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 [ドイツ代表応援掲示板]
代表選手アイコンをEURO2004仕様へ全面リニューアル!
クリンスマン監督就任後、最初となるホームゲームの代表戦がベルリナー・オリンピア・シュタディオンで行われた。1936年のベルリン五輪メイン会場として知られる同スタジアムは、ヘルタ・ベルリンのホームスタジアムとしてブンデスリーガでもお馴染みだが、代表戦が行われるのは実に7年ぶり。
思えば、7年前に行われたのは、98年W杯に向けた欧州予選のハイライトともいうべきポルトガル戦。予選残り2試合という段階で、ポルトガルとウクライナを相手に三つ巴の順位争いをしていたドイツ。このベルリンでの大一番をむかえたわけだが、なかなか点が入らず、0-0から後半29分にアウェーのポルトガルに先制を許してしまう。しかし、途中交代のルイ・コスタが時間稼ぎでカードをもらって退場になり流れはドイツ。キルステンの同点ゴールで何とか勝ち点1をもぎ取り最終戦につなげたのだった(その後、ドイツは最終戦でアルバニアを下して予選首位通過)。
そんな思い出深い地ベルリンにて、今回代表戦が行われることになったのは、当地が2006年W杯の決勝戦会場であり、改装工事がほぼ完了したからである。対戦相手は、世界王者ブラジル。W杯決勝の再現となるドイツvsブラジル、首都ベルリンで行われる親善試合に相応しい試合カードと言えよう。実際、スタジアムに詰めかけたサッカーファンは7万人以上で、チケットはもちろん完売。これまで、改装期間中は5万人しか入れなかったスタジアムは、いつも以上の熱気を帯びていた。また、VIP席には、フランツ・ベッケンバウアーやギュンター・ネッツァーといった名だたるサッカー選手だけでなく、シュレーダー首相やメルケルCDU党首などの大物政治家の姿も。この試合が、自国開催のW杯を2年後にひかえたドイツにとって、国民の注目を集める一大イベントであることを物語っていた(その後の発表では、テレビの平均視聴率が43%を記録したというから、政治家さんにとっては良いパフォーマンスになったことだろう)。
さて、試合の方では、クリンスマン監督は前回のオーストリア戦に続いて招集したファーレンホルストとフートという新戦力をCBとしてスタメンで起用。右にヒンケル、左にラームのシュツットガルト若手コンビを配する4バックでのぞんだ。中盤には、フリングス、バラック、そして復活を遂げたダイスラーが先発。これにシュヴァインシュタイガーが名を連ねれば全員バイエルンということになるが、この日はシュバ坊に出番はなく、レバークーゼンから唯一招集されているシュナイダーがお馴染みの面子としてスタメン入り。2トップは、前回のオーストリア戦同様にアザモアとクラーニーが組むことになった。
日韓W杯準決勝の対韓国戦を裁いたスイスのウルス・マイヤー氏の笛でキックオフ。前半6分、最終ラインでフートがヘディングで競り合いクリアすると、こぼれたボールをバラックがいったんファーレンホルストへマイナスのパス。このボールをワンタッチでファーレンホルストが前線へつなげようとするが、エドゥがインターセプト。そのままドリブルでつっかけてきて、ファーレンホルストはたまらずファウル。もんどり打つエドゥ。場所はペナルティエリアのすぐ外。エドゥが治療を受ける間に、壁ができフリーキックに向けた準備が進む。ドイツ人選手によって築かれた壁の脇にブラジル人選手も入りこむ。キッカーは3人。国際映像のカメラは、長めの助走をとったロベルト・カルロスが真のキッカーだと判断してクローズアップ。そのロベルト・カルロスは、壁に並んだ味方選手に間を空けるように両手でジェスチャーし、助走に入る。その瞬間、ボール近くにいたロナウジーニョがいきなりシュート。ゴール向かって右側に陣取っていたGKカーンもまんまと騙されて、一歩も動けず、左隅にゴール。頭脳プレーだといわんばかりにこめかみを指さしながら、おどけるロナウジーニョ。ブラジルの先制で試合は始まった格好である。
