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2001年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止



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2001年02月07日(水) シュツットガルト
00/01シーズン、ドイツ杯準決勝
VfBシュツットガルト vs FCシャルケ04 0:3(0:3)

 2001年2、3月に2ヶ月間、ドイツの友人家族のところ居候し、マンハイムの語学学校に通っていた私は、IC特急で1時間のところにあるシュツットガルトにて、ドイツ杯準決勝を観戦することに。すでに前週にシュツットガルトへ行った時にチケットは買ってあったので、それをちゃんと用意して、このドイツ滞在で初めてとなるサッカー観戦へ出かけた。

2001年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止
[パノラマ写真] ドイツカップ準決勝「シュツットガルト対シャルケ04」

 水曜午後、語学学校が終わってから、一路ICに乗ってシュツットガルトへ向かった。そして、夜、ゴットリープ・ダイムラーにて、シュツットガルト対シャルケ04の試合を観戦。これはリーガではなく、ドイツカップの準決勝。もう一試合は、下部リーグのユニオン・ベルリン対ボルシアMGであったため、この一部同士の対決が事実上の決勝と言われ大いに盛り上がった(といっても相変わらず、シュツットガルトサポはおとなしめ)。というわけで、この滞在初のサッカー観戦記。

[チケット入手について]

バックスタンドチケット、拡大表示可能
 ・バックスタンド 52.20DM(26.69EUR、3000円)前売券購入

 このチケットは、その前の土曜日に市内のファンショップで購入した。シュツットガルトは、スタジアムがでかいのにファンが少なくて、常に客の入りが悪く、カップ戦の準決勝だというのに、結局この試合も35000人しか入らず、空席が目立った。しかし、陸上トラックがありサッカー専用のスタジアムではないので、座席によってはかなり見にくい。また傾斜が緩いので後ろの方は特にだ。そんなわけで、時間があれば前売りをチェックするのは悪くない。その一方で、当日券が容易に手に入りやすいスタジアムなので、旅の途中にふらっとサッカー観戦するには向いているかも。
 なお、上に載せているチケットの文字が薄くて読みにくいのは、チケット購入後約1年経過してからスキャンしたものだからである。時間の経過とともに色が飛んでいくインクを偽チケット防止のために用いているのであろうか?

 7日の午後、マンハイムからシュツットガルトまで約1時間の列車の旅。着いたシュツットガルトの駅では、すでにシャルケ04の熱烈なサポによる応援歌合唱が始まっている。私の乗ってきたICにもかなりシャルケサポが乗車していた。私は予約しておいた安ホテルへまず向かい荷物を下ろしたあと、あろうことか、語学学校の宿題に取り組む羽目に。生まれて初めて、ホテルで勉強することになった(涙)。そして夕方6時半、宿題から解放され、町へまず夕食を食べに行く。するとケーニヒ通りは、シャルケ04とシュツットガルトファンがけっこう集まり始めていた。元気があり、人数も多いのはシャルケサポか。夕食後、そのシャルケサポとともにS1線でゴットリープ・ダイムラー・シュタディオンへ。ホームにはシャルケサポがかなりおり、「シュツットガルト、シュツットガルト、ツバイテ・リーガ(2部リーグ)!」と、2部落ちの危機に晒されているシュツットガルトを揶揄する大合唱。列車の中でも、ラッパや太鼓をたたいて、おおはしゃぎ(笑)。列車の中からは、「ウューバー・シュツットガルト、ファル・ナハ・ベリン!(シュツットガルト経由でベルリンへ行こう!)」(決勝開催地はベルリン)の大コール。このコールがやたらといろいろなところで聞かれ、今でも耳にこびりついて離れない。とにかくそんなわけで、ものすごい人数のサポを乗せた列車が最寄り駅へ到着。あっと言う間に、スタジアムまでの道にサポーターの列ができる。途中、ドイツではお馴染みの(笑)、脇での「立ちション」も見られる。とにかく、ドイツ人、夜だとどこでもすぐ「立ちション」を始める。しかも大人数(笑)(注:後日某試合で、立ちションが夜に限った問題ではないことを知る筆者であった...)。

2001年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止
発煙筒をたくシュツットガルトサポ

00/01 ドイツカップ 準決勝


VfBシュツットガルト
0 前  半 3

FCシャルケ04
0 3
0 0
後  半
得 点 経 過
   
  
  
