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2001年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止



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2001年02月10日(土) カイザースラウテルン
00/01シーズン、ドイツ・ブンデスリーガ第21節
1.FCカイザースラウテルン vs SpVggウンターハッヒンク 4:0(3:0)

 2001年2、3月に2ヶ月間、ドイツの友人家族のところ居候し、マンハイムの語学学校に通っていた私は、語学学校のブンデスリーガ観戦ツアーにクラスメートとともに参加し。マンハイムから列車で1時間ほどのところにあるカイザースラウテルンに、スタジアム観戦へ向かった。


[パノラマ写真]ブンデスリーガ第21節「カイザースラウテルン対ウンターハッヒンク」

 水曜日に続いて、今日もサッカー観戦に行って来た。今回のカードは、ブンデスリーガ第21節「カイザースラウテルン対ウンターハッヒンク」。カイザースラウテルンは、マンハイムから普通列車でも1時間くらいのところにあり、日帰りで観戦可能なので便利である。私は、前よりこの試合の観戦を予定していたのだが、たまたま通っている語学学校ゲーテ・インスティトゥートが週末のサッカー観戦ツアーとしてこの試合の観戦を企画したため、それに参加して観戦することにした。ツアーの代金は、交通費込みで40マルク、うちチケット代は32マルク(16.36EUR、約1800円)である。座席はメインスタンドの後方に設けられた「ノルド・トリビューネ」というところである。それにしても、ドイツは、イタリアなどに比べてチケットが安くて助かる。

 まず、集合時間の11時に、マンハイム駅へ向かう。一緒に申し込んだクラスメートの韓国人も来ており、そこから列車でカイザースラウテルンへ向かう途中は、車中にて彼と日韓サッカー談義を繰り広げる。カイザースラウテルンに着いたのは、12時過ぎ。それから2時半まで自由行動ということで、彼と、別の中国人の学生と3人で昼食をとり、町を散策する。小さな町であるが、たくさんのお店が軒を連ねるストリートや、幾つかの教会など、けっこう面白い町である。土曜ということもあって、町にはたくさんの人が買い物に繰り出しており、また今日はリーガのホームゲームがあるということで、あちこちで熱狂的なサポーターの姿を見かけた。途中、市内の中心部で、カイザースラウテルンのオフィシャル・グッズショップを発見。そこでマフラーを購入。


カイザースラウテルンのグッズショップ

[チケット入手について]

メインスタンドのチケット、拡大表示可能 ・メインスタンド後列 32DM(16.36EUR、1800円) 郵送前売券購入

 上述のように、今回は語学学校主催の日帰りブンデスリーガ観戦ツアーに参加しての観戦となった。チケットについては、ツアーを企画したZivi(兵役の代わりに社会福祉活動に従事する若者で、私の通っていた外国人向け語学学校であるゲーテ・マンハイム校にも数名派遣されている)が、ネットで申し込んで郵送で送ってもらったもの。カイザースラウテルンのホームページから専用のファックスフォームをPDFファイルでダウンロードでき、それを用いて申し込みができるらしい。
 カイザースラウテルンのサポーターは、ブンデスリーガでも有数の熱狂的なサポーターとして知られ、ビッグクラブを相手にした多くの好カードは軒並み大入り満員となるので、これらについては前売りでチケットをおさえておかないとダフ屋の世話になること必至。しかし、このウンターハッヒンク戦のように下位チームが相手ならば、当日券も出るので心配は少ないだろう。
 なお観戦した年である2001年は、カイザースラウテルンにとってクラブ創設100周年にあたるため、チケットにも100の文字がデザインされている。また、このチームのチケットやたら小さいカードのようなものだが、下部の矢印から分かるように、カードを自動改札みたいな機械に通す形で入場するタイプ。手でモギるやつと違い、偽チケットでの入場はまず困難。

 2時半に再び集合した私たちツアー一行は、バスでスタジアムへ向かう。とにかく語学学校の生徒集団ということで、皆ドイツ語がたどたどしく、英語も交えながらのため、バスの中ではかなり怪しげな存在。「我ら外国人、ブンデスリーガを見に行く」である。ちなみにツアーに参加している生徒の国籍は、日本人の私以外に、韓国人のクラスメート、前述の中国人、スウェーデン人、インド人、ブラジル人。アルジェリア人、そしてオーストラリアからのカップルである。実に多彩だ(笑)。


スタジアム周辺のグッズを売る出店

00/01 ドイツ・ブンデスリーガ 第21節


1.FCカイザースラウテルン
4 前  半 0

SpVggウンターハッヒンク
3 0
0 0
後  半
得 点 経 過
'8 H・コッホ
'18 (オウンゴール)
'22 クローゼ
'79 シュトラッサー
  
  
  
  
出 場 選 手
(※ 選手名の右側の数字は、Kickerによる採点)
1.FCカイザースラウテルン (3 - 5 - 2)
GK

G. コッホ (3)
DF
ラムジィ (3)
H. コッホ (2,5)
クロス (3,5) ('77 ショーンベリ)
MF
バスラー (3)
フリストフ (3) ('81 ロクベンツ)
シュトラッサー (2)
ビエリカ (2,5)
ラチーニョ (3) ('77 アジッチ)
FW
クローゼ (2,5)
マーシャル (3)
SpVggウンターハッヒンク (3 - 5 - 2)
GK

