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2002年11月09日(土) ミュンヘン
02/03シーズン、ブンデスリーガ第12節
バイエルン・ミュンヘン vs ボルシア・ドルトムント 2:1(0:1)
Text & Photographs by kemaridan様

 2002年11月にブンデスリーガ屈指の好カード「バイエルンvsドルトムント」戦を観戦されたkemaridan様から貴重なオリンピア観戦記を頂きました。チケットを当日たまたまバイエルンのオフィスでゲットされたという驚くべきエピソードから、急遽ゴールマウスを守ることになったコラーが印象的なあの頂上決戦の模様まで。泣く子も黙るFCBvsBVBの生観戦記です。なお、充実したこの観戦記は、2ページ構成になっています。まずはチケット確保からスタジアム入りする直前までのお話をお楽しみください。(管理人より)

11月08日(金) (曇り、気温5℃前後)

 06:23発ICE991号でフランクフルトを出発、ミュンヘン到着後はそのまま午後一杯、ミュンヘン→ガルミッシュ・パルテンキルヘン→ケンプテンとDB(ドイツ国鉄)で南ドイツの車窓を堪能した後、再びミュンヘンHbfに到着したのが午後5時頃。ちなみに南ドイツは積雪していた。
 翌日のFCB VS BVB戦のチケットは「当日、スタジアムで、ダフ屋から」と決めこんでいたが、念の為ダメもとで中央駅地下と旧市街のFCBファンショップを訪問、翌日のチケットについて店員にヒアリング。が、やはり「売切れ」とのこと(しかし、そもそも扱っていたのか?)。店員曰く、「当日スタジアムでダフ屋から買うしか無いよ。たぶん定価の2倍くらいで買えるんじゃないか?」となんとも適当なナマ返事。定価の2倍程度ならまったくオッケーだが、ほんとにそれで収まるのか?半信半疑のまま当初予定通り明日に賭け、とりあえずその日はビールとブルスト(ドイツ・ソーセージ)を食らって寝ることにした。

11月09日(土) (曇りのち雨のち曇り。気温2〜8℃)

【午前09:00〜11:30】

 朝起きてHbfのスナックで朝食をとり、そのままタクシーにてSabener Str. 51(FCB オフィス)へ向かう(Hbfより10分弱、10.40ユーロ。ドイツのタクシー運転手は英国のそれに似て比較的意識が高い。例外はあるかもしれないが、まずボラないし、遠回りしない)。
 オフィス前に到着、中央玄関階段をのぼって入るとすぐ左側にローター・マテウスとクラウス・アウゲンターラーの拡大写真ポスター出現。マテウスのものは恐らく引退試合の、アウゲンターラーのそれは随分昔のオクトーバーフェスト用に撮影されたものと思われなんだかコミカルで、在りし日のシブいユニオーム姿(90年W杯を想像)とのギャップに思わずニヤけてしまった。
 オフィス兼練習場は一般に開放されているのか、中央玄関をくぐってすぐ左に伸びる廊下を進んだ突当りの室内練習場(体育館)は一般のおっさんと思われる連中がフットサルに興じていた。

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

 室内練習場横にずらっと並ぶロッカー・ルーム(廊下を挟んで3〜4部屋ずつくらいある)を覗き、カーン、バラック等FCB選手の着替え姿(!)を想像すること数分。
 その後グラウンドに出て5〜6面ほどある練習場、FCBマンシャフトのでっかい看板、白い壁に赤いラインのチーム・カラーを彩った美しいオフィス建物、等をバックに記念撮影数枚。FCBの公式HPにある通り、この寒い中でも(当日は気温2~3℃!)芝生コンディション・まるで公園の様な周囲の景観は、誠に素晴らしく美しいの一言で、移籍したての頃のウィリー・サニョールをして「完璧な仕事環境!」と言わしめたのも、なるほど頷ける。訪れた時にはFCBジュニアが練習をしていた。将来のバラックが生まれるかな?
 再びオフィス建物に戻り、何の気なしに2階(欧州では1階)に上がるとまたびっくり。踊場にマイスター・シャーレ、DFBカップ、ビッグ・イヤー等燦燦と輝くカップ類が収められたガラスショーケースがいきなり目に飛び込んできた。いつのまにかティピカル・ジャパニーズに成り下がっていた筆者はとりあえず条件反射的にこれを記念撮影。

