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2002年11月09日(土) ミュンヘン
02/03シーズン、ブンデスリーガ第12節
バイエルン・ミュンヘン vs ボルシア・ドルトムント 2:1(0:1)
Text & Photographs by kemaridan様

 2002年11月に、ブンデスリーガ屈指の好カード「バイエルンvsドルトムント」の一戦をオリンピア・シュタディオンで観戦されたkemaridan様のスタジアム観戦記。その続編、いよいよスタジアム入りしてから試合開始、そして白熱する試合の模様についてです。引き続きお楽しみ下さい。なお、前編となる1ページ目はコチラ。(管理人より)

続・11月09日(土) (曇りのち雨のち曇り。気温2〜8℃)

【午後02:00〜03:30】

 午後2時過ぎ、入場開始解禁。いよいよゲットしたチケットの出番。ほんとにこのチケット使えるのか、その真価を問う瞬間。こんなにドキドキする自分をあざ笑うかのように、検札のおばちゃんはマイ・プラチナ・チケットを一瞥したあと、ビリっと破ってさくっと入場を許可してくれた。
18年ぶりのオリンピア・シュタディオン、16年ぶりのブンデスリーガ観戦、両チームのドイツ代表メンツは横浜でのW杯決勝ぶりのナマ・ウォッチングである。
 入場後、早速座席位置を確認するも、降り続く雨が風とともに激しさを増し、寒い事極まりない(当日発表によれば8℃とのことであるが雨・風で体感温度はそれよりずっと低い)ため、バックスタンド最上部にそびえる電光掲示板下に緊急避難。電光の熱(気持ち)と衝立で風・雨・寒さをしのぐ。寒さに慣れているはずの現地人すらぞくぞくと集まってくる。ザ・ストロング&タフ・ドイツ人といえどもやはり同じヒューマン・ビーイングであったことを再確認した瞬間。
 その間、またグリュー・ヴァインとソーセージを飲み食いする。本日3本目。しかし寒い。ほんとに寒い。ひたすら寒い。重たく分厚いB-3をめんどくさがらず着込んで来て、誠によかった。
 15:00前後になると、いよいよ選手が入場、練習を開始!座席についてカメラを構えると、思ったよりも近く見え、またまた感激!ただしかし、降り止まぬ雨・風の中で、なかなかじっくりカメラを構えられないのが口惜しい。そしてわかっちゃいたが、改めてメインスタンドにしかないヒサシがこのうえなく恨めしい!

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

 怪我で出場が危ぶまれたメッツ、キーファー・サザーランド・フリンクス、ザ・ジャイアント・コレル、万年ナンバー2GK・レーマン等、WO●WO●社の録画でしか見る事の出来なかったミツバチ・ハッチ集団が、メインスタンドに向かって右手(=バックスタンドに向かって左手。念の為)陣内に続々と登場。ほぼ同時かやや遅れてピッチの反対サイドにBLのスター軍団、FCBメンツが登場。これまた前試合の負傷により出場が危ぶまれたヤンキー走りのバラック、怪我から復帰・今日はスタメン・長身さわやかサンタクルス、顔ちっちぇーピサロ、背ほんとちっちぇーワイルド・リザラズ、頼むから代表引退してくれるなリンケ、そしてそして言わずと知れた背番号1等々、が降りしきる冷たい秋雨の中、筆者(だけじゃないけど)の目の前で黙々とアップを始めた。感無量!
 FCBメンバーが思い思いにバラバラにやっているのに対し、BVBのメンバーはチームで非常にオーソドックスな試合前のアップメニュー(5対2のボールの奪い合い、1オン1の併せダッシュ等)を淡々とこなしているのが好対照。

【午後03:30〜キックオフ】

 午後3時30分、定刻どおりキックオフ。3時前後の両チームアップ練習時にはまだ座席もまばらだったが、キックオフ間近になるとスタンドは観客でぎっしりと埋め尽くされていた。

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

 開始早々からDEDEの度重なるラフプレーによるマドゥーニへの交替劇(前半36分)は、バックスタンド側に座っていた誰の目にも明らかであり、事態の早期修正を図った監督ザマーの采配が、この時点では光った。

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

 FCBの基本布陣は4-4-2だが、中盤両サイドのサリハミジッチ、ハーグリーブスは守備に回らずめっぽう攻撃的で、現場で全体を見渡すとほとんど4-2(バラック・イエレミース)-4状態であった。このあたり基本的にボール周辺しか映さないTVでは得難い現場ならではの経験・発見。また、FCBではサンタクルスのドリブルによる敵陣への積極的切り込み、リンケによるコレル潰し・マンマーク、リザラズのオーバーラップが素晴らしく、個人的に楽しみにしていたバラック、エウベルはほとんど仕事をせず(できず)、またサリハミジッチはボールを持ちすぎタッチライン付近で自滅する場面が多かった。中でもコレルをマークしていたリンケは彼我の身長差が20cmあるにもかかわらず、ヘディングでコレルに悉く競り勝っていた姿には正直、涙しそうになった。リンケの代表引退意向、なんとか撤回して欲しいものである。

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

 エウベルの膝がレーマンに決まった。この頃からBVBはさらに集中力・冷静さを欠き始める。

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

 後半からMFハーグリーブスに代わってFWピサロが投入され、FCBの攻撃姿勢はより鮮明になった。1点ビハインドであったこともあり、サリハミジッチは前述の通りほとんど守備を省みず、完全に4トップ状態。フリンクスの退場等で数的優位にたったこともあり、後半立て続けにポンポンと2点奪取、逆転に成功。写真は逆転の瞬間のリプレー映像(シュート体勢のサンニョール)。

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

 そして、なんだかよくわからないうちにレーマン退場。直前に交代枠を使い切ってしまっていたBVBはレーマンの退場により替えのGK投入ができず、コレルの申出(?)により守護神コレルが誕生。後で観たところテレビには映らなかったが、ポジションに就いた当初はせっかくキャッチしたボールをあせって前線に供給しようとしたためパントキックで味方DF背中に命中させるなどおちゃめな動きを見せたが、時間の経過とともに安定してくる。ハイライトはやはり試合終了直前のバラックの弾道ミサイルシュートのナイスキャッチ。レーマンに限らず普通のGKならパンチングでしのぐのが精一杯のシュートだった。11日発売のキッカー誌は12節ベストイレブンGKにコレルを選出、コレルは今期初の受賞を皮肉にもGKで達成することになった。
 ちなみにフリンクスの退場の理由、レーマンの退場=びっくりコレルの守護神化は、誠に恥かしながら翌日のTVニュース、その翌日のキッカー誌を読むまで詳細はまったくわからなかった。テレビの様に、誰に対して、何故カード(黄・赤)が切られたのかが、遠くからではなかなか判らないからだ。興奮・熱狂の渦の中だとこうなってしまうのか、日頃はうるさいだけのTV解説の有用性を部分的に実感した次第。
 全般的にBVBはほとんど自滅状態。そんな中、ストライカーのみならず不本意ながらもGK仕事もきっちりしていたコレルには完全に脱帽、感激した。足許しなやか、キック・ヘディングともに強く、スルーパスも出せるコレル、ヤンカー見習い給え。

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

最終更新日: 2002年11月20日

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