トレンメル (5)
DF
ハバー (5) ('82 セイファート)
シュトレーメル (4)
グラッソゥ (5,5)
MF
シュトラウベ (5)
ノヴァク (5,5) ('58 スピアク (4,5))
シュヴァルツ (5)
ツィンマーマン (5)
オーバーライトナー (5)
FW
ブライテンライター (5)
ラクリ ('25 ヒルシュ (4,5))
警 告 ( ) / 退 場 (
H. コッホ グラッソゥ
ハバー
ヒルシュ
[DATE] 2001年2月10日(土)
[STADIUM] フリッツ・ヴァルター・シュタディオン(シュツットガルト)
[ATTENDANCE] 36,276人

 そんなわけで、ワイワイやりながらスタジアムの座席に着席したのが、試合開始の20分ほど前。ちょうど選手が練習中の頃である。すでにスタジアムには数多くのサポーターが集結しており、かなり熱い!相手が格下のウンターハッヒンクだというのに、カイザース側ゴール裏や私のいるメインはほとんど埋まっており、サポーターの出席率は高しである。チームのみならず、その熱狂的なファンも「Roten Teufel」(赤鬼)と恐れられている、ラウテルンのすごさを感じた。とにかく、前節、なんとあの弱小シュツットガルトを相手にアウェーとはいえ1-6の大敗を喫しており、ファンはチームに対して不信感を募らせていた。そして、今日は、その意味もあって、ファンとチームの信頼関係回復のためには、大事な試合でもあったのだ。隣に座っていたかなり熱いオヤジサポも、「先週のことが...」と何度もつぶやいていた。

 15時半、選手入場である。なんと、選手はコーナー付近の入り口から出て、しばらくメインスタンド前のサイドラインを歩き、そしてピッチへと入場するという、普通とは違う入場の仕方をする。それから、両チームのユニを来た子供たちも入場。微笑ましい。そして、あっという間に試合開始。ものすごい太鼓の音、熱狂的なゴール裏サポの応援が始まった。


選手入場


試合の様子

 試合の方はやはりラウテルンの方が、格上であることは明らかだった。終始ホームのラウテルンペースで試合が展開され、後は点が入るのを待つだけだったが、それにもそんな時間がかからなかった。前半7分、ハリー・コッホのヘディングシュートで先制。続く18分、シュトラッサーのシュートで2点目。さらに、22分には、このストラッサーの左サイド後方からのセンタリングをフォワードのクローゼが上手に合わせて3点目。試合はここで決定付いた。このアシストをした左サイドのシュトラッサー、私の中ではこの試合のマン・オブ・ザ・マッチである。ルクセンブルク代表というマイナーな肩書きを持つ彼だが、今日の試合に限って言えば、この左サイドの彼が起点となった攻撃が実に多くのチャンスをうみ、実際、彼自身が2得点1アシストと、3点のゴールに絡んでいる。ジョルカエフが欠場し、ロクベンツが最後に途中出場と、若干主力を欠いた構成ではあったが、スフォルザの穴を埋めるリベロのラムジ、エースのマリオ・バスラーなど、今シーズンのカイザースを彩るメンバーを中心に、カイザースの強さを見せてくれた前半だった。


スタジアムからは町を一望できる。


食べ物・飲み物を求める赤鬼の皆様


1階のスペースはけっこうすいてる

 ハーフタイム。プログラム(1DM、0.51ユーロ)を買いに1階に降りようとすると、なんとスタジアムは中央駅の裏手の高台にあるため、町を一望できる素晴らしい景色に出会うことができちょっと感動。帰りは駅まで歩いたのだが、このスタジアム、駅から歩いていくと、高台にそびえ立つように鎮座しており、まるで要塞である。なんだか恐ろしい。やはり「赤い魔物」が潜んでいるのか。プログラムを購入した1階のスペースは比較的広く、いろいろな食べ物を売っていたり、またテーブルも用意されていて休憩するのに便利。しかも多くの人は2階のスペースを利用するので、こっちはすいている傾向。

 さて、後半も再びラウテルンペースであったが、それにしても最終的なつめの甘さが露呈した後半で、来週のUEFAカップに不安を残す内容でファンもちょっとイライラ。とにかく、少なくとも3点は取れるチャンスがあったのに、ことごとくミス。それでも78分に、この日2点目となるシュトラッサーのゴールが決まって、4-0。これでファンも、先週の悪夢から解放され、少しは納得したご様子。このままタイムアップで、実にファンタスティックな週末のサッカー観戦が終了。

(作者注: この試合で3点目を決めたクローゼに「Kicker」紙は2.5の好評価を与えた。前年12月には3試合で5得点というゴールラッシュを見せたこの新星FWにとって、このゴールは年明け初ゴールとなるもので、この後、なんと彼はドイツ代表にお声がかかったのである。それは奇しくも、私自身がスタジアムで観戦した「ドイツ代表vsアルバニア代表」戦。この試合に途中出場したクローゼは、代表デビューでいきなり決勝点をマーク。その後、現在に至るまでの彼の活躍はもはや書くまでもないだろう。)

最終更新日: 2005年08月16日

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