しかし、この日はドイツの「ホームゲーム」であった。12分にダイスラーからのパスを受けたアザモアが反転して、ファーサイドを狙って自らシュート。惜しくも枠を外れたが、このシュートが口火となってドイツのプレッシングサッカーがスタートする。そして同点に追いついたのは早くも前半17分。左サイドのフリングスが放ったシュートはブラジルのディフェンスに阻まれるも、そのこぼれ球が、ちょうどペナルティエリアのど真ん中にいたクラーニーのもとへ。これをヘディングではなく、ジャンプして胸トラップでいったん止めたクラーニーは、ドイツを背負うであろうエースストライカーとしての落ち着きぶりを示した。そのまま、DFとGKの間の狭いエリアへ流し込んで同点ゴール。オーストリア戦でハットトリックを果たしたエースは、ホームの観客を前にしてもきちんと結果を残した。その後も、前半は前からのチェックが効果的に決まり、ドイツの選手たちは楽しんで攻撃を展開。中でも輝いていたのは、セバスティアン・ダイスラー。彼のスルーパスが、前線のアザモアやクラーニーにつながり、何度となく追加点のチャンスを生んだ。一方のブラジルは、前線のタレントであるアドリアーノとロナウドによる個人技でのカウンターが唯一の攻撃チャンス。前半36分に右サイドのベレッティがラームをかわしてセンタリングをあげると、これをドフリーでアドリアーノが頭で合わせたがボールはバーの上。これが前半みられた唯一の決定的場面か。それ以外は、アドリアーノについては、CBのフートとファーレンホルストがフィジカルで完全におさえていた。時間は前後するが、フートの高さは攻撃にも有効だった。前半25分に得たコーナーキックのチャンスでは、フートが高い打点でのヘディングを披露。惜しくもキーパーに阻まれ、その後のキーパーチャージとロベカルとのプチ乱闘劇は若さ故のご愛嬌。怒り心頭のブラジル人選手に対して、本人はひょうひょうと振る舞っていた。
後半もドイツ代表が楽しんでプレーする姿がみられた。プレッシャーの少ない親善試合ということもあるのだろうが、ファンにとっては好ましい展開だった。一方のブラジルは、後半17分に3人の選手を交代。南米予選対策のテストマッチとしてこの試合で各選手を試そうとしていた。ベレッティ、ロナウジーニョ、ジュニーニョ・ペルナンブカーノに代わり、マイコン、アレックス、レナトが投入された。一方、クリンスマンが最初の選手交代に動いたのは、その8分後。ゴールこそなかったが、惜しいチャンスを何度も作ったアザモアは、満足そうにピッチを後にしてクローゼと交代。ベンチのチームメイトやスタッフとハイタッチ。次は彼のゴールが見てみたい。
試合は、このまま1-1の引き分けが濃厚かと思われた後半41分、中盤の底でボールを得たダイスラーがボールを前にはたいて、いったんルックアップ。しかし、これが極めて軽率なプレーだった。一瞬の隙を逃さなかったのはアドリアーノに代わって途中出場していたジュリオ・バプティスタ。このボールを奪うと、すぐに前線のロナウドへ。ボールを受けたロナウドは決定的なシュートを放つも、守護神オリヴァー・カーンが片足で決死のクリア。ボールはいったん外へ。この時、カーンはダイスラーに対してブチ切れ!怒鳴り声をあげるカーン、おろおろするダイスラー。そのダイスラーに対して審判のウルス・マイヤー氏は、「交代だよ」と告げる。ダイスラーの視線の先には、ポドルスキとゲルリッツの2人。後半42分、試合時間もあとわずかというところで、この若い2人が投入され、ダイスラーとともにヒンケルがアウト。ゲルリッツが、そのヒンケルの守る右サイドへ入り、バラックからのパスを受けて代表初ボールタッチ。この儀式を終えてまもなく、フートがコーナーキックのチャンスにアクロバティックにシュートを試みるも失敗。マークについていたホッキ・ジュニオールが倒されてキレるも無視。相変わらずひょうひょうとしていた。
試合はこのままドローで終了。ブラジル相手に引き分けというまずまずの結果を得たクリンスマン・ドイツ代表。今度は、10月のイランとのアウェーゲームをはさみ、11月にライプツィヒで行われるカメルーンとのテストマッチをひかえる。そして、年末はアジアツアー。親善試合の積み重ねの中で、クリンスマンはどのようなチームを作り上げていくのか。彼の挑戦はまだ始まったばかりだ。
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ブラジル戦に向けたドイツ代表メンバー発表!
