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2005年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止



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>> ドイツサッカー 現地観戦記   [ 観戦記トップへ戻る ] [ トップページへ戻る

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2005年02月20日(日) ケルン
04/05シーズン、ドイツ・ブンデスリーガ2部第22節
1.FCケルン vs アレマニア・アーヘン 1:0(0:0)

 2005年2月にドイツに行った際、週末を利用してブンデスリーガを観戦。2003年秋にドイツ代表の試合を現地観戦する機会はあったものの、ブンデスリーガをスタジアムで観戦したのは2001年9月以来、実に3年半ぶり。
 土曜日にニュルンベルクvsレバークーゼンを観戦した後、この日曜日には2部のケルンvsアーヘンを観戦。2部リーグにもかかわらず、ケルンのスタジアムは熱狂的なサポーターで超満員。それもそのはず、相手は近郊のライバル、アーヘン。

 土日を利用してブンデスリーガを観戦の第2弾。土曜日は「1.FCニュルンベルク vs バイヤー・レバークーゼン」を観戦。さて日曜はどるするか?翌月曜日は朝からシュツットガルトで約束を入れていたので、試合後にはシュツットガルトに向かう予定。この節、ブンデスリーガで組まれていた試合は、そのシュツットガルトで行われる「VfBシュツットガルトvsヘルタ・ベルリン」と、メンヒェングラッドバッハで行われる「ボルシアMG vs FCシャルケ04」。このうち前者はスケジュール的にはベストなのだが、これと全く同じカードをちょうど4年前の同じ時期に観戦したことがあるので、できれば違う試合を違うスタジアムで。そこで、オリヴァー・ノイヴィル大帝が強豪・シャルケに挑むボルシアMGの試合も惹かれたが、メンヒェングラッドバッハは西のはずれ。試合後にシュツットガルトまで移動するのは、ちと大変。それからできれば今回はドイツW杯の会場で観戦したいという希望もあった。そんなわけで1部の試合を観戦するのはやめ、2部をチェックすることに。日曜日のメインは午後3時キックオフの2部だ!
 幸運にも、2部の試合のうちドイツW杯の会場となるスタジアムを使う試合を2試合発見。一つは「アイントラハト・フランクフルトvs1.FCザールブリュッケン」、もう一つは「1.FCケルンvsアレマニア・アーヘン」。前者の方がシュツットガルトへのアクセスは若干近い。フランクフルトのスタジアムは空港に近いので、空港の遠距離線駅を利用できる。チャ・ドゥリも見るのも悪くない。しかし、もちろん私の決断は後者だった。目下2部で首位のケルンが、同じく上位に顔を出し今シーズンはUEFA杯にも参戦しているアーヘンと対戦。しかもアーヘンはケルンから列車で30分ほどの近郊の町。新聞の言葉を借りれば「ヴェストダービー」。満員のスタジアムで、ドイツ代表ルーカス・ポドルスキを生観戦。しかも冬の移籍市場ではHSVからラーンも加入。相手のアーヘンには同じく元HSVのオランダ人FWメイエルがいる。好カードではないか!
 この予定を考えた時点で、日程を確認すべくケルンのウェブサイトをチェックした。チケットは2部だから当日券で十分だろうと思っていたが、その際にちらっと見たオンラインチケットのページによると、チケット完売まで残りわずか!こりゃ大変、あわててメインスタンド2階の席を確保。ニュルンベルクのホテルに送ってもらうことにした。

2005年02月20日 ブンデスリーガ2部第22節


1.FCケルン
1 前  半 0

アレマニア・アーヘン
0 0
1 0
後  半
[ 得 点 経 過 ]

(※ 選手名の右側の数字はKicker紙採点)
 88分、ルーカス・ポドルスキ
GK:
アレキサンダー・バーデ (2)

DF:
カルステン・カルマン (4)
ルーカス・シンキエヴィッチ (3)
ファビオ・アルベス・ダ・シウヴァ・"ビリカ" (4)
アレキサンダー・フォイト (4,5)

