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優勝便乗男の明日〜クリスティアン・カランブゥという男〜 その他トップへ戻る

 このコーナーでは、私がある意味これまで注目してきた一人の選手、クリスティアン・カランブゥについて書いたものを公開しております。この原稿はそもそも、EURO2000時に「Forum de EURO2000」に書き込んだもので、それに若干の修正を加えて再編集し公開しております。

「クリスティアン・カランブゥ」

 私は、もし「欧州お祭り男大賞」というのがあれば、文句なくクリスティアン・カランブゥさんに差し上げたいです。彼ほどの優れた選手は希です(笑)。

 ニューカレドニア系フランス人という、多民族国家フランスの中でも異色の存在のカランブゥさん。もともとはセリエAのサンプドリアで活躍したカランブゥさんは、その実力をかわれてレアル・マドリーへ移籍しました。そして、W杯フランス代表メンバーとしてワールドカップ優勝メンバーの一員となったのが98年。この年は時を前後して、大会前にはレアルでチャンピオンズリーグも制しており、冬のトヨタカップでは、ケガにも関わらずチームに帯同(トヨタカップの選手リストから外されているのに)。なんと8ミリビデオカメラを持って、優勝して喜ぶ仲間を撮りまくっておりました。はっきりいっておまえは何しに日本に来たんだといった感じ。さらに、この年、ミスワンダーブラのアドリアナ嬢と結婚。これについても、一言つけ加えたいです。私はサンプ時代、彼がワールドサッカーダイジェストのインタビューに答えているのを覚えております。私は、WSD誌がサッカーダイジェストの増刊号であった頃から愛読しており、カランブゥ記事もちゃんとストックしています。そしてなんと、その記事には、彼が愛息を抱いて写っている写真があるのです。私は問いたい、下着モデルとラブラブなのはいいが、あの子の養育費はちゃんと払っているだろうな。

 まあ、それはさておき、そんなバラ色の98年を終えたカランブゥさんだったが、99年はけっしてバラ色ではありませんでした。年初、アドリアナ嬢を撮ろうとしたパパラッチと、買い物しに出かけたスーパーマーケット近くで、大乱闘。その後、レアルでは不調が続き、厚い選手層の中で(彼の名誉のためそういうことにしよう)、ベンチを温めることに。ふつうなら、ここで移籍を希望したりするところだが、彼は1999-2000シーズンも懲りずにレアルのベンチに残りました。そしてかのアネ坊が一悶着起こしたときも、彼を擁護してチームのまとめ役に。ベンチでの彼の重要性が、少し認識された瞬間でした。しかし所詮はその程度の男。

 とはいえ、その彼もレアルのチャンピオンズリーグ優勝にまたまた乗じて、自分にとっては2回目のCLタイトルをゲット。そのレアルのたかがサブが、なぜかEURO2000前になって代表に選ばれる運びに。なんとハッサン二世杯にも出場。この時、このバカがTBSのインタビューにのけのけと応じていたのを私はテレビで見ました。彼にマイクを向けるTBSもかなり変わっていると思うが、それに対して、あたかも試合に出場するのはオレだといわんばかりに、日本代表分析をぶちまけるカランブゥさん。もちろん、試合にはまったく出ず。
 そしてなんとEURO2000にまで、選手登録され、今日に至るわけです。そう彼は、再び優勝の美酒に酔いしれたのであります。とはいえ、試合出場は、サブ面子で挑んだオランダ戦でお情け先発のみ(笑)。

 しかし、彼は高らかにアンリ・ドロネー杯を掲げました。デカイプで歓喜するトリコロールの戦士たちの中には、紛れもなく彼の姿が確認できました。クリスティアン・カンラブゥ。これほどのヒーローが今までにいたでしょうか。

 EURO2000決勝後、やはりNHK-BSでやってたフランス・ドゥのトップニュースはEURO2000フランス優勝&代表凱旋帰国でした。ご覧になった方もいらっしゃるのでは。そのニュースの中では、ベテラン、ディディエ・デシャンに焦点をあてたリポートもありました。そこへ、チームメイトという肩書きで、ある男がインタビューを受けていました。試合で活躍していなかったところを考えると、このドレッドヘアの男性は、チームの「広報担当」の方でしょうか(笑)。彼は、記者のインタビューに対して、延々語り続けました。あたかも、チーム優勝の立役者の如く。

記者:「1点リードされた状況が続きました。」
彼:「あの場面では、とにかく同点ゴールが欲しかったんです...」
(君はベンチでそれを願っていたんだろう、きっと。)
さらに質問は痛いところまでついてきました。
記者:「次の代表の試合にはカランブゥも出るんですか。」
彼:「次は、8月31日、いや2日だったかな、相手は忘れました。」
(彼は、質問へのストレートな回答を避けた。というのも、まだ代表入りすら保証されていないわけだから。)

 クリスティアン・カランブゥ、今度はベンチではなく、ピッチ上での君の勇姿が見たいです。そして、2002年、彼がフランス代表の一員として来日することを大いに歓迎します。彼ほど、ナンバーワンという称号が似合う男は他にいるはずないですから。

 最後に、対スペイン戦、PKを外して眼を潤ませていたラウールに対して、試合後、いくらレアルでチームメイトとはいえ、黄色いビブスをつけたカランブゥが、声をかけに言ったときは、「オマエは余計なことすんな」と画面に向かって叫んでしまいました。

 今シーズンは、カランブゥさんらしくなく、タイトルとは縁遠い、ボロでのプレーですね(カランブゥは、EURO2000直後、とうとうプレミアリーグのミドルスブラに新天地を求めて移籍しました)。せいぜい、やはりその程度かと言われないようにがんばってもらいたいです。そして、ぜひまたタイトル獲得してください。バロン・ドールあたりを!

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