左利きを武器に、ドイツ代表の新たな「左職人」を目指す丸刈り君、クリスティアン・パンダー。1983年にミュンスターで生まれ、幾つかのクラブを転々とした後、14歳の時に当地のSCプロイセン・ミュンスターに入団。同クラブは、かのメツェルダー兄弟を輩出したことで知られる若手育成に長けたクラブである。 ミュンスターで4年間プレーして大きく成長したパンダーは、2001年にはその将来性がかわれてFCシャルケ04へ移籍。その後3シーズンに渡ってアマチュアチームでの修行が重ねられ、2004/05シーズンにトップチームへ昇格。開幕戦でスタメン&フル出場にてブンデスリーガデビューを果たすと、5節にはフリーキックから初ゴールもマーク。その後はチームのレギュラー選手としてコンスタントに出場を続け、左サイド職人としてすっかり定着してしまった。 代表レベルでは、もともとU20代表にも選ばれており、2004年夏に発足した「83年1月1日生まれ以降の」U21代表において中心選手の一人だった。そして2004年12月、そのパンダーにフル代表のクリンスマン監督からのお声がかかった。アジアツアーではシュツットガルト所属選手が途中参加となるためレギュラー左SBであるラームが出場できず、パンダーは明らかにその代替要員としての招集であった。それでもパンダーにとって大きなチャンスであることは間違いないはずだった。しかし、直前にケガを負ってしまったパンダーは、アジアツアー出発に向けて代表チームに合流したものの、精密検査の結果、ドクターストップがかかり、まさに直前で遠征参加断念を余儀なくされてしまった。 さらに、翌2005年4月には左膝靭帯を断裂し、長期に渡る戦線離脱を余儀なくされた。ようやく復帰できたのは約1年半後の2006年11月。それでも復帰後は高いパフォーマンスを示し、翌年夏には再びドイツ代表に選出され、イングランドとの親善試合で悲願の代表デビューを果たした。このデビュー戦でパンダーは宿敵イングランド相手に豪快なミドルシュートを決めた。もちろんこれは自身にとって代表初ゴールであり、ドイツ代表にとってもこのゴールが決勝点となった。 ※1983年08月28日生まれ、185センチ、79キロ。 ※代表デビュー: 2007年08月22日[親善試合]○ 2 - 1 (A) vs イングランド代表
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