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2000年欧州蹴球観戦紀行   欧州蹴球観戦紀行トップページへ戻る

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   2000年03月08日(水)夜、「バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリー」

チャンピオンズリーグ「バイエルン・ミュンヘン vs レアル・マドリード」

 混雑する地下鉄にゆられて、オリンピック公園の最寄り駅に到着。なんとホームでは何人かのドイツ人がチケットを求めている。マテウスのドイツ最終戦。どうやらチケットは完売のようである。幸い、私たちは昨年のうちにインターネットでバイエルンのサイトから問い合わせて購入済みだったので、チケットのことを心配することなく、スタジアムへ。そして、「蜘蛛の巣」のようなガラス張りの屋根が特徴のスタジアムに入場。マフラーを買ってから座席へ。

メインスタンドのチケット、拡大表示可[チケット入手について]

  ゴール裏 70DM(35.79EUR、4000円)
  FAXにて事前に購入

 このチケットについては、唯一出発前から手元に確保したものであった。というのも、3月の試合であったが、すでに2次リーグの組み合わせが確定した前年11月の段階で販売が始まり、11月中旬には自宅に送ってもらったものである。
 その取得の方法だが、バイエルン・ミュンヘンの場合、公式サイトにてクレジットカード決済でチケットの販売を行っている。そこでさっそくアクセスしてみたのだが、ドイツ語にあまり自信のなかった私は、不安を感じて、その旨をメールにて問い合わせてみたのだ。するとチケットオフィスのFAX番号を教えてくれ、次にそこへ英語でFAXを送信。それからすぐに返事が来て、クレジットカードの番号と住所などの必要事項を書いて送ってくれれば、チケットを届けてあげるといった内容であった。
 というわけで、もう一度FAXを送ったところ、その日の消印(1999年11月18日)ですぐにチケットを送ってくれ、約1週間で日本の自宅に、チャンピオンズリーグの生チケット到着となったわけである。もちろん定価。書留での送料にあたる手数料が若干かかるくらい。
 そして、この時点で満員になることを予想してチケットを確保したわけではなく、むしろオリンピア・シュタディオンはキャパがでかいので、まずチャンピオンズリーグの2次リーグの段階で満員になることはないだろうと踏んでいたので、まああらかじめチケット確保できていれば当日楽だろう程度の感覚であった。しかし、2月26日にレバークーゼンでブンデスリーガを観戦後、ドイツ在住のあり氏から、この試合が米国に渡るマテウスのドイツ最終戦になるというニュースを伺い、びっくり。案の定、本文でも書いたようにチケットを求める人が地下鉄の駅にもあふれる状態で、平日夜のCLにもかかわらず、マテウス最終戦ということで満員のオリンピア・シュタディオン。どんな試合であっても、事前に定価でチケットを確保できるなら、それに越したことはないと実感(もちろん、「定価」がポイント、何万円もかけて旅行会社から買うのはちょっと...)。

Photograph by St. Marco Kabayama 拡大表示可能
試合前のスタジアム

 まだピッチでは練習が行われていたが、モニターにはマテウスを追いかけるカメラからの映像が。すでにムードはマテウス一色。それから、いったん選手が引き上げ、やがて選手入場。もちろんモニターはマテウスを映す。ゴール裏のバイエルンサポは、マテウスの背番号10をハートマークの中にくりぬいた大きな幕を広げる。そして、「ローター・マテウス」コール(「浦和レッズ」と同じリズムのコールで、「ロター、マテェゥス!」)。その中で、ベッケンバウアー会長から、記念品の贈呈。

Photograph by St. Marco Kabayama  Photograph by St. Marco Kabayama
両チームの選手入場

Photograph by St. Marco Kabayama  拡大表示可能
選手整列

Photograph by St. Marco Kabayama
引退するマテウスとベッケンバウアー会長(右)

UEFA Champions League 2次リーグ(グループC) 第4節


バイエルン・ミュンヘン
4 前  半 1

レアル・マドリード
2 0
2 1
後  半
得 点 経 過
'4 ショル
'30 エウベル
  
'79 ツィックラー
'93 ツィックラー
 
  
'69 エルゲラ
  
  
出 場 選 手
(※ 選手名の右側の数字は、Kicker紙による採点)
(Kicker紙の採点は最高1、最低5)
バイエルン・ミュンヘン(3 - 4 - 3)
GK
カーン 2
DF
クフォー 2
マテウス 2.5 ('90 アンデション -)
リンケ 2.5
MF
サリハミジッチ 3
エッフェンベルク 2.5
フィンク 3
リザラズ 2
FW
P.セルジオ 3.5
エウベル 2 ('74 ツィックラー 1)
ショル 2.5 ('88 ビージンガー -)
レアル・マドリー(4 - 4 - 2)
GK
イケル 4
DF
M.サルガド 4
イエロ 5
カランカ 4 ('69 アネルカ -)
R.カルロス 3
MF
シェレミ 4.5 ('63 マクマナマン -)
レドンド 2.5
グティ 3.5
エルゲラ 3
FW
ラウール 2
モリエンテス 5 ('84 I.カンポ -)
警 告 ( ) / 退 場 (
ショル
エッフェンベルク
カランカ
R.カルロス  
[DATE]2000年3月8日(水)
[STADIUM]オリンピア・シュタディオン(ミュンヘン)
[ATTENDANCE]60,000人
Photograph by St. Marco Kabayama
白熱する試合

