計画
6月末〜7月当初くらいに、遅めの夏季休暇(9月)にてドイツサッカー観戦の旅を、本格的に検討し始める。ブンデスリーガとチャンピオンズリーグ、UEFAカップを絡めて、9〜10日間で2〜3試合の観戦を目指す。
ワールドカップ終了後の7月中旬、ブンデスリーガの9月までの詳細な予定が出たので、チャンピオンズリーグ、UEFAカップの日程を鑑み、さらに航空券の値段、空き状況を横目で見ながら、とりあえず9/23のバイエルン対アーヘンの観戦を決定し、9/26−28のチャンピオンズリーグ、UEFAカップ観戦ができるように出発日と帰国日を決定(しかし、既にこの時点で、行きミュンヘン着、帰りフランクフルト発のルフトハンザ直行便はキャンセル待ち・・・)。
その後、8月末のチャンピオンズリーグの抽選で、見事ブレーメンがホームのバルセロナ戦を引いてくれたので、9/27にブレーメンに滞在するように全日程を決定した。
※現地観戦記「バイエルン・ミュンヘン vs
アレマニア・アーヘン」(by gruenweiss様)はこちら。

チケット入手(ヴェルダー・ブレーメン対FCバルセロナ)
CLの抽選後すぐに、既にチケットは売り切れとブレーメンのHPに掲載された。そこで、とりあえず日本のチケット入手代行業社何件かに問い合わせすると、高いところで1枚60,000円を超える価格が提示され、一番安いところでも1枚37,000円。予算オーバーなので、ダメもとでブレーメンのチケットセンターにメールするも、完璧に売り切れてる、とのつれない返事。さらに、日本のオークション代行業者に連絡して、イーベイでの落札を依頼したが、こちらも値が上がりすぎたりで結局時間切れ。ダフ屋で入手するか、現地のスポーツバーでの観戦でもいいかと割り切って、ドイツへ向かう。
試合当日の午後3時にブレーメン中央駅に着き、まずブレーメンの試合のチケットも扱っているという駅のツーリストインフォメーションへ向かう。しかし、ここでも完璧に売り切れていると言われてしまう。
とりあえず、中央駅近くのホテルにチェックインして、スタジアムへ。とはいえ、8時45分キックオフの試合があるスタジアムの周辺を、4時過ぎに歩いていてもダフ屋がいるはずがない。スタジアムのチケットショップも閉まっているように見える。
仕方ないので、ファンショップへ入る。ファンショップ入って右側のカウンターで、どうやらチケットを売っているらしい。鼻で嗤われるのを覚悟して、チケットカウンターで「今晩のチケット」と聞いてみると、端末を叩き出し、「ブロック16ならあるよ」との返事。
え? あるの?!
彼は、渋い顔をしてまだ端末を叩いているので、何かの間違いかとも思ったが、スタジアムの見取り図の一角を指し、「ここならもっと安いチケットもあるけど、嫌だよね?」と聞かれた。指した先は、ゴール裏のアウェイ席。ホントにあるらしい。「今晩? FCバルセロナ?」と再度聞いてみたが、彼は当たり前の顔をしてうなずいてくれた。「ブロック16で」と答えると、「じゃあ1枚60ユーロだから、2枚で120ユーロ」とのこと。120ユーロ払うとチケットを渡された。確認すると・・・間違いない。ホントに買えた!! 信じられない思いで、しばらく興奮が収まらなかった。
席は、バックスタンド側1階席。ゴールラインに近く、後ろから2列目。すぐ後ろは、VIPラウンジ。迫力は少ないかもしれないが、選手の動きはよく見える、当日券にしては上出来の席だった。なお、普通に試合を見に行く時間にスタジアムに行っても、結局ダフ屋は見かけなかった。
スタジアム(ヴェーザーシュタディオン)
中央駅からは、トラムの10番でSt. Juergen-Str.駅下車。St.
Juergen-Str.駅からスタジアムまでは、徒歩15分程。旧市街中心部からは、トラムの2番でSt.
