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2002年10月02日(水) アイントホーフェン(オランダ)
02/03チャンピオンズリーグ1次リーグ第3節 グループA
PSVアイントホーフェン vs ボルシア・ドルトムント 1:3(0:1)
Text & Photographs by わか様

 2002年10月01日〜09日にドイツ西部を中心に観戦旅行をされた、わか様からチャンピオンズリーグの「PSVアイントホーフェン vs ボルシア・ドルトムント」戦について貴重な現地観戦記を御寄稿いただきました。以下、写真と文章はわか様によるものです。(管理人より)

2002年撮影(by わか様)、無断転載禁止

 前日、成田からコペンハーゲン経由でアムステルダムに入り、当地で一泊した。今日から一週間、サッカー観戦三昧となる。意気込んで日程と予算を確保したのはいいのだけれど、問題はチケット。昨年もブンデスリーガを観戦したが、すべて当日券が入手でき、問題はなかった。
2002年撮影(by わか様)、無断転載禁止 今回はチャンピオンズリーグ、そしてアレーナ・アウフ・シャルケでのUEFAカップ観戦が控えている。日程のこと、チケットのこと、わからないことだらけでチト不安になる。ダフ屋交渉などやらけだがそれはそれ。まずは現地に行って気合で勝負。

 10月2日朝、アムステルダム中央駅を出発、電車で1時間20分ほど乗りアイントホーフェン駅に到着。すぐにスタジアムに行きチケットを購入。売り切れを予想し、ダフ屋交渉を覚悟ため拍子抜けしてしまう。今回までに開催されたチャンピオンズリーグの各試合結果を見ていると満席とはなっていないようだ。試合数の増加による1試合ごとの価値観が薄れてきたためかも知れない。チケットはバックスタンド2階ホーム側端で42.5ユーロ(約4800円)。横浜マリノスのチケットと比べると少し高い程度と言ったところか。

(by わか様)、無断転載禁止

 スタッフのおじさんが「どちらが勝つと思う?」と聞く。気を利かして「もちろんPSV。2-1」と答える。(外国で試合を見るときはホームチームの応援に徹すること。これ鉄則)おじさんは当然気をよくするが、「コリアンが来てくれてうれしいよ・・・(来たよ)」 「ノー!アイムジャパニーズ!!」「・・そうか・・・すまんね」。気まずい雰囲気が漂う。まあ仕方ないか。ヒディングのチームだし。韓国人もいままでによく来たのだろう。

 20時試合開始なのでスタジアム近くの飲み屋に入りビールを飲む。夕暮れになるにつれPSVサポが目立つようになる。こういう雰囲気はJリーグにはない。日本の場合、サポがいるどころか今日、試合が行われる告知すらしていない自治体も多い。よくJリーグと欧州ではプレーのレベルが違うというけれど町そのものの環境が全く違う。歴史が違うとはいえ、うらやましい。

2002年撮影(by わか様)、無断転載禁止

 試合が2時間前にスタジアムにはいる。
 フィリップススタディオン。収容人数3万人。ユーロ2000にあわせて増改築された近代的なスタジアム。 フィールドの4辺を2階席で囲んだサッカー専用で実に見やすく美しい。スタジアム内外にはチャンピオンズリーグのテーマソングがなりひびき、試合に期待を抱かせる。

 私はショップでPSVのレプリカ、マフラーを買ったので回りから注目を集める。「コリアから来たのか?」の応酬はまあ仕方ない。みんな一緒にはしゃぐ。記念写真も容易に応じてくれる。ノリの良いサポに感謝。

2002年撮影(by わか様)、無断転載禁止  2002年撮影(by わか様)、無断転載禁止

 主審はあのコリーナ氏。テレビでよく見るあの印象的な頭は注目を集める。欧州でも評価の高い審判だけあって周りの観客も彼を指差して喜ぶ。

 試合開始。回りの予想ではドルトムントが勝つであろう、との声が多数であったが、PSVも健闘する。ブンデスリーガとエールディビジでは、恐らくブンデスリーガのほうが格が上なのだろうが、PSVは守りを固めることなく攻める。ボールキープ率は60-40でPSVといったところか。実際PSVのほうがいいシュートが多く、ドルトムントのキーパー、レーマンに阻止される。
 W杯もそうなのだが、現代サッカーにおいてはボールを持たされるほうが不利というのが現実ではないか。優れたキーパー、ディフェンスがシュートを防ぎ、速攻で中盤、フォワードとカウンターをくらい、失点とうパターンが多い。今日のPSVも同じでドルトムントのレーマンからフリングス、ロシツキ、コーラーの縦ラインが健在である以上、ここから得点を奪うのは難しかった。

2002年撮影(by わか様)、無断転載禁止 2002年撮影(by わか様)、無断転載禁止

 コーラー、ロシツキと立て続けに点を取られ、それでも1点返すまでは良かったが試合終了間際のパワープレイでアモローゾに駄目押しを取られてゲームセット。アモローゾの3点目で大勢の観客が席を立った。
 試合は3−1でドルトムントの勝ち。ドイツ好きの私としては喜ばしい結末ではある。しかし、このホームチームが負けるというのはやはり虚しい空気が漂い、なんともいえないやりきれなさが残る。喜びに沸くドルトムントサポたち。試合を見るたびに思うのだがその対比が残酷である。

2002年撮影(by わか様)、無断転載禁止

 試合終了時刻23時。スタジアムの飲み屋はまだ開いていた。私はまたビールを飲み、ホテルに戻った。明日はゲルゼンキルヘンに行ってUEFAカップの観戦である。

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※この翌日観戦されたUEFA杯の試合につきましても、現地観戦記を御寄稿頂きました。
 現地観戦記「FCシャルケ04 vs FCゴメル」(Text & Photographs by わか様)
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最終更新日: 2002年10月25日

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