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

 その横に、「こっち」と「あっち」がガラスで遮断された映画館のチケット売り場のようなカウンターを発見、近づいてよく見るとスタジアム座席図がカウンターに敷いてあるではないか。
 ガラス越しに「あっち」側で何やら事務仕事をしていたお姉さんにたどたどしいドイツ語で本日のチケットについて恐る恐る聞いてみると、平然と「あるよ(Ja)」。なんと!信じられん!当日なのに。BVB戦なのに。結果次第で順位が入替わる頂上決戦なのに。
 「vs BVB」とシールが貼られた私書箱風ボックスの一部からチケット現物10数枚程度(=恐らく残りチケットの全て)を取出してきたお姉さんは、スタジアム座席図を自分に見せながら「この中だと、そうね。。。一番イイのはこれかな!」とご丁寧に差出してくれたのは、バックスタンド中央列中央行(カテゴリーM2の37列目11番席)!他はコーナー、ゴール裏(サポーター用)等だったので、即決でこれに決め、もちろん定価(35ユーロ)で連番のものを2枚購入、合計70ユーロなりけり!くどいが、誠に信じられなかった(ちなみにこの私書箱風ボックスにはCL最終カードのRC LENS戦、BL次節カードのWOLFUSBURG戦等他の試合のものが10種類くらい用意されていた)。
 その後は浮かれ気分満々でオフィス建物内に併設されているPUB 'Sport-Treff'(この上の階に、ワリとフォーマルなレストランもある)でErdinger(=FCBのプレミアム・パートナー=スポンサー)白ビール(0.5リットル、2.5ユーロ)を飲む。何故かカウンターのお兄ちゃんは陽気なイタリア人でちょっとだけびっくり。Bayernがカトリックの強い南ドイツだからか。写真撮影にも気前良く応じてくれた。
 帰りは最寄りの地下鉄(U1)駅Wetterstein Platzまで歩き(10分弱)、そこからタクシーを捕まえて中央駅、ホテルまで戻る。もちろん応援コスチュームに変身するためだ。

【午後11:30〜午後02:00】

 チケットを手にした後は観戦あるのみ。ホテルでセーターの上からFCBホームユニフォーム(半袖)を着用、FCBマフラーも巻き、その上からB-3ジャケット(米国空軍人が極寒地で着るフライト用ジャケット)、というモコモコ重装備。この結果、せっかく持参したFCBユニフォームを、寒すぎて地元サポーター衆に披露できなかったのがとても残念。3時間前の12時過ぎ頃にミュンヘンHbf出発。地下鉄(U1、U3)を乗り継いで10分弱程度でオリンピア・ツェントゥルム駅に到着。地上へ上がると、気勢をあげながらオリンピア・シュタディオンに向かっていく両チームサポーターの姿がちらほら。やはりまだ時間が早いらしい。到着直後からパラパラ雨が降って風も強くあまりにも寒かったこと、またやはり早過ぎてシュタディオンへは入れないため(入場は1時間30分ほど前から)、シュタディオン横のオリンピア・トゥルム(塔)に上る。ドイツ最高の高さ(290メートル)を誇るらしいこの塔からは、ミュンヘンの街並みはもちろん、晴れていれば遠くはオーストリア・アルプスを望むことができるそうだが、あいにく折からの雨でミュンヘンの街すらぼやけて見える。取り敢えず真横にドンと構える本日の会場・オリンピア・シュタディオンと、これまた塔に隣接するBMW本社一帯を写真撮影。
 一通り眺めた後は塔を後にし、いざシュタディオンへGo(塔からは徒歩3分ほど)!

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

2002年撮影(by kemaridan様)、無断転載禁止

 時間が経つにつれて周辺に赤と黄色と黒柄の衣装に身を包んだ人々が増えてきた。それでもまだキックオフまで2時間以上あり、とにかく寒いのでシュタディオン横に臨時設営された巨大ビアガーデン(200人以上入りそう)に入り暖をとる傍ら、グリュー・ヴァイン(ホットワイン)と50cmソーセージ(これがまた食べにくいー!)を食らう。本日2本目。ビアガーデンの中まで、通番数字入りのFCBジャンパーを着込んだアルバイトの少年がFCBファンジン(マッチデープログラム)を売りに来るが、当方前日にファンショップで購入済。また、FCBのプレミアム・パートナー(スポンサーの一種。リード・スポンサーはドイツ・テレコムとアディダス社)であるコカコーラの人がFCBメンバー全員のサイン(もちろんコピー)入りブロマイドを無料配布していたので、2枚ゲット。
 そうこうしているうちに「その時」が近づいてくるが、ここまできて、肝心のダフ屋が見当たらないことに気付く!周囲を見ると結構、腰に拳銃をぶら下げたPOLIZEIが5~6人のチームを組んで威圧的に巡回しているではないか。こんなのは欧米で人の集まる場所では良く見かける風景ではあるが、やはりカードがカードだけにダフ屋も引っ込んだのか?事務所を訪問して本当に良かった。(→ 2ページ目につづく

最終更新日: 2002年11月20日

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