 あらためて、スタジアムが「ありがとうマテウス」一色になったところで、試合開始。この前の試合で、バイエルンは同じレアルとアウェーで対戦しており、その時なんとアウェーにて4−2でレアルを粉砕していた。ここに、今シーズンのレアルの絶不調と、昨年の悔しさをバネにチャンピオンズリーグ制覇を目指すバイエルンとの差が見られたが、この試合でもホームということもあり、試合開始からバイエルンペースで試合が展開。
 その勢い故か、前半わずかに4分。かなりオフサイド気味だったがショルが先制点。さすがにレアルはこの失点でリズムを失う。このあと、30分にエウベルが素晴らしいカウンター攻撃を展開、2回足元でリフティングの形でつなげて、3タッチ目でキーパーを交わす形でフワリとシュート。モニターに向かってカメラ目線で駆け抜け、喜びを爆発。エウベル、どこまでも絵になるストライカーである。
 後半の69分にロベルトカルロスではなく、エルゲラが超強烈なミドルシュートを叩き込み、一矢を報いた時は、さすがのバイエルンサポも呆然としたが、レアルの見せ場はそれただ一発のみ(それにしても、すごいスピードのボールだった)。このあと、観客に脱いだユニフォームを投げ、エウベルがアウト。代わって入ったツィックラーがこれまた大活躍。ツィックラーは試合終了約10分前に投入されたが、わずか十数分のうちに2得点。完全にレアルの息の根を止める。4−1、バイエルンの圧勝。それにしてもツィックラー、74分に入ってプレー時間はロスタイムも含めて約20分弱。その間に2得点。翌朝見た「Kicker」紙には、なんと評価「1」(最高評価)が。ふつう、途中交代の選手は採点不能「-」がつくのに、この好評価。すごすぎる。
 さて、ツィックラーが4点目を決めたのは、ロスタイムだが、その前にマテウスのための儀式があった。それはロスタイムに入る直前のこと。マテウスがアンデションと交代する形でピッチを出ることに。ドイツでのプレーに別れを告げるマテウス。ロベルト・カルロスと抱き合った後、ライン際で一礼。お疲れさまである。

拡大表示可能
[パノラマ写真] メインスタンドからの眺め

Photograph by St. Marco Kabayama  Photograph by St. Marco Kabayama
ロスタイム直前マテウス交代。拍手に包まれてピッチをあとに。

拡大表示可能 Photograph by St. Marco Kabayama
なんだかんだいってボロ勝ちしたバイエルン

拡大表示可能 拡大表示可能

 このマテウスの交代の後、会場の観客は皆、総立ち。そしてツィックラーの4点目。試合終了の笛、さらにマテウスのラストランと続いた。会場の観客が総立ちでマテウスを讃える中、スタジアムのすぐ横では、たくさんの打ち上げ花火が。バイエルンの勝利で終わってほんとによかったと思う。もし負けたりしてたら、むなしかっただろうな。ともあれ、無数の打ち上げ花火の中で、マテウスが報道陣に囲まれてラストラン。モニターにはマテウスの業績を讃えるVTR。こうして、感動の中で、マテウスにとっても、そして私たちにとっても「最後の試合」が幕を閉じる。

   2000年03月09日(木) ミュンヘン→アムステルダム(→成田)

 ミュンヘンもバルセロナ同様に滞在時間が短く、前日の昼に飛行機で着いてから、24時間も滞在せず、この日の朝には飛行機でアムステルダムへ。アムステルダムでは、時間が許す限り免税店でショッピング。そして日本行きの飛行機に搭乗。2月15日からの今回のヨーロッパ滞在もこれでおしまい。あとは、11時間半のフライトで一路日本へ。機内の映画1本目は「007」。

   2000年03月10日(金) 成田着

 翌朝ということになるが、体の中ではまだ深夜に、日本に到着。この日はたまたま寒かったらしく、東京がヨーロッパよりもずっと寒いのに驚く。そして鼻がむずむず、眼がかゆい。花粉症の私は、今回の渡欧で花粉症から逃れられると喜んでいたが、渡欧中は良かったものの、やはり日本では速攻花粉症に。おそるべし日本製スギ花粉。というわけで、12試合観戦の今回のサッカー観戦旅行から帰国。何事もなかったかの如く、再びふつうの生活に戻る。

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