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2005年02月19日(土) ニュルンベルク
04/05シーズン、ドイツ・ブンデスリーガ第22節
1.FCニュルンベルク vs バイヤー・レバークーゼン
2:4(1:2)
2005年2月にドイツに行った際、週末を利用してブンデスリーガを観戦。2003年秋にドイツ代表の試合を現地観戦する機会はあったものの、ブンデスリーガをスタジアムで観戦したのは2001年9月以来、実に3年半ぶり。
今回選択したカードはニュルンベルクvsレバークーゼン。まだ行ったことのないスタジアムのうち、ドイツW杯で使用するスタジアムの試合を観戦したいということで、同日に行われた全7試合の中からこのカードを選んだ。
※本ページは、3ページ構成のうちの3ページ目(
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ニュルンベルクとレバークーゼン、両チームを指揮するのは、ニュルンベルクのヴォルフガング・ヴォルフ氏とレバークーゼンのクラウス・アウゲンターラー氏だ。ヴォルフガング・ヴォルフといえば、元ヴォルフスブルクの監督という冗談みたいなキャリアだが、そのヴォルフスブルクを成績不振で解任されたのが2003年3月。それから1ヶ月後の4月にはニュルンベルクの監督に就任。"クラブ"の1部残留を託されたが、就任後1勝もできずにシーズン終了。"クラブ"とともに2部降格となってしまった。
その"クラブ"を元々率いていたのが、対戦相手のクラウス・アウゲンターラー氏。元ドイツ代表でバイエルン・ミュンヘンにて活躍した名DF。引退後は、バイエルン・ミュンヘンやオーストリアのグレーツァーAKで指導者としての経験を重ね、2000年3月に当時2部のニュルンベルクの監督に就任。1部復帰を目指すも惜しくも4位でフィニッシュ。しかしその屈辱をバネに翌00/01シーズンはずっと首位を独走し2部優勝で1部復帰。このシーズンは、SVWマンハイムファンの管理人にも忘れがたいシーズン。最終節でザンクト・パウリがニュルンベルクに負ければマンハイムに1部昇格のチャンスがあったにもかかわらず、ニュルンベルクはパウリと引き分け試合を演じて両サポーターはフランケンシュタディオンで互いの昇格を祝う結果に...それはそうと、こうして自らも1部昇格を果たしたアウゲンターラー監督、続く01/02シーズンは15位で辛くも1部残留という最低目標を達成。しかし、02/03シーズンに入りチームは絶不調。その責任をとって、アル中扱いされた上で解任されてしまったのだ。
しかし、皮肉はその後である。解任されたばかりのアウゲンターラーを迎えたのは同じく残留争いに甘んじていたレバークーゼン。そのレバークーゼンはアウゲンターラー就任後に最後の2試合で連勝してかろうじて残留に成功。その最終節の相手は、なんとアウェーでこのニュルンベルク...そのニュルンベルクがレバークーゼン戦も含めて連敗続きで降格したのは前述の通り。
翌シーズン、両監督はそれぞれのリーグで実績を残す。アウゲンターラー監督はレバークーゼンを最終的にリーガ3位まで引き上げ、チャンピオンズリーグ出場権を確保。一方のヴォルフ監督率いるニュルンベルクは2部リーガ優勝という最高の形でわずか1シーズンにて1部復帰を果たした。
さて、そんな因縁の両チーム、両監督。前半戦では第5節で対戦し、この時は2-2の引き分け。といっても、0-2でアウェーのニュルンベルクにリードを許したレバークーゼンが終盤になんとか2点とって引き分けに持ち込んだゲーム。そして今日はその反対、前半終えて1-2でホームのニュルンベルクが苦しむ展開。そのニュルンベルクは、ここまでヘルタとハンブルクに敗れて2連敗中なのだ。
余談が長くなったが、15分のハーフタイムを挟んで後半スタート。そして後半が始まってわずかに8分後。立て続けにコーナーキックのチャンスを得たニュルンベルク。ヘディング争いには参加せず、ファーサイドでフリーだったミンタルのところにボールがこぼれる。これをミンタルが、ジャストミートではないもののシュート。微妙なスピードのボールは、マークについていたプラセンテを抜けて、ゴール左隅へ。ブットもただボールを見送るのみ...こうしてミンタルによるこの日2点目のゴールで2-2!まさに"クラブ"にとっては神というべき存在。すごすぎるミンタル。
再び、応援のボルテージが上がるゴール裏だったが、それを黙らせたのが相手のエース、ディミタール・ベルバトフ。ミンタルのゴールからわずかに7分後、今日3回目となる全く同じシチュエーション。すなわち、左サイドでポンチがフリーキックのチャンス。これにゴール前にてベルバトフが頭であわせて、レバークーゼンが追加点。ベルバトフもこの日2得点目でドッペルパック達成。
こうして再び劣勢に立たされたニュルンベルクは、サポーターの期待に応えるべく、必死にレバークーゼンのゴールに襲い掛かる。それを守ったのが、ボランチのラメロウであり、センターバックを務めるキャプテン、ノヴォトニー、そして若きカルセン・ブラッカー。この日、ブラジル代表コンビのホッキ・ジュニオールとジュアンはいずれもケガと警告累積のためこの試合には出られなかったのである。
そのレバークーゼンの守備陣にアクシデントが。突然、ノヴォトニーが足の痛みを訴えてピッチの外へ。近くでアップしていた選手が急いでベンチのドクターチームを呼ぶ。駆けつけたスタッフによりピッチの外で治療を受けるノヴォトニー。座って膝のあたりを診てもらっている様子。やがてレバークーゼンは、ノヴォトニーに代わってドゥムを投入。ドゥムはまだ18歳でこれがブンデスリーガデビューとなるアマ上がりの選手。いかに予想外の事態であったかは彼の投入でおおよそ見当がついた。
もっとも、ノヴォトニーのケガが重傷だと知ったのは後日のニュースを見てからだ。翌週の試合では、シュツットガルト相手にベルバトフがゴールを決め、中に着たTシャツにプリントされたメッセージを示した。「Keep
On Fighting Jenne!」。全く同感である。彼にはもう一度、元気な姿をファンの前にみせてもらいたい。
さて、試合の方は依然として1点差。ニュルンベルクにも同点にするチャンスは時間的に十分残されていた。しかし、次のゴールでレバークーゼンの勝利は決定的なものになった。決めたのはヤセク・チノヴェック。長くニュルンベルクに所属し、今シーズン、アウゲンターラーによって引き抜かれたポーランド代表選手である。その持ち味は、思い切りのいいミドルシュートと豪快なフリーキック。79分、右サイドでフリーキックのチャンスを得たレバークーゼン。ゴールからの距離は約25メートル。利き足の左足から放たれたボールは、ものすごいスピードであっという間にゴールに突き刺さった。古巣相手に見事なフリーキックである。これでは、もうお手上げ。この1点で試合は決し、帰り始める客もちらほら。
結局このまま試合は終了。レバークーゼンからすれば格下ニュルンベルクから勝ち点3を確保した格好。一方のニュルンベルクはホームゲームを落としてこれで3連敗。後半戦、どうも調子が悪く、ミンタル一人の活躍が目立っていた。

