ドイツサッカー総合サイト - ドイツ・ブンデスリーガに関するテレビ&スタジアム観戦ガイド −

ホームページ | サイトマップ | お問い合わせ


バイエルン・ミュンヘン 所属の ルーカス・ポドルスキ 選手と バスティアン・シュバインシュタイガー 選手、無断転載禁止

HOME > ブンデスリーガ > ブンデスリーガ観戦ガイド(ドイツ編) > 「ブンデスリーガ基本観戦ガイド」(2001年11月作成)

※この記事は、2001/02シーズン向けに、2001年11月に「EFA」の「現地観戦情報広場」に公開したものです。一部現在とは異なる情報も含まれているかもしれませんが、2001年11月当時の情報としてお読み下さい。

[ はじめに ]

  かつてはワールドカップでの3度の優勝などドイツはサッカー大国であった。また奥寺や尾崎などの日本人プロサッカー選手がドイツでプレーしていたことから日本でも注目されていた。しかし、90年代後半は代表選手の高齢化により、ドイツサッカーはもはや強豪扱いされず、またボスマン判決以降、イタリアやスペインのビッグクラブが赤字覚悟でビッグネームを買いあさる一方、ブンデスリーガのバリューは相対的に低下。外国選手の多くは南米の他、東欧からの出稼ぎで、日本での注目度もイタリア、スペイン、イングランドの後塵を拝していた。とはいえ、ドイツサッカーに魅力がないわけではない。欧州トップリーグであることに変わりはなく、また現地観戦という点に注目すれば、イングランドよりもチケットを入手しやすいし、イタリアよりもチケットは安く、スペインよりもスリは少ない。地理的にもヨーロッパの中心に位置し観光地として訪れる方もおおいはず。そんな皆様にお勧めしたいのがドイツでの週末のサッカー観戦。地元サポーターとともに、そのスペクタクルなゲームを体感したい。

[ ブンデスリーガって何? ]

 ブンデスリーガはドイツのサッカーリーグで、1部と2部がある。ここまでがプロリーグで、各18チーム、計36チームのプロのサッカークラブがドイツには存在する。さらに、その下にはレギオナルリーガと呼ばれる3部リーグがあり、これは南北に2つ、北部レギオナルリーガと南部レギオナルリーガが存在する。さらにさらに、その下にはオーバーリーガと呼ばれる地域リーグがあり、これは4部リーグということになる。観戦の対象となるのは、1部か2部だろう。少しマニアックな方には3部の観戦もおすすめする。なお、ここでは以下で1部リーグの観戦について取り扱う。

[ ブンデスリーガっていつやるの? ]

 ブンデスリーガは、毎年8月から翌年の5月にかけて行われる。これはセリエAやリーガ・エスパニョーラなんかとだいたい同じである。リーグには18チームあり、ホーム&アウェーで各チームと対戦するので、1シーズンに34試合行うことになる。試合があるのは土曜か日曜。土曜は15:30から7試合、日曜は17:30から2試合である。これまで金曜にも試合があったり時間帯もナイトマッチがあったりとやや複雑だったが、サポーターの運動により、土曜午後を中心にしたスケジュールが確立された。
 だいたいの試合は土曜の午後に開催されるわけだが、2試合だけ日曜の夕方に行われる。どの試合がいつ行われのかについての詳細日程については、だいたい2週間くらい前までにはドイツサッカー協会の公式サイトで発表され、ほぼ同時に「Kicker」紙のサイトなどにも掲載される。「Kicker」とはドイツを代表するサッカー紙のこと。土日のいずれかに行われるかまでは分からないが、どの週末にどの試合が行われるのかといった年間のスケジュールはすでに発表されており、当サイトでも掲載しているので一応参考にされたい。そして試合日が近くなったら、詳細日程をチェックしたい。
 あと、冬場に多いのが降雪による延期。これについては、とにかく事前のマスコミ情報などを頼るしかない。雨でもやるの英国のスポーツ、フットボールなのであるが、さすがにグランドに雪が積もっちゃうと、プラティニ・トヨタカップ状態になってしまい中止になる。けっして自慢できるほどドイツでの観戦経験があるわけではない筆者ですら、すでに過去に2回、降雪中止の憂き目に遭っている(泣)。