MF:
セバスティアン・シンズィーロルツ (4)
アンドリュー・シンカラ (3)
クリスティアン・ラーン (4)

FW:
マティアス・シェルツ (5)
アルベルト・シュトライト (3)
ルーカス・ポドルスキ (4,5)

監督:
フープ・シュテフェンス氏
GK:
シュテファン・シュトラウプ (3)

DF:
デニス・ブリンクマン (5)
トーマス・シュテーレ (4,5)
モーゼス・シチョン (3)
エミール・ノル (3)

MF:
ライナー・プラスヘンリッヒ (3)
シモン・ロルフェス (2,5)
ダニエル・ゴメス (3,5)

FW:
カイ・ミヒャルケ (4)
イェンス・シャーピング (5)
セルジオ・ピント (4,5)

監督:
ディーター・ヘッキング氏
[交代]
57分 マリウス・エバース (3,5) ← シェルツ
71分 ティモ・アヘンバッハ ← シンキエヴィッチ
82分 クリスティアン・シュプリンガー (2) ← シンズィーロルツ
[交代]
61分 フランク・パウルス ← シャーピング
72分 イヴァン・ペトロヴィッチ ← ピント
83分 エリック・メイエル ← ミヒャルケ
警告()・退場()
アルベルト・シュトライト
カルステン・カルマン
セバスティアン・シンズィーロルツ
警告()・退場()
セルジオ・ピント
モーゼス・シチョン
トーマス・シュテーレ(x2)
日時: 2005年02月20日(日)15時00分キックオフ
主審:
 フランツ・クサヴァ・ワック氏 (3)
観戦者数: 50,374人
スタジアム: ライン・エネルギエ・シュタディオン(ケルン)

 さて、日曜朝ニュルンベルクからケルンへ移動。ケルン中央駅には1時過ぎに到着した。中央駅でスーツケースなどの荷物をコインロッカーへ預けると、さっそくスタジアムへ。天気はあいにくの雪。日曜だから店はどこも閉まっており、こんな日に通りを歩いているのはサッカー観にいくサポーターくらいなもの。中央駅から出ると、町でみかける人のほとんどはケルンサポーター(もしくはアーヘンサポーター)だった。

 ドイツでは多くの場合チケット代の中に当日の公共交通機関利用運賃が含まれている。このケルンの場合もそうで、事前にチケットを持っていた私は、切符を買う必要なく、市電に乗り込んでまずは市電の乗り換えポイントであるノイマルクトへ。ここは市電のターミナルみたいになっていて、ここからあちこちへ路線が続いている。試合のある日は臨時のスタジアム行きが出ており、それを利用してスタジアムへ。スタジアムまでけっこうな時間乗って、やがてスタジアム近くの市電ターミナルへ到着。そこは市電の発着場としてたくさんの市電を停められるようになっており、帰りの際は、次々と臨時路線を出せる体制が整っている。ドイツの場合、自動車を利用してスタジアムへ来る人も多いのに、こうした交通機関の整備が、日本以上に進んでいる。おそらく、日本みたいな試合帰りの大混雑・大行列だと、ドイツ人耐えられないのかなぁ。

2005年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止
ライン・エネルギエ・シュタディオン(旧ミュンガースドルファー・シュタディオン)

 スタジアムに着くと、だいぶ大粒の雪がガンガン降ってきて体感温度もかなり寒い。まずは腹ごしらえと思い、スタジアム外の屋台で、ソーセージを挟んだパンにかじりつく。このソーセージかシュニッツェルを挟んだパン。それからグリューワイン。これでカラダ温めていかないと。

 食べ終わってから、スタジアムに入場。中のショップでは、背番号10とイニシャルのLPをあしらったルーカス・ポドルスキグッズが売られている。さすが、ケルンの王子様。私は、さっそくファンマガジンとマフラーを購入。マフラーはチームカラーの赤色だが、とても綺麗な赤で久々のヒット。

