ガーナ出身でドイツ代表初の黒人選手であるゲラルド・アザモア。とはいえ移民としてドイツに渡った彼の第二の故郷はハノーファーであり、当地のクラブチーム、ヴェルダー・ハノーファーへ12歳の時に入団した。その後、地元の古豪ハノーファー96に引き抜かれたのが94年。約5年間、同クラブでプレーし頭角をあらわした彼は、1999年にトップリーグの強豪FCシャルケ04に入りブンデスリーガデビュー。すぐにレギュラーを確保し、今やブンデスリーガを代表する攻撃型MF(もしくはFW)の一人に。2001年2月のフランス代表との練習試合において、"A2"のメンバーとして召集され、A代表の試合の前日に行われた2軍どうしの練習試合にマスコミの注目を浴びながら出場。その後、5月にブレーメンで行われたスロヴァキア戦で代表デビュー。デビュー戦でいきなり代表初ゴールを決めるセンセーショナルなデビューであった。その後は、攻撃的MFもしくはFWのスーパーサブとして試合の終盤に使われる選手として代表メンバーに定着。W杯でも決勝トーナメントで同様の使われ方をしたが、プレーできる時間は限りなく少なく、本人にとってはけっして満足のいく経験ではなかったはず。特に、流れを変えるために投入されたブラジルとの決勝では、逆に2点目を与えるきっかけを作ってしまった。 W杯後は思うようなパフォーマンスを見せることができず、代表から遠ざかりつつあったが、2004年夏にクリンスマン監督が就任すると、オーストリア戦で追加招集され先発起用され、その後もコンスタントに出場機会を与えられている。フル出場する機会は少ないものの、2005年のコンフェデレーションズ杯でもメンバーに選ばれ、5試合全試合に出場した。その後の親善試合でも控えFWとして起用され、ドイツ・ワールドカップのメンバーにも名を連ねた。所属チームではいまいちパッとしない選手だが、なぜか代表チームでは重宝されてきた。しかし、ドイツ・ワールドカップ以降、レーブ新監督の下では代表から遠ざかっている。 ※1978年10月03日生まれ、180センチ、85キロ。 ※2002年日韓W杯出場 ※代表デビュー: 2001年05月29日[親善試合] ○ 2 - 0 (H) vs スロヴァキア代表
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