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新通貨ユーロについて 現地観戦情報へ戻る ] [ euronavi.net HOMEへ戻る

新通貨「ユーロ(EURO)」スタート!

2002年1月1日、12の国々、3億人の欧州市民、様々な文化、夢、そして期待...

[ はじめに ]

 ヨーロッパの新通貨ユーロの紙幣・コインが2002年1月1日にいよいよ流通を開始した。ヨーロッパといっても新通貨を採用しているのは、EU加盟国の中でも、ドイツ、フランスなど12ヶ国。具体的には、ドイツ、フランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、イタリア、スペイン、ポルトガル、オーストリア、フィンランド、アイルランド、ギリシャである。すでにこれらの国では99年から新通貨ユーロが導入されていて、私たち旅行者もユーロ建てのトラベラーズチェックなどの形で、少しばかりその存在を感じているところである。そして、2002年1月1日より、いよいよ紙幣・コインが流通するようになったのである。また、その一方でこれまで旅行先で使い親しんできたドイツマルク、フランスフラン、イタリアリラなどの各国通貨は、永遠になくなってしまうのである。
 当ページでは、この新通貨ユーロについて、一体いくらの価値があるのか、一体どんな紙幣なのか、ユーロになって何が良くなるのかなど、旅行者の視点にたって紹介していきたい。

[ ユーロっていくら? 〜 換算レート表 〜 ]

 ユーロって一体いくらなのだろうか。各国で従来使われていた自国通貨との換算レートは下記の通り。例えばドイツの場合、これまで200マルクだったものが約102.3ユーロになり、従来のほぼ半額表示となる。またフランスでは、これまで200フランだったものが約30.5ユーロとなり、ドイツに比べると計算しにくい。なお、円とユーロの間は変動相場制がとられているため、日々変動するのは、以前の円と欧州各国通貨との関係と同じ。これについては、新聞や関連サイトなどで為替レートをチェックしたい。なお、日本経済新聞では毎週日曜日に「Money & Life」という特集記事の中で「通貨クロスレート」(東京三菱銀行対顧客売り相場、手数料含まず)というものを公表している。それによると、2001年11月16日現在、1EUR=109.46円である。

 1 Euro = 1, 95583 ドイツ・マルク
 1 Euro = 40, 3399 ベルギー・フラン
 1 Euro = 40, 3399 ルクセンブルク・フラン
 1 Euro = 166, 386 スペイン・ペセタ 
 1 Euro = 6, 55957 フランス・フラン 
 1 Euro = 0, 787564 アイルランド・ポンド
 1 Euro = 1936, 27 イタリア・リラ
 1 Euro = 2, 20371 オランダ・ギルダー
 1 Euro = 13, 7603 オーストリア・シリング
 1 Euro = 200, 482 ポルトガル・エスクード
 1 Euro = 5, 94573 フィンランド・マルッカ
 1 Euro = 340, 750 ギリシャ・ドラクマ 

[ ユーロの紙幣って? ]

 ユーロ紙幣は、5ユーロから500ユーロまで、全部で7種類ある。それぞれ大きさも違うし色も違い、もちろん背景デザインも異なる。この紙幣については各国において全く共通である。1996年のダブリンでの欧州議会で決定したこのデザインは、オーストリアのロバート・カリーナ氏によるもの。背景に描かれている建物は、欧州各国の伝統的な建築様式を参考にしながらもまったく架空の建物である。あえて架空の建物が描かれたのは、デザインに自国の名所・旧跡を描かせようとする参加各国による無用の政治的対立を防ごうとした結果。あくまで欧州共通の通貨なのである。
 なお、この紙幣、日本の紙幣と違い、長方形よりもどちらかというと正方形に近い形。今後この紙幣にあわせたデザインの財布がヨーロッパで売られるようになると、おみやげに財布を買う場合、ちゃんと日本円が入るかチェックしたいところ。また、長方形の紙幣に慣れている私たちにとっては、ちょっと扱いにくい気もしないでもない。旧フランス紙幣もそうだっが。
 偽札対策としては、@左側の空白に建物と数字のデザインが見える透かしがあり、A中央に縦の帯があって日光にかざすと黒い線が浮き出るようになっているほか、B右にはホログラムが刷り込まれており、C裏面右下の金額表示は特殊インクにより傾けると色が変わるようになっている。またE紙幣の原料として綿が多く用いられていて、手触りはソフトな感じ、また上端部に「欧州中央銀行(ECB)」を各国語で略称表記した部分があるがその部分は浮き彫りになっている。このようにして幾つも偽造対策が施されているのは、なんといっても500ユーロの偽造を防ぐためと言われている。約51000円の価値がある高額紙幣なだけに、偽造マフィアのターゲットと言われている。
 すでに99年2月にイタリアのシチリア島で10ユーロと50ユーロを偽造しようとしていたイタリア・マフィアが摘発されており、99、00年の2年間で押収された偽ユーロ紙幣は、なんと210万枚!本物が出回る前からこの状態だから、作る側である造幣局、守る側である各国警察機構もピリピリムードの模様。さらに追い打ちをかけるように、01年9月にドイツでユーロの現金輸送車が強奪されており、偽札を作るのには不可欠な「本物」が盗まれてしまっているのだ。というわけで、あやしい両替屋とか利用して偽札をつかまされないためにも、事前に日本で両替してソフトな手触りや、紙幣のデザインをチェックしておくのもよいかも。