[ どうやって情報収集? ]

 ブンデスリーガについての情報収集方法としては、各クラブの公式サイトをチェックしたり、大手スポーツニュースサイトを見たりするのが良いかと思うが、なんといってもドイツサッカー協会公式サイト、ブンデスリーガ公式サイト、「Kicker」公式サイトの3大サイトは外せない。残念ながら「Kicker」についてはドイツ語だけだが、試合の詳細日程などドイツ語が分からなくても判断できるものもあるので参考にされたい。ドイツサッカー協会やブンデスリーガの公式サイトは英語版があるので、ドイツ語が分からない人も安心である。
 ブンデスリーガの公式サイトでは、試合の時は英語とドイツ語でネット経由にてラジオ生中継をやっている。もちろんWOWOWで生中継を楽しむこともできるが、こちらは1部と2部の試合全てを同時にチェックできるというマニア向けのおもしろさがある(笑)。あと、日曜朝に「NHK BS-1」で「おはよう世界のトップニュース」をやっているが、その中で放送されているドイツARDのニュースでは、土曜午後の試合から2試合選んでダイジェストをちょっとだけやっている。ただし、大事なニュースとかが入ると、このスポーツコーナーの部分はカットの最有力候補になり、日曜に早起きしてもしばしば涙を呑むことに(泣)。
 ドイツ国内では、前述の「Kicker」紙を購入することをおすすめする。「Kicker」紙は週2回の発売で月曜と木曜に発売される。月曜日は、週末のリーグ戦結果や週半ばに行われるカップ戦の展望などが掲載されている。また、カラーページ特集もあり見所十分である。木曜は、カラーページがなく、チャンピオンズリーグの結果が載る他、週末のリーグ戦のスタメン予想などが掲載されている。このスタメン予想については、公式サイトでも木曜に公開されている。試合の時は、このスタメン予想の部分だけ切り抜いてポケットにしのばせておけば、その試合カードの過去のデータの他、リザーブ選手についてやケガや累積警告で戦線を離れている選手の状況が分かり便利だ。この他、「Sport Bild」などの別のスポーツ誌も興味深いので、キオスクで手にとって選んでみることをおすすめする。あと、「Kicker」は夏にリーガ年鑑にあたる特別号を発売する。日本では通称「赤キッカー」と呼ばれているこの年鑑は、ブンデスリーガについての様々なデータが掲載していて、チームのことや選手に関するデータも豊富。しかも値段がたったの9マルク(540円)とお買い得なので、夏にドイツに旅行されることあらばぜひチェックしたい一品だ。7月中旬発売だが、9月頃までは出回っているのかな?私の経験だと、9月11日にまだ売っていたのを確認したことがある。なお、ドイツに住んでいればちょっとした手数料でネット経由で買える。少し多めに買って日本のドイツサッカーファンにおみやげとしてあげれば涙を流して喜ぶだろう。だって日本で洋書販売店で買うと...。

関連リンク集
・ ドイツサッカー協会
・ ブンデスリーガ公式サイト
・ 「Kicker」紙公式サイト

[ どのスタジアムが狙い目? ]