ニュルンベルクの監督を務めるのはヴォルフガング・ヴォルフ監督。

古巣ニュルンベルク相手に指揮を執る、レバークーゼンのアウゲンターラー監督。

53分、ミンタルの放ったシュートがゴール左隅へ!同点ゴールで2-2!

この日2点目、シーズン17ゴール目を決めて単独リーガ得点王をキープ!

クラブの救世主ミンタルと、かつてクラブでプレーしていたチノヴェックのツヴァイカンプフ

60分、ベルバトフもこの日2点目となるヘディングシュート。再びレバークーゼンがリード。

ベルバトフのゴールを祝福するチノヴェックと抱擁!

77分、キャプテンのノヴォトニーに再び悪夢が...靭帯のケガを再発させて途中交代。

79分、チノヴェックが古巣相手に豪快なフリーキックを叩き込んで勝負あり!

25メートルの距離から弾丸シュートを決めたチノヴェック。喜びのハイジャンプ!

この日ゴールも決めて勝利に貢献したラメロウがインタビューに答える。

ドッペルパックでエースストライカーとしての仕事をこなしたベルバトフ。
| 2005年02月19日 ブンデスリーガ第22節 |


1.FCニュルンベルク |
2 |
前 半 |
4 |


バイヤー・レバークーゼン |
| 1 |
2 |
| 1 |
2 |
| 後 半 |
[
得 点 経 過 ]
(※ 選手名の右側の数字はKicker紙採点、★印はKicker紙選出のマンオブザマッチ)
|
30分、マレク・ミンタル
53分、マレク・ミンタル
|
3分、ディミタール・ベルバトフ
33分、カルステン・ラメロウ
60分、ディミタール・ベルバトフ
79分、ヤセク・チノヴェック
|
GK:
ダニエル・クレヴァー (4)
DF:
アンドレアス・ヴォルフ (3,5)
マリオ・カンタルッピ (3,5)
バルトシュ・ボサツキ (5,5)
ラルス・ミュラー (4)
MF:
トミー・スヴィンダル・ラルセン (3)
マイク・ヴァーゲフェルド (3,5)
スヴェン・ミュラー (4)
マレク・ミンタル (1,5) ★
FW:
マルクス・ダウン (4)
ロベルト・ヴィテック (4)
監督:
ヴォルフガング・ヴォルフ氏
|
GK:
ハンスヨルグ・ブット (3)
DF:
ベルント・シュナイダー (4)
ヤンイングヴェア・カルセンブラッカー (4)
イェンス・ノヴォトニー (3)
ディエゴ・ロドルフォ・プラセンテ (4)
MF:
カルステン・ラメロウ (3,5)
パウル・フライヤー (3,5)
ロブソン・ポンチ (2)
ヤセク・チノヴェック (3)
FW:
ディミタール・ベルバトフ (2)
アンドレイ・ヴォローニン (3,5)
監督:
クラウス・アウゲンターラー氏
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[交代]
71分 ステファン・キースリング ← ボサツキ
80分 サムエル・スロヴァク ← ヴァーゲフェルド
|
[交代]
67分 ゴンザロ・カストロ ← ヴォローニン
77分 サシャ・ドゥム ← ノヴォトニー
85分 ランドン・ドノヴァン ← ポンチ
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警告( )・退場( )
マリオ・カンタルッピ
|
警告( )・退場( )
ゴンザロ・カストロ
|
日時: 2005年02月19日(土)15時30分キックオフ
主審: フローリアン・メイヤー氏 (2)
観戦者数: 20,216人
スタジアム: フランケン・シュタディオン(ニュルンベルク)
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最終更新日: 2005年03月06日
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