 5ユーロ紙幣

10ユーロ紙幣 

 20ユーロ紙幣

50ユーロ紙幣 

 100ユーロ紙幣

200ユーロ紙幣 

 500ユーロ紙幣

[ ユーロのコインって? ]

 次にコイン。ユーロはその下にドルと同じでセントという単位を持っている。コインについては、1、2、5、10、20、50の6種類のセント単位と、1ユーロと2ユーロのコインがある。表のデザインはヨーロッパの地図が描かれたもの。

  

  

 

 なお、紙幣が各国共通であることを強調したデザインであり、実際に各国でまったく同じものが利用されるのに対して、各国でコインについては全く共通とはいえない。それは裏面のデザインにある。共通通貨を作る際に、紙幣やコインについて例えば「ドイツ連邦銀行」みたいにどの国で利用されているものかを示すマークを便宜的に入れるという意見もあった。しかし、それでは将来、経済状況が変化する中で、例えばドイツ製ユーロとポルトガル製ユーロの間で、取引レートが存在するなど、ユーロ崩壊の引き金になる可能性もある。というわけで紙幣についてはまったく共通なのだが、やはり各国独自のスタイルを残す唯一の部分ということで、政治的妥協の一環としてコインの裏面だけは、通貨価値は変わらないものの、各国独自のデザインにすることになった。というわけで、例えば10セントコインの場合、ドイツならばブランデンブルク門のデザインなのに対して、イタリアはボッティチェリの名画「ヴィーナスの誕生」の一部が用いられている。

   
ドイツとイタリアの10セント裏面

[今持ってる昔の通貨はどうすればいいの?]

 前回の旅行で余った現地通貨をまだ持っている人も中にはいるのでは?そういう方は、そうした通貨をユーロに交換する必要がある。旧各国通貨の交換については、最初の段階では無料で簡単に交換でき、次の段階では特定の窓口のみでの取り扱いだったり手数料が取られたりするようになり、最終的には国によって無制限に交換を保証するところもあれば、期限を設けているところもある。国ごとにスケジュールが異なるのだが、手数料がかかったり、特定の窓口に行って手続きなければならないというのであれば、面倒くさい話である。早めに交換しておかれたい。以下、各国別に交換スケジュールをまとめてみた。国によっては気軽に交換できたり、まだ旧通貨が使用可能な期間が短いところもある(フランスなど)。注意されたい。

ベルギ−
 
2002年2月28日までは無制限に交換可能。ただし高額の場合は事前に通知必要。旧通貨が法定通貨として使用可能なのは2002年2月28日深夜まで、さらに市中銀行での交換は2002年12月31日まで。その後は中央銀行の特定窓口のみでの扱いで、紙幣は無期限、硬貨は2004年末まで交換を受け付ける。
ドイツ
 
2001年12月31日で旧通貨の法定通貨としての効力が終了するとされているが、実際は2月28日までマルクの使用が可能。市中銀行での交換は少なくとも2002年2月28日まで。以降は柔軟に対応するよう努力とのことで、中央銀行については無期限交換を決めている。
ギリシャ
 
2002年2月28日で法定通貨としての効力を失う。当面市中銀行で無制限に交換でき、中央銀行では、紙幣は10年間、硬貨は2年間、交換を受け付ける。
スペイン
 
2002年2月28日で法定通貨としての効力を失うが、市中銀行で2002年6月30日まで無制限に交換可能。さらに中央銀行の特定窓口では無期限で交換できる。
フランス
 
2002年2月17日までは市中銀行での無制限交換が可能で、この日をもって法定通貨としての効力を失う。市中銀行での交換の取り扱いは2002年6月30日まで、その後中央銀行では、紙幣は10年間、硬貨は3年間、交換を受け付ける。
アイルランド
 
一人当たり少なくとも500 アイルランド・ポンドの交換が可能で、2002年2月9日で法定通貨としての効力を失う。最終的に中央銀行での交換は無期限可能。
イタリア
 
500ユ−ロとの交換を推奨しており、1日前に通知すれば無制限で交換できるとのこと。法定通貨としての効力は、2002年2月28日で失い、市中銀行での交換は銀行が自発的に続けるとのこと。中央銀行での交換は10年間。
ルクセンブルグ
 
法定通貨としての効力は2002年2月28日で失うことになり、2002年6月30日まで(一部では同年12月31日まで)は市中銀行で無料交換可能。その後は中央銀行での取り扱いとなり、紙幣は無期限、硬貨は2004年末。
オランダ
 
預金口座からの引出しは2002年4月1日まで無制限可能で、旧通貨の法定通貨としての効力は2002年1月28日0 時に失う。市中銀行での交換可能期間は2002年12月31日までだが、4月1日以降手数料がかかる場合もある。中央銀行では、紙幣は2032年1月1日、硬貨は2007年1月1日まで交換を受け付ける。
オ−ストリア
 