 私が席へとたどり着いた頃にはウォーミングアップも終盤、ゴール裏のサポーターはかなりの数集まっており、ものすごい盛り上がり。前日のニュルンベルクの試合では、客の入りが半分くらいだったので、それと比べると全然迫力あり。2部の試合にもかかわらずここまで盛り上がるとはケルンサポの結束固し。

2005年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止
試合前にマフラーを広げて応援歌を歌うケルンサポのみなさん。

2005年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止
ケルンのヒーロー、ルーカス・ポドルスキはもちろんスタメン出場。

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ワック主審を先頭に両チームの選手が入場。

2005年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止
FCチアリーダーのお姉さまたちが選手を出迎えます。

2005年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止
両チーム、ピッチ中央に整列してファンにご挨拶。

2005年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止
ポドルスキ選手、地元の月間MVPだか何かに選ばれました。

2005年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止
試合はアウェーのアーヘンによるキックオフでスタート。

 15時前になって、いったん引き上げた選手がいよいよ登場。チアリーダーのお姉さんたちが両側を固め、その間を選手が行進。先頭を行く審判団、主審はブンデスリーガでおなじみのフランツ・クサヴァ・ワックさん。その後ろから、赤ユニのケルンの選手、黄ユニのアーヘンの選手が入場。
 センターサークルを挟んで、ピッチの中央に整列し場内の観客に手を振ってご挨拶。その後、ポドルスキが、地元の月間MVPか何かに選ばれたとか何とかで表彰され、場内拍手。ポドルスキはホント人気者だな。それから、アウェーのアーヘンによるキックオフで試合がスタート。

 さて両チームのスタメンだが、ケルンは現時点のほぼベストメンバーで試合にのぞむことができた。強いてあげれば、ヘルタやハノーファーでプレーし今シーズンからケルン入りしたギリシャのコンスタンティニディスが先発から外れていた。これは事前の「Kicker」紙予想とは異なり、原因は不明。このほか、ケルンの目玉選手といえば今シーズン、AEKアテネから獲得したギリシャ代表のヴァシリス・ツァルタス。あのEURO2004優勝メンバーの1人である。しかし、彼は今もまだケガのため戦線離脱中。あと、元バイエルンのマルクス・フォイルナーもまだケガから復活していない。
 で、ほぼベストメンバーといわれるスタメンだが、キーパーは相変わらず一昨シーズン正GKだったバーデが担当。ケルンといえば、昨シーズンは元バイエルンでカーン控えだったヴェッセルスが正GKとして君臨していたが、今シーズンは開幕から数試合後に負傷し、バーデにポジションを譲っていた。その後、ウィンターブレイク明けまでに回復したのだが、依然としてバーデがポジションをキープしているというわけだ。
 DFは4バックで、左からフォイト、ビリカ、シンキエヴィッチ、カルマン。ビリカ以外の3人はもう長くケルンでプレーし、昨シーズンは1部で戦った選手たち。センターバックに入ったブラジル人のビリカは、冬の移籍市場でグレミオから獲得した選手だ。
 全体の陣形は極端に考えれば4-1-4-1、まあ4-3-3というべきか。1の部分はワンボランチとして守備的に動くシンズィーロルツ。昨シーズン、ボーフムから移籍してきた選手で、名前を聞いたことがあるという人も多いはず。その両サイド、右にシンカラ、左にラーン。シンカラは、バイエルンアマの選手で2001年にケルン入りした選手。国籍はザンビアというマイナー国出身の黒人選手だ、バイエルンはどっから見つけてきたのだろう。ラーンはおなじみ、昨年までHSVにいたクリスティアン・ラーンである。HSVでは出場機会に乏しく冬の移籍市場でケルンに移ってきた。この2人のもう1列前、サイドに張る感じで、右にシェルツ、左にシュトライト。ここまでを中盤と考え、ポドルスキのワントップとみれば4-1-4-1。いや、ラーンが左サイドというより、シンズィーロルツの前で中央までせり出して行動範囲広くプレーしているので、中盤3人、前3人だというのであれば4-3-3。正直、この試合でラーンが見られるとは思っていなかったから、ラーンのスタメン起用には驚いた。実は前の試合で向うずねをケガして前半で交代していたのである。ただ、この試合、フル出場したけどあまり活躍していなかった。
 さて、右のウィンガーのシュルツは99年からケルンにいる選手だが、左のシュトライトは今シーズン、ヴォルフスブルクから移籍してきた新戦力。この2人が脇を固め、中央突破を試みるのが、ポドルスキ王子である。