'3 サンド
'6 アザモア
'18 ムペンザ
出 場 選 手
(※ 選手名の右側の数字は、Kickerによる採点)
VfBシュツットガルト (3 - 4 - 1 - 2)
GK
ヒルデブラント (5)
DF
T. シュナイダー (5)
ソルド (4)
ボードン (5)
MF
ゲルバー (4,5) ('72 ティファート)
リスティシュ (5) ('20 ザイツ (5) )
カウフ (5) ('46 ピント (3.5))
シアム (5)
バラコフ (3,5)
FW
ガネア (5)
アデーマー (4,5)
FCシャルケ04 (3 - 5 - 2)
GK
レック (3)
DF
ハイト (3)
ネメツ (2)
ハッペ (3)
MF
ファン・ホークダレム (3)
ヴァン・ケルクホーフェン (4)
メラー (2)
ビュースケンス (3,5) ('74 アイゲンラオホ)
アザモア (2,5) ('85 クメッシュ)
FW
サンド (2) ('78 ムルダー)
ムペンザ (2)
警 告 ( ) / 退 場 (
ボードン  ネメツ
[DATE] 2001年2月7日(水)
[STADIUM] ゴットリープ・ダイムラー・シュタディオン(シュツットガルト)
[ATTENDANCE] 35,000人

 試合開始は、8時半。スタジアムに入ると、まず感じたのはシャルケサポの多さ。確かに、中央駅などにたくさんいたが、それはどの国でもあること。しかし、これほどたくさんのサポが押し寄せるとは。ご存じのように、ドイツのカップ戦は、文字通りの一発勝負。つまり、1試合しか行われないのだ。よってシャルケはアウェーのハンディを背負っての戦いとなる。しかし、愛すべきサポーターのおかげで、まるでアウェーという感じがしない。むしろシャルケのホームと化しているゴットリープ・ダイムラー。こうしたファンの応援が一発勝負のような戦いでは有効なのか、試合開始早々、3分と6分にシャルケが2点を決め、あっと言う間に試合を決めてしまった。まさに、2000年のトヨタカップのボカ状態。先制点はエベ・サンド。かのフランスW杯で途中出場し、10数秒のうちにゴールした記録を持つデンマーク代表だ。今回も開始3分でのゴールで、その片鱗を見せてくれた(なんの片鱗だ?)。

2001年2月撮影(by Satoshi)、無断転載禁止
シュツットガルトサポ(奥にいるのがシャルケサポ)

 一方、シュツットガルトは、サポーターはつまらん集団だし、ただ発煙筒をたく始末。そしてシュツットガルトのチーム自体弱すぎ。ディフェンスは崩壊寸前。それに攻撃もバラコフが王様気取りで司令塔やってるけど、どういうアイディアなのかまるで分からないし、また周りのチームメイトがついていけず、彼らを活かせていない。それから、前節のカイザースとの試合でハットトリックを達成し、シュツットガルトの救世主と目されているブラジル人、アデーマー。この日も活躍が期待され、彼にボールを集めようとする動きが多く見られたが、そこはシャルケディフェンス、センターバックのネメツが徹底したマンマークを展開。完全に封じ込めた。翌日発売のキッカーでも、このネメツには「2」の好評価が与えられている。


0-3となり、お祭り騒ぎのシャルケ側ゴール裏

 さて、勢いに乗るシャルケは、さらに前半18分、エミール・ムペンザがだめ押しの3点目をたたき込む。これで勝負アリ。キッカーの言葉を借りれば、「開始18分で勝負は決した!」。あとは、シャルケサポのお祭り騒ぎを、おとなしいシュツットガルトサポが黙って聞くだけの話。せめて1点くらいとるのが、スタジアムに足を運んでいるファンへの礼儀だろうと言ったって始まらない。無得点で完封負け、しかも3点も取られて。この試合、とにかく前半で全てが決した。これはカップ戦の特徴かもしれない。とにかく、泣いても笑ってもこの1試合しかないため、何としても先制しようとして前半からエンジン全開なのである。また、普通の試合だと、後半、自分のサポーターが待つゴールへ攻めるような形になるように、コイントスの時に陣地を決定する傾向がある(風向きや陽のあたり方も関係してくるが)。しかし、この試合では、前半。両チームが自身のサポーターが待つゴールへと攻める形に。そして、このぶつかりあいをあっと言う間に制したのが、カップとリーガの両制覇を目指すシャルケ04であった。というわけで、今もっとも勢いのあるチーム、シャルケ04の強さばかりが目立つ夜だった。

最終更新日: 2005年08月16日

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