意味。気長に待って、アナウンス等に注意しよう。分からないことがあれば、周りの人や駅員さんに尋ねてみよう。稀に到着ホームが変更になったりすることもある。

 列車が到着したら、希望の車両に乗り込むべし。降りる人がいればドアが開くが、そうでなければ到着しても閉まったまま。自分で開ける必要がある。その場合は、「Tür auf」と書かれた緑のボタンを押そう。すると自動的に開く。なお、降りる時も同様である。

 車内に入ったら座席を探す。予約してあれば、自分の席を探そう。予約がなければ、予約が入っていない席を探す。席の上の部分に予約表が入っていないか確認。入っていなければOK。予約表が入っている場合、予約された区間が示されている。該当区間にあたらなければ、その席も利用できる。もちろん予約していても乗ってこない客もいる。列車が発車してから、そのことを確認できたら座っちゃってかまわない(もちろん予約していた人が来たら譲らなければならないが...)。なお、予約されている席の札には「Reserviert(予約)」と書かれ、予約されていない席の札には「Nicht Reserviert(未予約)」と書かれている。予約されていない席でも、既に別の客がいる場合がある。隣に人が座っていたら、

 「Ist hier frei? (イスト・ヒア・フラァイ?)」

 ここ空いてますか?と、さりげなく尋ねてみよう。そうすれば、あなたもすっかりドイツ人♪

 出発するとまもなく車掌さんが検札にやってくる。注意しなければならないのはジャーマンレイルパスの利用者。フレシキブルタイプのこの鉄道パスは、利用日を自分で事前に書き込まなければ、不正乗車とみなされる。必ず乗る前に、利用日を書き込もう。検札の際には、通常はただ日付を確認するだけだが、正確にはパスポートのチェックが必要で、厳しい車掌さんは要求してくる(それが本来の姿)。この鉄道パスは、購入者本人しか使えず譲渡できないので、このパスポートで本人確認が行われるのだ。したがって、鉄道パス利用の際には、必ずパスポートを携行すること。

 普通の切符であれば、ただ見せるだけでOK。ここで、周りのドイツ人たちが、自分の顔写真の入ったカードを取り出しても慌てることはない。これは、バーンカード25だとか50と呼ばれる、年会費を払えば切符が25%、50%引きで買えるという割引カードで、そのお得感から利用者が多いのだ。ただ、1年間旅行するわけでもない旅行者にとっては利用価値に乏しいカードなのである。

 最後に、各座席に配布されている「Ihr Fahrplan」について。これは、乗車している列車の到着予定時刻などが書かれた時刻表。到着先での乗り換え案内なども乗っている。全ての座席に必ず置いてあるわけではなく、持って帰る人もいるので、自分の座席になければ、必要に応じて隣の人などに見せてもらおう。

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超特急ICEの2等客車(左)、ドイツ鉄道のイメージするサッカーファン(右)

観戦ガイドトップページ(ドイツ基本ガイド)チケット販売の日程・概要などチケット購入申し込み方法
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最終更新日: 2006年03月26日


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