Juergen-Str.駅か、トラム3番でWeserstadion駅下車。Weserstadion駅からスタジアムまでは、徒歩で10分もかからないだろう。試合当日は、トラムが増発されているらしく、中央駅から「3e」というトラムが出ていて、それにも明らかにスタジアムに向かう人たちが大勢乗っていた。恐らく、この「3e」に乗るとWeserstadion駅まで行けたのだろう。
スタジアムにファンショップは2箇所あり、そのうち1つは試合日しか開かないらしい。前述の、チケットカウンターがある方が通常開いているショップで、ジャケット等の洋服や小物等が豊富だったが、ユニフォームやマフラー等の応援グッズは、試合日だけ開くショップの方が品数が豊富だった。
後者のショップでユニフォームとマフラーを買った。ここではJCBカードも使えた。ただ、カードを使うとき「パスポートか、顔写真入りの証明書持ってる?」と聞かれた。パスポートはホテルの金庫に入れてきたので、日本の運転免許書をおずおずと差し出すと、何故かOKとのこと。他の会社のクレジットカードでもIDを見せる必要があるのか否かは分からない。
なお、ファンショップにあったユニフォームの胸のロゴは、全て「we
win!」で、「bwin!」は、もう店頭には並んでいないらしい。
ショップを出てすぐ右側に、アイロンプリント台が何台か並んでいるカウンターがあるので、ここで、背番号とチャンピオンズリーグパッチを入れてもらった。会計はショップとは別で、このカウンターで背番号とパッチ代だけを払う。
スタジアムへの入場は、入場口毎にゲートがあり、そのゲートにいる係員にチケットを見せるとチケットを半分程破かれて返される。その後、ボディチェックと荷物チェック。女性に対するボディチェックは女性の係員が行っていた。
スタジアム内の通路には、飲食物を売っているスタンドが並んでいるが、ここでは普通のビールは売っておらず、ノンアルコールビールしかなかった。ハイネケンがスポンサーについているので、チャンピオンズリーグだけビールが無く、ブンデスリーガでは普通のビールを売っている可能性もある。なお、ここのスタンドでは、アリアンツ・アレーナのようなプリペイドカード方式ではなく、普通に現金で買い物ができる。
試合(ヴェルダー・ブレーメン対FCバルセロナ)
ヴェーザーシュタディオンはキャパシティが多くないせいか、ゴール裏はもちろん、サイドラインの客も熱い。歌い、叫び、チャンスの時には立ち上がり、ピンチの時にも立ち上がる。いいプレイには拍手で、審判の判定にはブーイングで応ずる。一体感のあるいい雰囲気のスタジアムだった。
試合内容は、既に多くの人が知っていると思うので、ここでは印象に残ったシーンだけを書き留める。
試合前のスタメン発表で、メルテザッカーは、かなりファンに期待されているようだった。逆に、ハントは、まだまだファンから信頼されていないようだった。ただ、ハントはこの試合でかなりがんばっていたので、途中交代するときは暖かい拍手で送られていた。
ヴィーゼは、明らかにブレーメンのファンに愛されているようだった。
シュルツは、ファンに名前を呼ばれるときに、何故か低音でこもった声で呼ばれるので、ドイツ代表のフートみたいに少しブーイングのように聞こえた。
審判に関しては、スタジアム全体がかなり不信感を持っている雰囲気だった。
最後、メッシに同点ゴールを決められたとき、ピッチに倒れ込むブレーメンの選手が、何人かいた。
試合後(ヴェルダー・ブレーメン対FCバルセロナ)
試合後の雰囲気は、勝てる試合を引き分けにされた悔しさと、それでもとてもいい試合をした満足感とが混ざった感じだった。余韻に浸るため、しばらく残っていると、スタジアムのスクリーンに他のチャンピオンズリーグの結果が映し出され、そこで、バイエルンがアウェイでインテルに勝ったことを知った。
そのうち、選手がクールダウンのためか再び出てきてピッチでランニングし始めた。一番最初に出てきたクローゼが帰って行くところを見送りながら、私達もスタジアムを後にした。
スタジアムからSt. Juergen-Str.駅に向かう途中には、バーが何軒かあり、多くのファンでにぎわっていた。そのおかげか、帰りのトラムはそれほど混んではいなかった。