 ブンデスリーガにはどんなチームがあるのか。まずそこから簡単に述べておく。以下はブンデスリーガ1部の18チームである。まずバイエルンは誰もが知っているチームだろう。ミュンヘンにある世界的にも有名なドイツの強豪クラブで、いわばブンデスリーガの「読売巨人軍」だが、巨人と決定的に違う点として、選手に対する投資としてカネの無駄遣いもしてないし、会長であるベッケンバウアー氏は国民に愛されている点も指摘しておく。次に、ドイツ西部のオランダに近い地域にルール地方と呼ばれる地域があるのだが(日本でなじみのあるデュッセルドルフがある辺りだ)、そこは炭鉱労働者が多くいたところで、そうした労働者のオヤジに愛される「熱いクラブ」が幾つかある。それが、ボルシア・ドルトムント、シャルケ04、ボルシア・メンヒェングラッドバッハである。これらは表にあるチケット入手難易度を見ても分かるように、いつもスタジアムは熱狂的なサポーターで一杯で大いに盛り上がる。また、そこからやや東、ライン川沿いに位置するのがケルンとレバークーゼン。前者もサポーターが熱狂的であり、その一方レバークーゼンは一転家庭的な雰囲気がある。これはレバークーゼンというチームは製薬会社のバイエルがバックアップしているクラブで、この小さな企業城下町のクラブだからである。同じことは、ドイツ中央部、ハノーファー近くにあるヴォルフスブルクという町のVfLヴォルフスブルクというチームにもあてはまる。ここは、フォルクスワーゲンの企業城下町だ。
 さらにドイツ南西部について説明すると、ルクセンブルクなどに近いラインラント・プファルツ州にカイザースラウテルンという町があるのだが、ここにあるチームが1.FCカイザースラウテルン。97-98シーズンに2部から復帰していきなり優勝して話題になったチームで、「赤い悪魔(ローテン・トイフル)」の異名をとる熱狂的なサポーターに支えられた強豪クラブである。また最南端のスイス国境に近い環境都市フライブルクもサポーターに支えられているチームだ。常に満員のホームスタジアムを持つこのクラブが1部に上がってきたのはここ数年のことだが、今はUEFA杯に出場する中堅クラブとして定着しつつある。
 この他、大都市にはだいたい1部のクラブがあるといってよいだろう。ミュンヘンにはバイエルン以外に1860ミュンヘンという別のクラブがある。首都ベルリンにはヘルタ・ベルリンという強豪クラブがあり、その本拠地は観光地でもあるベルリンのオリンピア・シュタディオンである。ダイムラー・クライスラーの本社があるシュツットガルトにはVfBシュツットガルトと呼ばれるチームがある。ホームスタジアムは、ベンツ本社のすぐ隣だ。北の大都市ハンブルクにはハンブルガーSVとザンクト・パウリと呼ばれるチームがある。ハンブルガーSVは強豪だが、ザンクト・パウリは2部と1部を行ったり来たりしている。しかし、レーパーバーンと呼ばれる売春地区に本拠地を持つこのクラブは、憎めないクラブということで意外と人気がある。旧東ドイツ地域には、エネルギエ・コットブスという小さなクラブがあるのだが、ここの監督が成績不振に対して選手に檄を飛ばす意味で「おまえらはザンクト・パウリの売春婦のようにだらしない」と発言したら、これに対してザンクト・パウリのお姉さま方が激怒。「てめえらと一緒にするな」と大騒ぎで、直後のパウリとコットブスの試合では予想に反してパウリが大勝したことも。話が脱線したが、あと、北のロストック、西のブレーメン、南のニュルンベルクといった中堅都市にも1部リーグのクラブがある。
 まとめると、ドイツ各地にいろいろな個性的なクラブが点在しており、観戦するチャンスは大きい。ではどこのスタジアムに観戦に行くべきか。以下の表をチェックしたい。以下は、各クラブについて、収容人数、00-01シーズンの平均観客数、チケット入手難易度をまとめたものである。というわけで以下でこの表をもとに各クラブの観戦しやすさについて紹介しておく。

チーム名 収容人数 平均観客数 (%) チケット入手難易度
バイエルン・ミュンヘン 69,000人 49,268人 78% B
スタジアムが大きいので中下位相手やカップ戦などでは観戦しやすく一概に入手困難とはいえない。
 
バイヤー・レバークーゼン 22,500人 20,650人 92% A
スタジアムのキャパが小さく相手に関わらず常に満員。当日券は期待しにくい。
 
ボルシア・ドルトムント 68,600人 59,183人 86% A

満員の試合が多いもののキャパが大きいので、試合によっては入手可能。
 

シャルケ 04 (注1)  60,215人 43,940人 71% A

すでに01-02シーズンのリーグ戦チケットは完売。カップ戦などに期待するかダフ屋か。
 

カイザースラウテルン 41,582人 37,754人 91% A

スタジアムは比較的大きいが満員の試合が多く、中下位相手でないと当日券は期待できない。
 

ヘルタ・ベルリン (注2) 76,243人 37,076人 67% D

スタジアムが大きい割に地元でのチームの人気は今ひとつで観戦しやすい強豪クラブの一つ。
 

ヴェルダー・ブレーメン 35,800人 27,361人 78% C

平均的なブンデスリーガのクラブ。並の実力、並のスタジアム、並の客...
   

