
>> ドイツサッカー 現地観戦記 [ 観戦記トップへ戻る
] [ トップページへ戻る
]
|1ページ|2ページ|3ページ|
2005年02月19日(土) ニュルンベルク
04/05シーズン、ドイツ・ブンデスリーガ第22節
1.FCニュルンベルク vs バイヤー・レバークーゼン
2:4(1:2)
2005年2月にドイツに行った際、週末を利用してブンデスリーガを観戦。2003年秋にドイツ代表の試合を現地観戦する機会はあったものの、ブンデスリーガをスタジアムで観戦したのは2001年9月以来、実に3年半ぶり。
今回選択したカードはニュルンベルクvsレバークーゼン。まだ行ったことのないスタジアムのうち、ドイツW杯で使用するスタジアムの試合を観戦したいということで、同日に行われた全7試合の中からこのカードを選んだ。 |
前日から雪のニュルンベルク。金曜夜にフランクフルトから移動してきたが、利用した列車も遅れ気味で、しかもスキー客などで混雑...ようやくニュルンベルクへ着くと、予約しておいた駅近くのホテルへチェックイン。
翌朝も雪。試合は午後からなので、午前中は近くのヘルツォーゲンアウラッハまで足をのばしてみることにした。ヘルツォーゲンアウラッハは、アディダス社とプーマ社の本社がある町。いわばドイツのスポーツブランドの聖地みたいなところだ。ニュルンベルク郊外にあって電車とバスを乗り継いで1時間くらいのところにある(ヘルツォーゲンアウラッハ探訪については後日詳細をアップ予定。乞うご期待)。
昼までヘルツォーゲンアウラッハで過ごし、再びバスと電車でニュルンベルクへ戻ろうとすると、そのバスや電車には"クラブ"サポーターがちらほら。本日観戦予定の1.FCニュルンベルク。1900年創設で、第1次世界大戦後の1920年代には幾度も全国制覇を果たした古豪である。当時、このニュルンベルクとしのぎを削ったのが、隣町のフュルトのSpVggグロイター・フュルト(現2部)で、この時代のドイツサッカーの中心はニュルンベルクだったと言われる。そしてその1920年代からファンに愛読されてきた「Kicker」紙の編集部も、このニュルンベルクに置かれている。そんな伝統のあるクラブだから、サッカークラブの中のサッカークラブということで、このチームは「Club(クルップ)」という愛称で親しまれている。いわば、長嶋監督が日本において男の中の男だからミスターと呼ばれるのと同じだ。
いったん中央駅近くのホテルに戻って身支度を整えると、その中央駅からスタジアム行きの臨時電車に乗車。約7分でフランケン・シュタディオンの駅に到着。このフランケンシュタディオン。クラブの黄金時代である1920年代に造られたが、その後、ナチスによる暗黒の時代に党大会施設として付近一帯とともに接収されてしまうという歴史を持つ。したがって、駅を降りて遠くに見えるスタジアムへ向かって歩くと、まず目につくのが右側に見えるものすごく大きな集会広場のような施設である。これこそ、かのニュルンベルク党大会が開かれたツェッペリン広場である。こんなものが近くにあるとドイツW杯の時にネタにされそうだが、このツェッペリン広場はドイツに残る数少ないナチス時代の負の遺産の一つだ。
戦後、1960年代になってようやく大規模な改修工事が行われ、プロリーグのブンデスリーガ発足後は"クラブ"のホームスタジアムとして機能した。さらに80年代後半に大規模な改修が行われて、53,000人収容のスタジアムとして再オープン。そして2006年W杯の会場に選ばれた現在は、5600万ユーロを使ってさらなる改築が行われ、最終的に45,500人収容の近代的なスタジアムに生まれ変わる予定である。
そのスタジアムの前にたどり着くと、さっそくチケット受取所を探す。実は、この試合のチケットは事前にインターネットで予約購入し、受け取り方法として「チケットのピックアップ」を選択していたのだ。しかし、チケットをもぎるスタッフにきいても、みな分からない?という。おかしいなと思いながら、自分の予約していたメインスタンドの入口でたずねると、ベテランスタッフと思われるおじさんが、「こりゃ受け取り場所はクラブゲレンデの方だよ」と言われる。私は、試合1時間前までに受け取るようにという指示を読んで、てっきりこのクラブ関連の施設がスタジアムに隣接しているものと勘違いしていた。
そこで、「そのクラブゲレンデはどこにあるの?」とたずねると、駅の反対側だよと教えてくれるや否や、すぐ後ろに停まったタクシーが別の客を降ろしたのを確認してタクシーの運ちゃんに事情を話してくれた。おじさんの機転で、運良くこのタクシーに乗り込めた私は、駅の反対側のクラブゲレンデへ。そこにはクラブオフィスとともにファンショップ内にチケット販売所があった。チケット申し込み確認のメールをプリントアウトしたものを見せるとすぐに用意してあったチケットをくれ、待っていてもらったタクシーで再びスタジアムへ。戻ると、さっきのおじちゃんが「良かった、良かった」と笑顔。さらに、チケットもぎりのお兄さんも「おっ、チケット見つかったな」と一言。
スタジアムの中へ入り自分の席へ。ニュルンベルクの試合はバイエルン相手でなければ満員になることはないので当日券でも十分だが、ネットで確保しておけば良席をゲットできる。この日、座った席はメインスタンドの思いっきり真ん中で、選手が出てくる入口の横、前から7列目というベストなポジション。確認だが、ネットでチケットを購入する場合、届けてもらうと送料がかかり、またいつ届くか分からないリスクがある。そこでピックアップが便利だが、既述の通り、受取場所のチケットオフィスはスタジアムから離れたクラブの練習施設にあるので注意。あらかじめ取りに行く時間を設けなければならない。あと、申し込みの際、日本の住所を書くと、送料と称して余計な値段がプラスされるので、ピックアップの場合も宿泊先気付などドイツ国内の住所で申し込むべし。
やがて選手たちが練習のために登場。"クラブ"の名物会長ロート氏が見守る中でアップがスタート。雪が降るあいにくの天気で一般客の入りは悪かったが、ゴール裏には熱狂的なクラブサポが集まり始め、また、チケットが比較的安価に設定されているためか、私の陣取るメインスタンド側はかなりの客で埋まり始める。
試合開始15分くらい前に、選手たちが練習を終えて引き上げる。ニュルンベルクの選手の中に注目のミンタル選手を発見。目下、ブンデスリーガ得点王である。またレバークーゼンの有名どころの選手たちも次々と引き上げてくる。その中の一人、チノヴェック選手はこのニュルンベルクでプレーしていた、アウゲンターラー監督の秘蔵っ子。さっそく古巣のファンに呼び止められサインをねだられ、それに快く応じていた(次のページへ続く)。

スタジアム前に停められた両チームの選手バス

試合1時間前のスタジアム

"クラブ"サポーターの子供たち

"クラブ"の名物会長、ロート氏登場。

"クラブ"のヒーロー、マレク・ミンタル選手

アルゼンチン代表左SB、ディエゴ・プラセンテ選手

元ドイツ代表、カルステン・ラメロウ選手

最近ドイツ代表に復帰しました、パウル・フライヤー選手

今日は古巣との対戦になる、ヤセク・チノヴェック選手

ドイツ代表、ベルント・シュナイダー選手

ブルガリア代表FW、ディミタール・ベルバトフ選手

熱狂的なサポーターの集う、"クラブ"のゴール裏
|1ページ|2ページ|3ページ|
最終更新日: 2005年03月06日
[ 観戦記トップへ戻る ] [ euronavi.net/de HOMEへ戻る ]
|