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2004年12月撮影(by べにかる様)、無断転載禁止



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>> ドイツサッカー 現地観戦記(in 韓国)   [ 観戦記トップへ戻る ] [ トップページへ戻る

2004年12月19日(木) 韓国・釜山
04/05シーズン、国際親善試合(アジアツアー)
韓国代表 vs ドイツ代表 3:1(1:1)
Text & Photographs by べにかる様

 2004年12月13〜22日、ドイツ代表は日本、韓国、タイと親善試合を行うアジアツアーを敢行しました。日本では6万人以上の観衆を集めて横浜で試合が行われましたが、その3日後にはお隣の韓国にて「韓国代表vsドイツ代表」の一戦が行われました。
 今回、この試合を観戦された、べにかる様より貴重な観戦記をお寄せ頂きました。ドイツではなく韓国での観戦記ではございますが、ドイツ代表のアウェーゲーム観戦記としてどうぞお楽しみ下さい。(管理人より)

 韓国にとってドイツはここ最近のワールドカップで二度(94年、02年)敗れている相手だけに、是が非でも勝ちたい相手です。この試合は親善試合といえども熱いゲームを繰り広げてくれると期待して、観戦旅行に行ってきました。当日の試合に関しては、ご覧になった方も多くいらっしゃると思いますし、自分も興奮して試合の流れをあまり覚えていないので、ここではテレビやサイトでは伝わりにくい部分を中心に書こうと思います。

◆前日練習

 本サイトで得た情報を元に、ドイツ代表の前日練習の時間に合わせてスタジアムに行ってみましたが、報道陣以外はシャットアウトでした。あきらめずスタジアム周辺を回っていたところ、ピッチの8割程が見渡せるゲートを発見したので、ゲートにしがみついて食い入るようにドイツ代表の練習を見ました。

 練習は、
1. ラダーとポールを使った俊敏性のトレーニング、
2. 選手が四角形の配置についてパス&ゴーでワンツーしながら人もボールもぐるぐる回る練習(説明が下手ですみません)
3. サイドの崩しを意識したセンタリングとシュート
4. 主力組の11人とサブ組の9人でミニゲーム(カーンは守備機会の多いサブ組)
の順番にそれぞれ20分ずつやっていました。

 雰囲気としては、リラックスしていたのか、それとも疲れていたのかよくわかりません。ただ選手からあまり声が出てないのが気になりました。

 あと、練習を見ていて気付いたのは、シュートが下手ということです。3.の練習では、フリーで打っているにもかかわらず、枠に飛んだシュートは半分もありませんでした。この練習では、最後の数分は低めの速いクロスにダイビングヘッドで飛び込んでいましたが、クリンスマン監督にやらせた方が上手いのではないかと思ってしまいました。FW陣の決定力不足に若干の不安を抱きながらスタジアムを後にしました。

◆試合当日

 予想はしていたものの、スタジアムはアウェイ側も含め韓国サポーターで埋め尽くされました。ドイツ側のサポーターは、アウェーのゴール裏を中心に点在していて、合わせて100人弱といったところでしょうか。組織的な応援団はおらず、韓国在住のドイツ人が多かったのではないかと思います。ドイツから観光を兼ねて観戦に来た人もいました。

 試合前からスタジアムはホーム側のゴール裏を中心として韓国の応援に包まれていましたが、前半早々(16分)に韓国が先制すると、その声援は大歓声へと変わりました。(その後2度も大歓声を聞くことになるとは思いもしませんでした。)

 予想もしなかった展開で頭が真っ白になりました。しかし、その8分後にバラックの壁の外を巻く見事なFKで同点に。90年ワールドカップでのピクシーのFKを彷彿とさせるような美しいゴールでした。ゴールの瞬間は、歓喜の雄叫びを上げました。まだ試合が始まったばかりであるにもかかわらず、見に来て本当に良かったと感激しました。

 その後の展開は皆さんのご承知のとおり、イ・ドングクのこれまたワールドクラスの反転シュートで突き放され、最後にリスク承知で攻撃枚数を増やしたところに、この日数え切れないほど受けたカウンターからとどめをさされました。

 韓国に2点目を決められた時もショックで、信じられないといった感じでした。この時点で頭がクラクラきてしまい、その後の記憶はかなりあいまいです。ブルダリッチがいつ投入されたのか分からないほどです。コーナーキックを蹴るため、何度か自分のいた座席(ゴール裏右コーナー寄り)の方に近づいて来たシュナイダーに声援を送りましたが、願いもむなしく得点には至りませんでした。

 結局トータルスコア1-3というドイツファンにとっては残念な結果に終わりました。この試合の感想としては、韓国側も含めて素晴らしい得点を目に焼き付けることができたことと、現在のドイツはまだまだ未熟なチームであるということです。

 知らない間に若い選手が一気に増え、安定したプレーができるベテラン選手はほんの一握りになりましたが、若い選手が多い方が色々な事にチャレンジしやすいと思います。実際この日のドイツ代表は、しつこく壁パスを繰り返したり、ラームやヒンケル(途中からオヴォモイェラ)といった両サイドバックが積極的に攻撃参加したりしましたが、いずれも前日練習で入念に(かどうか分かりませんが)チェックしていたポイントです。専門家でもない私の勝手な推測ですが、選手達はクリンスマン監督がねらいとした攻撃オプションにトライし続けていたのかも知れません。これから先ポジションを確保した選手が経験を積んで、2006年の本大会の時に力を発揮してくれればいいと思います。(個人的には早くダイスラーに戻ってきてもらいたいです。)

 あと、気が付いた点を挙げると、このチームは完全にバラックのチームであるという印象を受けました。なすすべなくゴールを割られたカーンの姿が少し寂しかったです。アウェーのプレッシャーは相当なものだったと思います。PK失敗はありましたが、バラックはキャプテンにふさわしい落ち着いたプレーをして、非常に頼もしく感じました。

 最後に、この試合は本サイトの掲示板で知り合った方々と一緒に応援することができ、非常に楽しい旅になりました。他のドイツファンの方と知り合う機会を提供して頂いた管理人様に感謝の意を表して、観戦記を終わりとさせていただきます。

最終更新日: 2004年12月25日

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