1. FC ケルン 42,000人 32,690人 78% B

熱狂的なサポーターが多く集まるが、観戦のチャンスは比較的ある方では。
  

SC フライブルク 25,000人 23,703人 95% A

小さなスタジアムは常に満員で、リーガNo.1の集客率95%を達成している驚異のクラブ。
  

1860 ミュンヘン 69,000人 22,883人 33% D

スタジアムが大きいためダービー以外は満員になりにくく、おすすめのクラブ。
  

VfB シュツットガルト 54,088人 21,710人 41% D

スタジアムが大きいが地元の人気がいまいちのため、観戦しやすいスタジアムに。
  

VfL ヴォルフスブルク 21,600人 13,194人 65% C

地元で人気がある一方スタジアムは小さいものの、町自体小さいので結果として普通。
  

ハンブルガー SV 55,000人 41,466人 75% B

好カードには地元サポーターが集結するが、試合によっては十分入手可能。
  

ハンザ・ロストック 30,000人 13,211人 69% C

よほど好カードでなければ十分観戦できるレベルで、集客率はリーガ平均。
  

エネルギエ・コットブス 21,000人 15,840人 75% C

一部のコアサポーターくらいしか集まらないがスタジアムも小さいので集客率はやや高め。
  

1. FC ニュルンベルク (注3) 44,600人 20,356人 (46%) C

地元で人気のある古豪だが、スタジアムが比較的大きいため、ふつうの試合なら満員にはなりにくい。
  

ボルシア・メンヒェングラッドバッハ (注3) 34,500人 20,291人 (59%) B

2部でも高い集客率を維持してきた名門だが、一部の好カードでなければ満員にはなりにくい。
  

ザンクト・パウリ (注3) 20,511人 16,036人 (78%) A

とにかくスタジアムが小さいので、つねにコアサポーターで満員。当日券は期待しにくい。
  

注1) シャルケ04は平均観客数データは昨シーズンまで利用されてきたバルク・シュタディオン時のもの
注2) ヘルタ・ベルリンのホーム、オリンピア・シュタディオンは現在改装中のため実質55,000人収容
注3) ニュルンベルク、ボルシアMG、パウリの平均観客数データは昨シーズンの2部在籍時のもの