交換に際しては5万オ−ストリア・シリングを推奨とのことで、旧通貨の法定通貨としての効力は、2002年2月28日に失効する。市中銀行での交換の取り扱いは、各銀行独自に決定となっており、一方中央銀行でのチリ扱いは、無期限。
ポルトガル
 
預金口座からの引出しは無制限で、そうでない場合は一度に500ユ−ロ以内と決まっている。旧通貨は2002年2月28日に法定通貨としての効力を失効することに。市中銀行での交換は2002年6月30日まで。その後、中央銀行で紙幣は20年間交換可能、一方硬貨は2002年末まで。
フィンランド
 
無制限で交換可能で市中銀行での交換期限については各銀行が独自に決定。旧通貨は2002年2月28日に法定通貨としての効力を失効する。中央銀行での取り扱いは10年間。

[で、ユーロって何がいいの?]

 共通通貨ユーロの誕生は旅行者の私たちにどんな恩恵をもたらしてくれるのか。別に円高になるわけでもないし、ブランドものの洋服が安く買えるようになるわけでもない。まずとりあえず、ヨーロッパ内で両替する手間が省けるのは大きい。ヨーロッパを旅行する人の多くは、1ヶ国だけでなく、数カ国にまたがって旅行する傾向が、他のアメリカやアジアを旅行する人に比べて大きいと思う。その理由としては、大陸の場合は各国が陸続きになっている他、鉄道を中心とした交通網が発達していること、1週間以上旅行する人が多いことなどがあげられる。このような旅行者にとって、新たな国に入るたびに両替するのは、手数料以上に面倒な作業だ。銀行を探さないといけないし、営業時間にも注意を払わねばならない。また国が変わるごとに値段表示も異なるので、頭の中での両替計算方法も変えねばならず、ややこしいことこの上ない。新通貨ユーロの導入により、こうした煩わしさから解放され、ますます数カ国を気軽に旅行できるようになるだろう。例えば、ドイツのフライブルクに旅行に行くとする。そしたら、ついでにスイスのチューリヒやフランスのストラスブールも、今財布の中にあるお金をもって気軽に旅行できるのだ。
 また、紙幣・コインこそ流通していなものの金融取引の中ではすでに99年からユーロが導入されており、ユーロを軸とした固定相場の恩恵をここ数年間私たちは享受してきた。例えば、ユーロ建てのトラベラーズチェックである。一見ヨーロッパの各国通貨と単位が異なるので別の通貨のように思えてしまうが、この価値はすでに参加各国の通貨と共通であり、銀行に行けばいくらの現地通貨と交換してくれるのかについては、銀行の両替表を見なくても事前に自分で計算することができた(手数料は除く)。こうした恩恵については、今後「事前に自分で(各国通貨に)計算する」ことも必要なくなるというメリットとともに享受していくことになる。
 また、ホテル代金、食事代などについての各国比較が細かくできるようになった点も堅実な旅行者にとっては朗報である。これまでは、ドイツで泊まったホテルは約6000円で、イタリアは約5500円とあいまいな計算だった。しかし、これからはドイツのホテルは5850円、イタリアは5700円、どっちもそんなに変わらないなとか、ドイツは6320円、イタリアは5280円、イタリアのホテルは安いし設備も良かったな、などと比較検討が容易にできるようになる。その一方で、サッカー観戦のダフ屋交渉の際、頭の悪いダフ屋に対して、ギリシャ・ドラクマ紙幣でごまかすといった荒技は使えなくなった(笑)。
 ともあれ、ユーロ誕生でますます数カ国周遊の旅行がしやすくなった大陸ヨーロッパ。新通貨とともに大いに楽しみたいものである。

[お役立ち関連リンク集]

駐日欧州委員会代表部 http://jpn.cec.eu.int/
第一勧業銀行 http://www.dkb.co.jp/houjin/report/euro/
 ※ユーロ建および参加国通貨建取引についてのご案内
東京三菱銀行 http://www.btm.co.jp/euro/index.htm
 ※欧州通貨統合についてのお知らせ

欧州中央銀行のユーロ特集 http://www.euro.ecb.int/
欧州委員会のユーロ特集 http://europa.eu.int/euro/

ベルギー中央銀行 http://www.bnb.be/
ドイツ連邦銀行 http://www.bundesbank.de/
フィンランド中央銀行 http://www.bof.fi/
フランス中央銀行 http://www.banque-france.fr/
ギリシャ中央銀行 http://www.bankofgreece.gr/
アイルランド中央銀行 http://www.centralbank.ie/
イタリア中央銀行 http://www.bancaditalia.it/
ルクセンブルク中央銀行 http://www.bcl.lu/
オランダ中央銀行 http://www.dnb.nl/
オーストリア中央銀行 http://www.oenb.co.at/
ポルトガル中央銀行 http://www.bportugal.pt/
スペイン中央銀行 http://www.bde.es/

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