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2004年03月07日(日) ミュンヘン
03/04シーズン、ブンデスリーガ第23節
TSV1860ミュンヘン vs ヴェルダー・ブレーメン 0:2(0:1)
Text & Photographs by cosmic064様

 2004年2、3月に約2週間ドイツを旅行されたcosmic064様より、3試合分の貴重なスタジアム体験記をお寄せ頂きました。本リポートはその第3弾にあたります。なお、3試合分のレポートの構成は以下の通り。ぜひ他のレポートも、あわせてご覧下さい。
 1. ハンブルガーSV vs バイヤー・レバークーゼン
 2. ハノーファー96 vs ヘルタ・ベルリン
 3. TSV1860ミュンヘン vs ヴェルダー・ブレーメン(このページです)
 今回お寄せいただいたミュンヘンでの観戦では、市内で何度も不審者に声をかけられるという体験についてもふれられています。大事に至らず何よりですが、比較的安全と言われるドイツでも、中央駅付近などには怪しい人間がけっこういます。夜の試合などの時、特に女性の方は十分ご注意を。(管理人より)

 第22節の土・日ともブンデスリーガ観戦(ハンブルガーSVvsバイヤー・レバークーゼンハノーファー96vsヘルタ・ベルリン)に費やした私は、こうなったら第23節も2試合見てやろうという気持ちでいました。この週は、土曜日に「1.FCカイザースラウテルン vs アイントラハト・フランクフルト」。そして日曜日に「TSV1860ミュンヘン vs ヴェルダー・ブレーメン 」の2試合という計画を立てました。しかし土曜日は宿泊先移動で、日曜日はドイツを訪れる人誰もが訪れるであろう「ノイシュバンシュタイン城(東京ディズニーランドのシンデレラ城のもとになったと言われる城)」へ行くという全体予定でした。そこで考えた末、私は土曜日はリーガを諦めて日曜日はミュンヘンへという決心をしました。日本に戻ってから周囲には「もったいない!・どうして?」と言われましたが・・・  しかし、この日が私にとって最も印象の強い日になるのです。

 さて日曜日。この日の試合も17:30キックオフのため、ノイシュバンシュタイン城へ向かうルームメイトらを見送って昼過ぎにホテルを出ました。その直後、雪に見舞われるなど「今日は大丈夫なんだろうか」などと思いながらミュンヘンへ。ミュンヘンに着く頃には雪も上がって、オリンピック公園のテレビ塔も見えるなど、いよいよ来たぞ!とでもいったような気分でした。この日も、もちろん一人でしたが前回のハノーファーに比べれば、距離・時間も短く、気軽な気持ちで向かっていました。ミュンヘン中央駅に着いたのは14時半頃、警備やサポーターは僅かながら点在していました。ここからはUバーンでの移動でした。が、DBからUバーンへの移動中にアクシデントが・・・  Uバーンは地下鉄なので、乗車券を買って薄暗い階段を下るのですが、階段途中の踊場にある喫煙所でタバコを吸っていると、一人の男性が近づいてきました(服装はジーパンにブルゾンのいたって普通の服装)。これまでにもあった、「タバコをくれといったせびり」かと思いましたが、なんと「パスポートを見せろ」的なことを言って、証明書らしき物を提示してきました。とりあえず片言で「警察署でなきゃダメだ」と言うと、もう一度証明書を出し、写真と自分の顔を指すなどして説明してきました。とりあえず納得できたので、片方を掴んでパスポートをみせました。すると、念入りに見られたものの難なく「オーケー」と言われ、礼も詫びもなく去って行きました。

2004年撮影(by cosmic064様)、無断転載禁止

2004年撮影(by cosmic064様)、無断転載禁止

2004年撮影(by cosmic064様)、無断転載禁止

 マリエン広場あたりでの乗り換えが必要かと思われましたが、1860サポーターと同じ電車に乗ると直で最寄りの「Olympia-Zentrum」へ行けました。「Olympia-Zentrum」を出ると、BMWの大きな建物やオリンピア・シュタディオン特有の蜘蛛の巣のような姿も目に入り、とてもわかり易く行き易いスタジアムと言えるでしょう。歩いて向かっていると、早速ファンショップを発見。やはりここでもマッチデープログラム・マフラー・レプリカの3点狙いです。ハノーファー同様に苦労してレプリカとマフラーを無事購入。マッチデーは向こうだよと教えてもらい、スタジアム方面へ。すると程なくして10代半ば〜後半くらいの少年が道端でマッチデーを売っていました。値段はハノーファー同様に1ユーロ。日本と比べて(比較対象は浦和レッズのMDP)安く、大きく、ページ数が多いのは共通のようです。そしてスタジアムに16時過ぎに到着。