 具体的に、各クラブの観戦しやすさは以下のように考えられる。まず、レバークーゼン、フライブルク、パウリ、そしてシャルケ04の4チームについては、ホームゲームで当日券を入手するのはまず困難と考えるべきだろう。例えばシャルケの場合、すでにネットでの販売分は完売している。これらのクラブについては、かなり前に前売り券をおさえるしか方法がなく、旅行者はダフ屋利用が現実的となる。そしてそのダフ屋についても、シャルケ以外のクラブはスタジアムがひじょうに小さいためダフ屋の数が少ない。というわけで、これら4チームの観戦については、よほど観戦したい場合は事前にクラブに問い合わせるなど万全を期すべし。そしてできれば避けた方が無難か。とはいえ筆者個人としては、シャルケの新スタジアム、レバークーゼンのバイ・アレーナはお勧めスタジアムであるが...
 次に観戦が困難なのは、カイザースラウテルンとドルトムント。ラウテルンは日本でいうところの鹿島アントラーズで、地方都市カイザースラウテルンの希望の星であり、市民に愛されているクラブである。スタジアムは比較的大きい方だが、下位チーム相手でないと平気で満員になる。ただネット&ファックスでチケットを販売問い合わせに応じるなど、観戦に向けたコンタクトのチャンスは大いにあるので利用したい。同様にドルトムントも熱狂的なサポーターで有名なチームだが、こちらも事前にネットでチケットが買えるため、仮に当日券が期待できなくても全く観戦できないというわけではない。
 ドイツといえばバイエルンが有名で観戦したいクラブのNo.1かもしれない。その観戦難易度だが、上記6クラブに比べればずっと楽だろう。確かに好カードの場合は大きなスタジアムが満員になるほど地元ファン&全国のファンが存在するが、中下位クラブが相手だったり平日のカップ戦だったりすれば、ドイツ一のスタジアムを満員にするのは困難で、当日券も期待できる。またネットでもチケットを販売しているので事前にもチェックできるし、ミュンヘンは観光地なので数日前に現地入りして前売りチケットをおさえるインセンティブも働くことだろう。
 さてそのバイエルンだが、アウェーゲームではもっぱら満員の原因となっている。今シーズン第12節までの約100試合の結果をチェックしたところ満員だった試合は、これまで紹介した7クラブのホームゲーム以外に5試合ある。いや、5試合しかないといったほうがよいだろう。そしてこの5試合のうち3試合がバイエルンのアウェーゲームなのである。具体的には1860ミュンヘンとのミュンヘンダービーの他、ケルン、ボルシアMGとの試合で満員になっている。すなわち、どのクラブもバイエルンとの試合については満員になりやすいので要注意である。したがってバイエルン戦についてはホームゲームでの観戦をお勧めしたい。
 また残りの2試合については、具体的にはボルシアMG対シャルケ、ボルシアMG対ドルトムントなのだが、これらはダービーといってもよい好カードであるので致し方ない。ただ、ボルシアMGというクラブは名門クラブであり地域に根ざしているため、このようにスタジアムが満員になる可能性を持つクラブである。そこで、ここではバイエルン同様に「チケット入手困難度B」とした。また同じようにケルン、ハンブルガーSVも「B」ランクを与えている。
 とはいっても、満員になるのは近郊のライバルかバイエルンのようなクラブを相手にした好カードの時だけであり、よほどのことがなければ中下位クラブ相手に満員になることはなく、当日券も期待できる。いわんや、ランク「C」、「D」のクラブについては、バイエルン戦を除けば比較的観戦しやすい状況にあり、こうしてみるとブンデスリーガはかなり観戦しやすいリーグといえよう。中でも、首都ベルリンを本拠地とする強豪ヘルタ・ベルリンや、シュツットガルトのVfBシュツットガルトなどはスタジアムが大きくクラブとしての魅力もある一方で、客の入りはいまいちのため観戦には適している。また大都市のため観光旅行の合間に観戦するには良いだろう。

[ チケットの取り方 ]

 チケットの取り方だが、だいたいの試合は上の表で見て分かるように当日券で大丈夫である。しかし、良い席で見たい場合、満員が予想される試合カードの場合は前売りをチェックしたいところ。前売りについては、時間があれば数日前、もしくはもっと前に、町にあるチケット販売所で購入したいところ。たいていはスタジアム近くにチケットオフィスを設けているクラブが多いが、そのほか市内のファンショップなどで扱っている。とはいっても旅行者の場合は、滞在期間も短いし、時間も限られていることだろう。そこで一つの方法としては、ネットのオンラインチケット販売を利用すること。バイエルンのようにクラブで独自にチケット販売システムを持っているところもあれば、「eventim」と呼ばれるオンラインのチケットサービスがあり、ここでは、ドルトムント、ブレーメン、1860ミュンヘン、ヘルタ・ベルリンなどのチームのチケットを取り扱う他、ドイツ代表の試合のチケットも扱っている。また、各クラブにはチケットについての質問を受け付ける窓口がありたいてい公式サイトに載っている。分からないことがあればそこで質問したいし、また外国人旅行者であることを言って、チケットを前もって確保できないか尋ねるのも一つの方法だろう。
 なおオンラインなどでチケットを購入する場合、郵送によるチケットの到着は場合によっては試合日の数日前になることも多い。いつ届くかも問い合わせたいところだし、できれば宿泊予定先のホテル気付けで送ってもらうのがベターだろう。ただバイエルンのCLチケットのように何ヶ月も前に購入できるものについてはその限りではない。
 そして多くの試合で多くの人は当日券を利用することになるかと思うが、当日券については全てスタジアムのみでの販売になることについても記しておく。