9月2日(木)、ユルゲン・クリンスマン監督は、ブラジルとの親善試合(9月8日、ベルリン)に向けたドイツ代表メンバーを発表した。監督就任後2回目となる代表発表。今回は相手が、世界王者ブラジルということで、親善試合とはいえ、彼の手腕が問われる重要な一戦である。
今回招集されたメンバーの中で注目されるのは、初招集となったバイエルンのゲルリッツ。所属のバイエルンでは、サニョールから右サイドバックのポジションを奪いつつある成長株だ。また、前回代表デビューを果たしたファーレンホルスト、フートといった新顔のDF陣も継続して招集されている。
それから、もう一つの目玉は、長らく代表から離れていたダイスラーの復帰である。ケガや精神的な病に悩まされてきた天才が、今ブラジル戦という大きな舞台で復活を遂げようとしている。
この他、前回追加招集ながらも先発出場でアピールしたアザモアが再び招集された。彼も日韓W杯決勝でブラジルと戦ったメンバーの一人。親善試合とはいえ、今回の一戦にかける意気込みは大きいだろう。期待したい選手の一人だ。なお、このブラジル戦は、日本でもフジテレビ739にて8日深夜(9日早朝)に生中継される他、13日夜9時からリピート放送が予定されている。
GK:
オリヴァー・カーン
(バイエルン・ミュンヘン)
イェンス・レーマン
(FCアーセナル)
DF:
フランク・バウマン
(ヴェルダー・ブレーメン)
フランク・ファーレンホルスト
(ヴェルダー・ブレーメン)
アンドレアス・ゲルリッツ
(バイエルン・ミュンヘン)
アンドレアス・ヒンケル (VfBシュツットガルト)
ロベルト・フート (チェルシーFC)
フィリップ・ラーム (VfBシュツットガルト)
MF:
ミヒャエル・バラック
(バイエルン・ミュンヘン)
ティム・ボロウスキ
(ヴェルダー・ブレーメン)
セバスティアン・ダイスラー
(バイエルン・ミュンヘン)
ファビアン・エルンスト
(ヴェルダー・ブレーメン)
トルステン・フリングス
(バイエルン・ミュンヘン)
ベルント・シュナイダー
(バイヤー・レバークーゼン)
バスティアン・シュヴァインシュタイガー
(バイエルン・ミュンヘン)
FW:
ゲラルト・アザモア (FCシャルケ04)
トーマス・ブルダリッチ
(VfLヴォルフスブルク)
ミロスラフ・クローゼ (ヴェルダー・ブレーメン)
ケビン・クラニー
(VfBシュツットガルト)
ルーカス・ポドルスキ (1.FCケルン)
[参考]
対戦相手となるブラジル代表メンバー
GK:
ジュリオ・セザール (フラメンゴ)
ファビオ (バスコ・ダ・ガマ)
DF:
クリス (クルゼイロ)
ロベルト・カルロス (レアル・マドリード)
ベレッティ (ビジャレアル)
マイコン (ASモナコ)
ルイゾン (ベンフィカ・リスボン)
ホッキ・ジュニオール (バイヤー・レバークーゼン)
ジュアン (バイヤー・レバークーゼン)
グスタボ・ネリー (ヴェルダー・ブレーメン)※ケガのため辞退
レアンドロ (クルゼイロ)※追加招集
MF:
レナト (セヴィージャ)
ジュリオ・バプティスタ (セヴィージャ)
エジミウソン (FCバルセロナ)
アレックス (フェネルバフチェ)
エドゥ (アーセナルFC)
ジウベルト・シウヴァ (アーセナルFC)
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ (オリンピック・リヨン)
ディエゴ (FCポルト)※ケガのため辞退
FW:
ロナウド (レアル・マドリード)
ロナウジーニョ・ガウショ (FCバルセロナ)
アドリアーノ・レイテ・リベイロ (インテルナツィオナーレ)
ロビーニョ (サントスFC)
ルイス・ファビアーノ (サンパウロ)※ケガのため辞退
ニウマール (インテルナシオナル)※追加招集
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