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2000年02月29日(火)夜 ローマにて「SSラツィオ
vs フェイエノールト」観戦
チャンピオンズリーグ「ラツィオ対フェイノールト」@スタジオ・オリンピコ
トラムにて30分くらいでオリンピコ近くのターミナルへ到着。そこから橋を渡ってオリンピコへ。露天商が出てラツィオのマフラーとかを売っている。平日ということもあってか、それともラツィオサポーターってこんなものなのか、オリンピコ周辺も、中もそれほど混んではいない。したがって応援もいまいち。
[チケット入手について]
・バックスタンド中央 90.000Lit(46.48EUR、5400円)
ホテルに頼んで事前購入
旅行記本文でも書いたが、このCLのラツィオ戦と2日後のUEFA杯のローマ戦のチケットは、ローマで宿泊したホテルに頼んで取ってもらった。フロントのおじちゃんが買ってきてくれたようだが、いつ購入したかは不明。なお、この試合には関して言えば、かなり空席があったので、当日券でも余裕であったと思う。オリンピコはキャパが大きいので、平日の夜に行われるようなCLの場合、相手がよっぽど強豪でなければ、当日券はかたいとみる。前売りに関しては、ローマ市内のラツィオポイントで購入できる。また、ラツィオは公式サイトでインターネットによる予約販売を行っている(要クレジットカード、2000年3月の情報)。
なお、私の場合、ホテルからの定価での購入であるが、ホテルから余計なチャージを要求されたり、ホテルの知り合いのダフ屋から高額で購入する羽目になるケースもあるらしいので、きちんと値段やチャージなどを確認する必要がある。また、ダービーなどのチケット入手困難な試合を、直前にお願いしてもそれは不可能なことだと思う。当たり前だが。
|
私たちが座ったのは、バックスタンドほぼ中央の席。周囲は空いているので、自分の座席番号を気にせずに適当に座る。相手のフェイエノールト・ロッテルダムサポーターは、メインスタンド側のコーナーに設けられたアウェーの席に警官に囲まれて、数十人程度。以下のパノラマ写真でいうと向かって左側奥にフェイノールトサポは陣取っていた。一方、ホームのラツィオサポはゴール裏で盛り上がっているわけだが、その中心は、向かって右側。これが、後日観戦したローマ戦だと、全く逆でローマサポの中心は、バックスタンドから向かって左側になり、アウェーサポの隔離エリアは右側奥となる。これがいわゆるクルバノルド(北側ゴール裏、すなわちダービー時のラツィオサポのエリア)とクルバスード(南側ゴール裏、ローマサポのそれ)である。もっとも、どちらの試合でも、ダービーではないので、反対側のゴール裏にもたくさん熱心なサポーターがいたが。

[パノラマ写真] バックスタンドほぼ中央からの眺め
| UEFA Champions League 2次リーグ(グループD)
第3節 |


SSラツィオ |
1 |
前 半 |
2 |


フェイエノールト |
| 1 |
0 |
| 0 |
2 |
| 後 半 |
| 得 点 経 過 |
'37
ヴェロン
|
'78 トマソン
'84 トマソン |
| 出 場 選 手
|
SSラツィオ(4
- 4 - 2)
GK
マルケジアーニ
DF
ロンバルド
コウト
ミハイロビッチ('40 ネグロ)
ゴッタルディ
MF
シメオネ
センシーニ
ヴェロン('69 ネドベド)
ボクシッチ
FW
S.インザーギ('60 スタンコビッチ)
マンチーニ |
フェイノールト・ロッテルダム(4 -
4 - 2)
GK
デュデク
DF
ルザサ
デ・ハーン
コンテルマン
ファン・ゴッベル
MF
デ・ヴィッサー('75 サマルダジッチ)
パーウヴェ
ファン・ハステル('82 ギヤン)
ボスフェルト
FW
クルス
カルー('46 トマソン) |
| 警 告 ( ■
) / 退 場 ( ■
) |
■
ロンバルド
■
スタンコビッチ
■
シメオネ
■
コウト |
■
デ・ハーン
|
[DATE]2000年2月29日(火)
[STADIUM]オリンピコ(ローマ) |

選手入場・整列(左)、ラツィオのキックオフ(右)

アレン・ボクシッチ(左)、フェイノールトが逆転ゴール!(右)
試合の方だが、ラツィオのメンバーは、いわゆるターンオーバーでチャンピオンズリーグ向けのメンバー。というか、どちらかというベストメンバーではないご様子。私は、個人的に、これを「デルモンテ・ラツィオ」と呼んでいる。リーグ用とCL用で、まるで別のチームを持っているようなラツィオ。ユニフォームまで、リーグで使用している「CIRIO」のマークの入ったものではなく、「デルモンテ」のスポンサーロゴが入ったモデル。やはり、相手のフェイエノールトをなめているのか。
それでも、一進一退の後、ヴェロンのループでラツィオが先制したときは、やっぱりラツィオは強いなぁと素直に感心してしまう。さらに、ミハイロビッチのフリーキックも、失敗に終わったが豪快に炸裂。生ミハミハのフリーキックを観たのは初めてでかなり衝撃を受けた。はっきりいってテレビで観るそれとは全然違う。野球を見に行ってピッチャーの球が早く感じる感覚と似ているのか。テレビのスローとかで、良くカーブがかかっているとかが強調されるが、スピードがすさまじい。早すぎる。でも、そのミハミハも、前半40分でネグロと交代してしまう。
その後は点が入る気配なし。もしやこのままこの1点で逃げ切るつもりなのかエリクソンは?そんな雰囲気で前半終了。そして後半、アウェーのフェイエノールトは勝負をかけてくる。後半開始からデンマーク代表のストライカー、トマソンを投入。しかし、依然、あわよくばこのまま1-0で逃げ切ってしまおうとするラツィオの前に、1-0のままの膠着状態。攻めるフェイエノールト、守るラツィオ。どっちがホームでどっちアウェーか分からなくなってきた後半30分少し手前、トマソンの同点ゴール!さらに、わずかに6分後、またまたトマソンの逆転弾。フェイエノールトをバカにしすぎのラツィオの布陣を見事に粉砕。大活躍のトマソンのトマソンに、数少ないフェイノールトサポが歓喜。私のすぐ後ろに、マリファナでもやってんのかというような、目の焦点があっていない、若者がじっと黙って試合を観戦していたが、この2ゴールで大声で騒ぎ出す。そう、立派なオランダから来たフェイエノールトサポなのであった。
あとは終了のホイッスルを待つだけで、フェイノールトが見事な逆転劇を演じる。先ほどの麻薬中毒っぽい若者の他にも、私の後ろには十数人のフェイエノールトサポーターが紛れ込んでいて、試合後、後ろの方に集まって、旗をふり、応援歌を熱唱。
はっきりいって、この試合、高いカネ払って観に来ている客に失礼な試合内容を演じたラツィオにかなり失望。私の前で、父親と祖父の二人のラツィアーレに連れられてやって来た、まだ幼い女の子は、集めている選手のカードを見つめつつ、がっかり。「なんで、勝てないのよ、こんなにたくさん強い選手がいるのに!」といったご様子。子供の夢もうち砕く、ターンオーバー失敗のラツィオ。どのチームだって試合に負けることはある。でもあのような失態では...。それは、今思えば、その後ヴァレンシアに大敗することになるラツィオの行く末を暗示するかのようだった。
ホテルへ戻ってもラツィオ批判が続いたが、そんな余裕もなく、明日のために荷物を準備して就寝。なんといっても、明日はローマからバルセロナへ移動してのCL観戦が控えているのだ。
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