関連リンク集
オンラインチケット販売「eventim」

[ スタジアムへのアクセス ]

 スタジアムへのアクセスについては、当サイトの各クラブ紹介ページに掲載しているので参考にしたい。一部クラブでは前売りチケットの場合、試合の時の市内交通機関の乗車券がチケット代に含まれていることがある。これは、試合時の交通機関の混雑の中でキセルをチェックできないことから、あらかじめチケット代に含んでしまっているのである。以前そのことを知らずに、「キセルしていたら検札官に見つかり困ってサッカーのチケットを見せたら許してくれた、なんてサッカーを愛する町なんだ!」という微笑ましい勘違いを聞いたことがある。
 なお、ドイツの場合サッカースタジアムに車で来る人がひじょうに多く、車で来るのが一般的といっても過言でない。そのため日本に比べれば、帰りの混雑は比較的少ない方かもしれないが、とはいってもアウェーサポーターもいるし、そもそもあまり帰りの混雑に対応していないので、結果としてやっぱり混む(笑)。

[ ドイツ・サッカーを大いに楽しもう! ]

 というわけで、以上がチケットなどに関するお話。これでチケットを買っていざスタジアム入りすることになるわけだが、せっかくだから観戦についても少し書いておく。まずチケットを切ってもらい、セキュリティチェックをしてからスタジアムに入るのは日本と同じ。その後、まずマッチプログラムを買うべし。たいてい2マルクから5マルクくらいで売られている。これはマッチプログラムというよりは、クラブマガジンといった性格が強い。各クラブはホームゲームの時に、このクラブマガジンを発行する。内容は、その日の試合の見所、選手紹介、敵チーム紹介の他に、2週間分のニュース、前節のアウェーでの試合の結果について、来週の展望、ユースチームなどクラブに関するコーナー、各種特集、選手インタビューなど盛りだくさんである。ドイツ語が分からなくてもビジュアル的に楽しめるので、ぜひおみやげに。おみやげといえば、マフラーなどのチームグッズもスタジアム内で販売されている。またスタジアムに隣接していることが多いファンショップでは、いろいろなチームロゴの入ったグッズを販売している。こんなものまで!という面白い商品もあるのでチェックしてみては。
 スタジアムではもちろん飲み物や食べ物を販売している。食べ物は、ハンバーガーやピザなどのファーストフード系が中心。個人的にはシュニッツェルを挟んだバーガーがお好み。あと飲み物は、ノンアルコールのところもあるようだが、たいていビールとジュースが飛ぶように売れている。冬の寒い日の観戦には、個人的に「グリューワイン」がお勧め。ホットワインのことなのだが、温めているためアルコール分はほとんど飛んでおり、お酒が飲めない人にもお勧めだ。これで温まりながらの観戦など、冬のドイツを感じさせる。あと、ジュース類としてはシュペツィというドイツが生んだ究極の飲み物がある(笑)。これはコーラとファンタオレンジを混ぜたもので、ただそれだけなのだ。なのにシュペツィというちゃんとした名前まで持っていて、店員がただ販売しているコーラとファンタを目の前で混ぜるだけで、この第3のメニュー、シュペツィは誕生するのである。これは暖かい季節の観戦向けかな。
 あとはこれらを片手に座席へ。寒かったら、座布団のレンタルも利用されたい。スタジアムでじっと座っているとけっこう冷えるので冬は特に暖かい格好で。そして、贔屓チームを応援し、大いにスペクタクルなドイツブンデスリーガを楽しみたい!




▲ このページのトップに戻る当サイトについてリンクお問い合わせeuronavi.net

Copyright (C) euronavi.net. All rights reserved.