2004年撮影(by cosmic064様)、無断転載禁止

2004年撮影(by cosmic064様)、無断転載禁止

 試合1時間程前というのに閑散とした状態。事前の調べで多少の予想はしていたものの、相手も現在(当時)首位のブレーメンだというのにこの人っ気・・・(この日の観衆は2万5000人) ただ、この状況は言葉の喋れない私がじっくりチケットを買うには、絶好の機会でした。窓口のお婆さんも親切な人でチケットを指して、それがどこら辺か1つ1つ席割図で教えてくれました。結局、激しいサポーター席にしようかと思いましたが、21.5ユーロでメインのド真中後方という誘惑に勝てず決定。

2004年撮影(by cosmic064様)、無断転載禁止

2004年撮影(by cosmic064様)、無断転載禁止

2004年撮影(by cosmic064様)、無断転載禁止

 試合の方はというと。期待していた、アイウトンとラウトのエース対決はともに点を挙げられず後半途中交代。一時期パルマで中田とポジション争いを演じたブレーメンのミクーには、そこそこボールが集まっていたものの、目立った活躍は無し。全体的に流れが停滞していて、引き分けでもおかしくない内容でした。しかし1860側に退場者が出たり、ブレーメンが首位にいるだけある、と感じさせる抜け目の無さやしたたかさが発揮され、0−2でブレーメンが勝利。そしてリーグ首位をより強固なものに。

2004年撮影(by cosmic064様)、無断転載禁止

2004年撮影(by cosmic064様)、無断転載禁止

 さて、帰りのUバーンはチケットに含まれてはいないらしく、並んで乗車券を買い、打刻してホームへ。苦労して中央駅へ向かうか教えてもらい、中央駅へ。そして、UバーンからDBへ向かう薄暗い階段の途中で、往きのハプニングに続くハプニングが待っていました。話し掛けられたまでは良かったのですが、内容が何やら・・・  「マリファナ」という言葉などが混ざりつつ紙に数字を書きながら説明してきました。もちろん何言ってるかは、分かりませんでしたが、そういった交渉を持ちかけてきていることだけは分かりました。結局、にこやかに「ナイン、ダンケ」と言って丁重にお断りしました。DBホームに着いて、電車の時間・ホームを確認してから、立ち食いのピザ屋で一息付いていると、またもや・・・ 目鼻立ちの整った綺麗な金髪の女性が近寄ってきて、何かを話しながら紙に数字を書いてきました。その最中は変に体を寄せてきて流し目・・・ やはりそういった交渉を持ちかけてきていたようです。ここでも、にこやかに「ナイン、ダンケ」と言って足早に電車へ乗り込みました。冷静に考えると、ここはドイツにおいて大都市のミュンヘン。日本で言えば東京や大阪などといったレベルでしょうか。それを考えれば、この日に経験した3つの出来事は珍しい事ではないのかもしれません。特に夜ということもあるのでしょうが、こういった場所・時間だからこそ気をつけねばと、思い知らされる1日になりました。

 これで私の全3試合分の観戦記は終了となります。今回のドイツ旅行・ブンデスリーガ観戦において、これでも書ききれない程の経験や思い出を得ました。ファンショップ、特にハノーファーやミュンヘンでは共に、英語に切り替えて助けてくれたり、買い物が済むと「フィールシュパース!(楽しんでこいよ)」と送り出してくれたりと、人の暖かさに触れることもできました。現在ブンデスリーガはスペイン・イングランド・イタリアのリーグよりも下とされていますが、人びとのサッカーに対する気持ち・熱さは決して負けていないと思います。もし、ドイツやブンデスリーガに興味が少しでもあって、訪れる機会があったら実際に感じてみて下さい。そうすれば、この意味を十分にわかって頂けると信じて疑いません。

2004年撮影(by cosmic064様)、無断転載禁止

最終更新日: 2004年04月03日

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