 一方の対戦相手アレマニア・アーヘンはケガやら出場停止やらでベストな状態とは言い難い様子。しかも、この試合の前後にUEFA杯1回戦の第1戦、第2戦があり、やや過密日程。ただ相手がオランダのアルクマールなので移動距離が短いのが救いといえば救いか。もっとも、それはこの試合の後に予定されているアウェーゲームの時の話。
 GKこそ正GKのシュトラウプが守るがDF陣が心もとない。まずクリツペラがこの試合まで3試合の出場停止処分中、さらにランドグラフも前節の黄紙2枚での退場により出場停止。結局スタメンは、左からノル、シチョン、シュテーレ、ブリンクマンの4バック。センターバックの2人、シュテーレとシチョンはいずれも今シーズン加入した選手。シュテーレはニュルンベルク、そしてシチョンは対戦相手のケルンから移籍してきた選手だ。
 アーヘンもケルンと同じく4-3-3だが、こっちはダブルボランチで、ロルフェスとプラスヘンリッヒが担当。ロルフェスはブレーメンアマチュアから今シーズン加入し、アーヘンで活躍中の選手だ。攻撃的MFとして中央に君臨するのはゴメス。
 そして前線3トップは左から、ピント、シャーピング、ミヒャルケ。ピントは昨シーズンまでシャルケ04でプレーしていたセルジオ・ピントのこと。ミヒャルケは、ボーフム、ヘルタ、ニュルンベルクなどのブンデスリーガ1部のクラブでプレーし2003年にアーヘンに移ったカイ・ミヒャルケのことだ。あとシャーピングも、かつてザンクト・パウリ時代にブンデスリーガを経験したベテランFW。リューベックからの移籍で今シーズン、アーヘンにやってきた。本来ならば、アーヘンにはエリック・メイエルというハンブルガーSVに所属していたので日本人にも馴染みのあるオランダ人ストライカーがいるが、UEFA杯1回戦第1戦で負傷し、この日は大事をとってベンチスタート。また、冬の移籍市場でコットブスから加入したルーマニア人のレーゲカンプフもケガで試合に出られず。

 さて、試合のほうは、やはり首位のケルンがホームサポーターの応援を受けてアーヘンゴールに襲い掛かり、一方のアーヘンは守ってカウンターのアウェーでの戦い方という展開。プラスヘンリッヒとロルフェスによるダブルボランチで確実に危険の芽を摘んでいくアーヘン。特に中央でポドルスキがボールを持つと、何人もの選手がつぶしにかかる。ポドルスキは自分の立場を心得ていて、DFを引き寄せてから、サイドやいったんマイナスの方向へボールを散らす。しかし、その後が続かない。時に自ら打ちにいく、自らドリブルを仕掛けて前に出ようとすることもあるが、それも実らず。そもそも、ポドルスキにボールが渡るチャンスがそう多くあるわけではない。結局前半は0-0のまま折り返すことになった(次のページへ続く)。

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アーヘンのゴールは守護神シュトラウプが守る。

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エースのポドルスキ、相手DFに囲まれてパスを散らすのが精一杯。

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えっ、ハンド!?(ではありません...)

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元ヴォルフスブルクのアルベルト・シュトライトは左のウィンガーとして活躍。

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最終更新日: 2005年03月24日

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